目細八郎兵衛商店
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1575 (天正3) 年の創業以来、440年以上にわたり針の製造販売を続ける老舗。糸が通しやすく使いやすい縫い針「めぼそ針」をはじめ、鮎釣りに使われる毛針が発展した伝統工芸品「加賀毛針」、その加賀毛針を使ったフェザーアクセサリーがそろう。
成形がむずかしいとされる絹針の「目穴・目度」を、初代の八郎兵衛が試行錯誤して工夫し、糸の通しやすい良質な針をつくりあげた。その針の品質が加賀藩主に認められ、「めぼそ」という針の名前を授かり、店の名前ともなっている。
店内ではフェザーアクセサリーの製作体験も可能。好きな色の針と羽を組み合わせてブローチを作りながら、加賀毛針の伝統の技術にふれることができる。