豊島屋 本店
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1894年(明治27年)に鎌倉の地で創業した豊島屋。鎌倉土産の定番、鳩サブレーが生まれたのは明治30年頃、たまたまお店に立ち寄った外国人のお客さんが初代久保田久次郎氏に手渡した1枚のビスケットがきっかけだったそう。はじめは丸型だったものが鶴岡八幡宮の象徴である鳩に着想を得て、愛らしい鳩型が誕生した。生地の抜き型は当時のデザインそのままだという。八幡宮の参道に面した本店は重厚感のある白壁と大きく掲げられた「鳩サブレー」の文字が目印。ゆらめく暖簾をくぐったら、おなじみ「鳩サブレー」の黄色いパッケージがズラリと並んで迎えてくれる。本店限定のパッケージや鎌倉の風物を織り込んだ季節のお菓子、ついつい欲しくなってしまう文房具などの鳩グッズも見逃せない。

