「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」が高岡市美術館へ巡回

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東京都の世田谷美術館で、大好評のうちに幕を閉じた「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」展。6月16日(金)から7月30日(日)の期間、富山県は高岡市の高岡市美術館で巡回展を開催中です。

花森安治(1911-1978)は、1946年に大橋鎭子(おおはし・しずこ)とともに衣裳研究所を設立し、1948年に生活家庭雑誌『美しい暮しの手帖』(後の『暮しの手帖』)を創刊しました。
〈衣・食・住〉を基本に、もののない時代には〈工夫とアイデア〉による豊かな暮しを提案、高度成長期には〈日用品の商品テスト〉を実施、食品添加物や公害問題が叫ばれた70年代には〈社会の矛盾を鋭くえぐる批評〉を展開。『暮しの手帖』を舞台に、表紙画からカット、レイアウト、新聞広告、中吊り広告まで、取材や執筆はもとより、制作から宣伝まですべてを手がけたのが編集長・花森安治だったのです。

本展では、戦時中の大政翼賛会での仕事にも着目しつつ、花森が全身全霊をかけて打ち込んだ出版活動を、ひとつの雑誌を超えた「運動」として捉え、多彩な仕事のなかからその思想を探ります。当時の『暮しの手帖』の紙面や関連資料のほか、表紙画の原画、広告デザインなども一望できる大充実の内容となっていますので、ぜひ足をお運びください。

「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」

期間:2017年6月16日(金)~7月30日(日)
会場:高岡市美術館
オフィシャルサイト:http://www.e-tam.info/

関連企画
■講演会「父・花森安治のこと」
花森安治の長女である土井藍生氏に、父と過ごした日々を娘の視点からお話しいただく貴重な機会です。
日時:6月25日(日) 14:00~15:30(開場13:30)
話し手:土井藍生氏
聞き手:矢野進氏(世田谷美術館学芸員)
会場:高岡市美術館 地階ビトークホール
定員:80名(先着順)
参加費:無料

■ギャラリートーク
日時:7月1日(土)、7月22日(土) 14:00~15:00
会場:高岡市美術館 1階企画展示室 
参加費:無料(要観覧券)

■ミニレクチャー「『暮しの手帖』を読んでみよう」
『暮しの手帖』って、どんな雑誌?雑誌の実物を見ながら、花森安治の編集術にふれてみましょう。
日時:7月6日(木)、13日(木) 13:30~14:00
講師:高岡市美術館学芸員
会場:高岡大和・御旅屋セリオ6階 特設会場
参加費:無料

■会期限定メニュー
 『暮しの手帖』のレシピをもとにした会期限定メニューを、ティーラウンジアーク(地階)にて提供いたします。