玉作湯神社

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ここ数年、「願いを叶えてくれる石がある」として注目を集め、パワースポットとしてその名を知られるようになった玉作湯 (たまつくりゆ) 神社。お祀りするのは勾玉づくりの祖とされる櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)。天照大神 (あまてらすおおみかみ) の岩戸隠れの際に、のちの三種の神器のひとつ、八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)を作ったとされる神様だ。近年注目のきっかけとなった「願い石・叶い石」も、古くからの勾玉産地である玉造の職人たちが、「いい勾玉がつくれるように」と感謝と決意を込めてお参りするものだったという。神社の家紋に当たる神紋 (しんもん) には勾玉が象られ、境内には一帯の工房跡地から出土した玉類の完成品、道具類など700余りを保管する収蔵庫もある。いずれも国の重要文化財だ。
参拝とともに土地のものづくりの長い歴史にも思いを馳せてみたい。

玉作湯神社
清々しい境内
願い石
神秘的な「願い石」に、社務所で授けてもらう「叶い石」を触れさせて願をかけると、石のパワーがおすそ分けされて願いが叶う、と言われている
お賽銭箱の正面に見て取れる神紋。勾玉が象られているのがわかる
お賽銭箱の正面に見て取れる神紋。勾玉が象られているのがわかる

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