陶山神社
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1658年創建の、全国でも珍しい焼き物の神様が祀られた神社。境内には白磁に青の唐草模様が美しい鳥居をはじめ、焼き物の狛犬や灯篭などが並ぶ。これらは窯元や職人をはじめ、各地区から奉納されたもの。職人たちが腕を競い合い、産業を発展させてきたことがわかる。
高台には、1917年に有田焼創業300年を記念して建てられた有田焼陶祖・李参平の碑があり、有田の町を見守っている。5月4日には先人に感謝し、有田焼の繁栄を願う「陶祖祭」が行われ、多くの人々が訪れる。社務所には宮司自らが焼くお守りやお札もあり、なにからなにまで焼き物尽くし。町のシンボルであり、有田の人々の焼き物にかける思いが感じられる神社である。