なら燈花会
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1999年に誕生した「なら燈花会」は、世界遺産の地である奈良に集う人々の祈りをろうそくの優しい灯りで照らし出す夏の風物詩。毎年8月のたった10日間、奈良公園一帯の会場が毎晩2万本もの灯りで彩られる。「燈花」とは灯芯の先にできる花の形のかたまりのことで、これができると縁起が良いといわれている。奈良公園の浮雲園地では広々とした芝生の上で天の川をイメージした灯り、浮見堂ではお堂のライトアップや美しく水面に映る姿、竹アーチの灯りが印象的な浅茅ヶ原など、各所それぞれに印象的な灯りに出あえる。期間中は奈良県庁の屋上も無料開放されるので、広く見渡せる景色も満喫したい。毎年開催されるさまざまな催しもお楽しみに。





写真提供:奈良市観光協会