薩摩ガラス工芸

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「薩摩ガラス工芸」は、薩摩藩主、島津家肝煎りの殖産興業事業から誕生した工芸品、薩摩切子の工房。幕末の動乱によってものづくりは一時は途絶えたものの、島津家の系譜を継ぐ株式会社島津興業により、100年の時を経て現代に復刻された。工房とギャラリーショップが併設された施設内では、現在の薩摩切子のものづくりとその歴史、伝統を同時に体感できる。
ガラスの成形からカットや磨きまで全工程が揃った工房は全国的にも非常に珍しいという。鹿児島市内からは車で15分ほどの場所にあり、バスでのアクセスも良好。誰でも予約なしで職人の技術を間近で見学できる。すぐ隣にはかつての島津家の別邸、名勝 仙巌園 (せんがんえん) と、当時の殖産興業事業の中心であり、現在は博物館となっている尚古集成館が並ぶ。ぜひ合わせて足を運んで、この地から近代国家を志した幕末の熱気を感じてみたい。

2017年にリニューアルしたばかりの工房
工房の目の前には仙巌園、尚古集成館の敷地が広がる
工程がわかりやすいよう、随所に解説パネルが設置されている
深さや角度を細かく調整しつつ、色ガラスを削って模様を切りだしていく職人技を間近で見学できる
薩摩切子カットの様子
併設のギャラリーショップ

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