栗林公園
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高松の中心部に位置しながら緑豊かな景色が楽しめる、江戸初期の回遊式大名庭園。国の特別名勝指定を受けた文化財庭園の中では国内最大規模を誇る。紫雲山(しうんざん)を背景に六つの池と十三の築山からなり、その変化に富んだ美しさは一歩一景と謳われる。1千本にのぼる職人の手が入った手入れ松は見事。早朝から散策を楽しめる園内では、かつて高浜虚子も訪れたお茶屋さん「花園亭」で朝粥をいただける(要予約)。江戸時代にお茶文化が発達し、蓮池を巡って最後にお茶を一服する早朝の茶会が開かれていたのが、朝粥文化の原型だとか。朝の新鮮な空気の中で、景色を愛でながらゆっくりと味わいたい。ひととおり散策を楽しんだら、東門横にあるかがわ物産館「栗林庵」にも立ち寄りたい。讃岐うどんやオリーブ製品、和三盆などの定番アイテムはもちろん、香川漆器や高松張子などの工芸品まで、スタッフのセレクトで県内中のお土産が揃う。




