芭蕉翁記念館

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上野市駅から徒歩5分。伊賀上野公園の一角にある芭蕉翁記念館では、伊賀出身の松尾芭蕉の真蹟をはじめ近世から現代に至る俳諧連歌に関する資料が保存・展示されている。設計は、建築家・城戸武男によるもの。1959年に建てられた、モダンな平屋建築である。
松尾芭蕉が活躍したのは、町人文化が大きく花開いた元禄年間、徳川第五代将軍・綱吉の時代だ。芭蕉は俳句の名人として名高いが、もとは滑稽さを追求する俳諧連歌に心酔していた。草庵に隠遁し、自然と向き合うことで芭蕉のスタイルが確立された。それが俳諧連歌の発句だけで表現し、17文字だけでわびさび、諸行無常を表現する蕉風だ。伊賀に農民の子として生まれてから俳聖と呼ばれるまでの、松尾芭蕉の足跡を感じてみたい。

入口の池には芭蕉の句にも登場する杜若( かきつばた )が
自然光が差込む気持ちいい空間
学芸員の馬岡さん。芭蕉を説明して数10年
建物は建築家・城戸武男による設計

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