東京の南西、中部地方に位置する県。標高2,000〜3,000メートルを越す山々に囲まれており、南には富士山がそびえている。 武田信玄が考案したともいわれる「ほうとう」は、代表的な郷土料理として知られる。 山梨県でつくられる「甲州印伝」は、軽く柔らかな鹿革と、漆の上品さが調和する伝統工芸品。鹿の革をなめして加工し、漆を用いて模様づけする。江戸時代に編み出されて以来、鹿革の軽く柔らかな風合いと漆の上品さが評判を呼び、様々な用具に用いられてきた。