皆美館
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松江の城下町、宍道湖畔に佇む「皆美館(みなみかん)」は1888年創業の老舗旅館。創業当時より現在に至るまで「客のこころになりて亭主せよ」との七代目松江藩主・松平不昧公の言葉のもと、客への心遣いと奉仕の精神を大切にしている。その居心地の良さは島崎藤村も紀行文に記したほどで、小泉八雲をはじめ芥川龍之介、川端康成、志賀直哉など数多くの文人たちに愛されてきた。宍道湖を借景にした枯山水式の庭園は海外からの評価も高く、米国の日本庭園専門雑誌で「日本国内の優れた日本庭園」にランクインしている。昔ながらの風情を残した部屋、モダンなつくりの部屋など趣が異なる全14部屋。宍道湖と庭園を眺めながら、ゆったりと過ごしたい。