島根県

中国地方、日本海側にある県。
東部にある出雲エリアでは、古代から近世にかけて「たたら製鉄」と呼ばれる鉄作りの技法が発展し、江戸時代から明治初期にかけて国内製鉄の中心を担った。また、古墳時代から平安時代にかけて、勾玉を始めとする玉類の一大産地として栄え、現在も工房跡が多く残っている。
松江は、お茶文化の町としても知られる。立役者は松江藩七代目藩主、松平不昧公 。自ら流派を打ち立てるほどお茶を愛したことで知られ、今も松江市民は日常的に抹茶を飲む習慣があるという。