古梅園

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安土桃山時代1577年に創業、約440年の歴史を誇る奈良墨の老舗「古梅園」。奈良墨は奈良の伝統工芸品で、古くから日本の書にはなくてはならない存在。こちらでは代々の墨師によって墨づくりの技術が受け継がれており、今も当時と変わらぬ姿の建物で墨づくりを行っている。冬の間は、にぎり墨づくり体験も可能(有料・要予約)。体験の方は墨づくりを間近で見ることができるので、その手法や墨師の力強い手元も必見。暖簾をくぐるとふわりと香る墨の香りが心地よく、ついつい長居をしてしまうお店。丁寧に一つひとつ作られる墨はとても貴重なもの。奈良で粛々と続いてきた伝統の技を五感で感じたい。

歴史ある店構え。古くからの看板も見ものだ。
歴史ある店構え。古くからの看板も見ものだ。
暖簾の奥で、今も寒い冬の期間に墨づくりが行われている。
暖簾の奥で、今も寒い冬の期間に墨づくりが行われている。
宮内庁御用達。文化財として価値のある建物内をじっくり探訪したい。
宮内庁御用達。文化財として価値のある建物内をじっくり探訪したい。
店頭にはさまざまな墨がところ狭しと並ぶ。
店頭にはさまざまな墨がところ狭しと並ぶ。
丁寧に彩色された墨は、使うのがもったいなくなる芸術品。
丁寧に彩色された墨は、使うのがもったいなくなる芸術品。

写真:眞崎智恵

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