【はたらくをはなそう】中川政七商店  佐川弥生

佐川 弥生
中川政七商店 LACIHIC店


2010年 新卒入社。遊中川 あべのand店 配属
2013年 遊中川 奈良近鉄店 店長
2015年 遊中川  奈良本店 店長
2017年 生活雑貨カンパニー 小売課
2019年 中川政七商店 近鉄百貨店奈良店(復職)
2019年 中川政七商店 阪神梅田本店 
2022年 中川政七商店 京都伊勢丹店(復職)
2022年 中川政七商店 LACHIC店 



わたしは奈良市出身なのですが、お恥ずかしながら中川政七商店を知ったのは就職活動のとき。ゆかりある奈良の企業であることと、中川政七商店が掲げる「日本の工芸を元気にする!」というビジョンが、自分たち第一ではなく他者について考えているところに惹かれ、新卒で入社しました。

あれから12年。現在は2回の産休・育休を経て、名古屋の店舗で働いています。

わたしは接客の仕事が好きです。
店に立つと気持ちも姿勢もシャキッとするし、一緒に働く仲間やお客様から、いつもエネルギーをもらっています。

心がけているのは、自分のこころにゆとりを作ること。

むかし、ある方から「販売の仕事は、こころの一番柔らかいところでお客様に接する仕事なんだよ」と教わりました。当社には接客で大切にしたい考え方として”接心好感”という言葉があり、そこにも通じる気がして、こころの柔らかい部分でお客様に接すること、そのためにこころにゆとりを持つことを意識してきました。

お店では、こころの柔らかいところを自然に出せるよう、常に3割程はゆとりを作りたいと頑張っています。そうやって意識しないと、性格上、あれもこれもと詰め込んでしまうのです。

ゆとりを作るためにと、早めに準備したり、方法を工夫したり、自分のコンディションを整えたり、時には人に頼ったり。
まだまだ試行錯誤中ですが、目指せ”外側はシャキッと、こころはふわふわっと”です。

仕事をしていて嬉しいことは、教育を担当させてもらった新人スタッフさんたちの成長が見れること。

皆さん最初は表情や動作が固まりがちなのですが、一緒に何度も試してみて、出来なかったことが出来るようになると、自信が付いて魅力も輝いていきます。その人らしい気配りや接客が増えていく過程をそばで見られるのが嬉しく、「わたしも頑張らないと!」と奮起させられています。

また、お客様から実際使われている商品の話を聞くのもとても好きです。

「手入れをしながら愛でて使ってくださっているんだな」「生活の大切な一部になっているんだな」と感じる瞬間だからです。
お使いの様子は直接見れないものの、話を聞きながら想像させてもらいます。

店に並べた時は同じ顔に見えた商品たちが、お嫁にいった先のそれぞれの暮らしのなかで育てられていることがとても嬉しいのです。

そんな風に、日本の工芸たちが生活に馴染んでいる景色が、もっと増えていきますように。
そのお手伝いが出来るこの仕事を、とても誇りに思っています。


<愛用している商品>

番茶 茶の木番茶

朝起きると、まずお茶を作って飲むのが日課です。お気に入りは茶の木番茶。まだ家族が起きてこない静かな時間に、ごくごく飲んでほっこりしています。カフェインが少ないので、寝る前にも。

かもしか道具店 なっとう鉢 こぶり

ねぎや海苔、梅干し、キムチなど、その時の気分によって納豆にいろいろ加えて楽しんでいます。具材を一緒に入れても混ぜやすく、そのまま食卓に並べるとちゃんと一品に見えるので気に入っています(笑)。納豆が好きな両親にもプレゼントしました。

すっきり飾れる手ぬぐい掛け

手ぬぐいの柄を変えるだけで手軽に季節を感じられるので、リビングの入り口に飾っています。
天然木のやさしい質感は、手ぬぐいのデザインを引き立ててくれるんです。
マグネットになっているので、着脱が簡単。手拭いも壁も傷つけず、ピシッと美しく飾れます。

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