三条凧合戦

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時は江戸時代のはじめ、日頃から武士に鬱憤を感じていた三条の鍛冶屋の子どもたちが、武士の子どもたちが揚げていた凧に、自分たちが揚げた凧の糸を絡ませて切り、遠くに飛ばしてしまった。この争いがやがて大人同士の凧合戦となり、現在、6月の第1土日に行われている「三条凧合戦」にまでその歴史は続いてきた。かつて合戦をとがめた役人に人々は「あれはタコでなくイカだ」と言い返したという説話から、今も三条では凧のことをイカと呼ぶ。合戦では江戸時代から六角巻凧と呼ばれる六角形の大凧が用いられ、現在もその伝統にのっとって、2日間にわたる白熱した戦いが繰り広げられる。

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