西明寺

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西明寺の笑い閻魔

益子町を見下ろす高館山、その中腹に位置する西明寺は、737年に行基によってひらかれた古刹だ。本尊は十一面観音菩薩で、坂東巡礼第20番・下野第13番の札所でもある。境内には国の重要文化財に指定された室町時代の建築物が3つあり、中世建築の重厚さを間近で見ることができる。本堂内には鎌倉時代の仏像が一堂に安置され、いずれも県の重要文化財に指定されている。また、世にも珍しい「笑い閻魔」も見ものだ。天然記念物のコウヤマキやシイの巨木も生育するなど、豊かな緑に囲まれた西明寺。ハイキングがてら、歴史と風情を感じたい。

室町時代に建立された楼門 (国指定重要文化財)
室町時代に建立された楼門 (国指定重要文化財)
層によって建築様式が異なる三重塔(国指定重要文化財)
層によって建築様式が異なる三重塔(国指定重要文化財)
本堂。12年に一度、午の年には秘仏の本尊が公開される
本堂。12年に一度、午の年には秘仏の本尊が公開される
本堂内の厨子(国指定重要文化財)。中に本尊が安置されており、周りを鎌倉時代の仏像群が取り囲む
本堂内の厨子(国指定重要文化財)。中に本尊が安置されており、周りを鎌倉時代の仏像群が取り囲む
「ハハハ」と真言を唱えて笑う「笑い閻魔」
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参道の両脇には天然記念物のシイの林が広がる
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