【はたらくをはなそう】EC課 森田康寛
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森田康寛
EC課
新卒で金融関連の企業に入社。3年勤めた後、Webデザイナーに憧れて大阪のWeb制作会社へと転職。コーポレートサイトやキャンペーンサイトのデザイン、コーディング等に携わり、4年半ほどWeb制作の経験を積み、2019年9月、中川政七商店にWebデザイナーとして入社。
現在はEC課に所属し、新規Webページ作成やECサイトのUI・UX改善、メールマガジンの配信などを担当している。
肩書はWebデザイナー。
“日本の工芸を元気にする × Web”という、工芸とデジタルを掛け合わせた非常に魅力的な仕事です。
もともと私がWebデザイナーを志したのは、大学時代に独学でWeb制作を学んだことがきっかけでした。新卒で入社した奈良の大手企業では、いずれWeb担当の仕事に就けたらいいなという気持ちで勤めていましたが、やはりWebサイトをつくる仕事がしたい!と奮い立ち、意を決して大阪のWeb制作会社へ転職。
そこでは仕事を通じて実践的なWebの技術を学び、様々な経験を積むことができました。
中川政七商店に入社したきっかけは、当時、30歳を目前にして自分が本当にやりたい仕事は何かを考えたとき、中川政七商店でしかできないことだと思ったからです。
Webサイトを “つくる” だけではなく “育てる” 立場になりたい。
クライアント視点ではなく、実際にWebサイトを利用するユーザーの視点を大切にしたい。
改善を施して洗練させ、素敵なWebサイトに育て上げた結果、ものづくりの人たちにも貢献でき、喜ばれるような仕事をしたい。
そんな思いで中川政七商店に入社しました。
現在は、新規Webページの作成や当社ECサイト(オンラインショップ)のUI・UX改善、メールマガジンの配信を主に担当しています。
Webデザイナーといっても所属はEC課なので、ほぼ毎日メルマガの文章を考えたり、カメラを持つ日もあったりと、多岐にわたる仕事で面白い!
さらに当社では、力を入れた商品の発表に加え、毎年ユニークな取り組みが立ち上がっています。
最近では『SaDo』という新プロジェクトのWebページ制作にも携わる機会があり、日々刺激を感じながら仕事に取り組んでいます。
仕事に取り組む際、私の中でずっと大切にしている言葉があります。
「美は細部に宿る」。
細部まで妥協せずに仕上げることで全体の美しさが高まる、という意味。
建築の世界から生まれた言葉で、一般的には“神は細部に宿る” というのが正確なのだそうですが、大学時代に教授から教わって以来ずっと心に残っている言葉です。
Webデザインに携わることで、この言葉の重さを痛感しました。
1ピクセルのずれでも違和感を与えてしまうほど顕著に、小さな妥協が全体の美しさを崩してしまうのです。
デザインだけではなく、日々の仕事や他者とのやりとりにおいても同様。
これでいいや、というちょっとした妥協で成果が出なかったり、はたまた悪い印象を与えて信用を失うことすらあると思います。
このメールの文章でちゃんと内容が伝わるかな。
そんな些細なことでも細部に目を配ることで、相手への思いやりにも繋がり、お互いに気持ちよく仕事ができると思います。
と言いいつつも、細かいことばかりに夢中になっていては、仕事は終わりません。
全体を俯瞰し、物事を判断する能力も大切。
妥協はしない、でもやり過ぎずしっかり成果が出る力量を。
無理をしすぎず、適切なバランスで意思決定をすることも重要だと考えています。
間近で新しい日本の工芸が産声を上げる環境に身を置けるのも、中川政七商店ではたらくうえでの楽しい一面。
新作商品の説明会に参加するたび、この素敵な商品たちをしっかり全国のお客様の手元に届けたい!そんな風に気持ちが搔き立てられています。
どうすれば商品の魅力がより伝わるのか。
どうすればECサイトを快適にし、お客様に楽しくお買い物をしていただけるのか。
マーケティングはもちろんWebサーバーの知識も必要になるなど、年々仕事の幅が広がってきて戸惑うこともたくさんあるのですが、今まさに「Webサイト(ECサイト)を育てる」ことに携われていると実感を得ています。
自分自身も成長しながら、もっと中川政七商店のECサイトを育てていきたい。
その成長によって、お客様がよりお買い物を楽しんでいただけるように。
そしてその結果、日本の工芸を元気にすることに繋がれば、これほど誇らしいことはありません。
<愛用している商品>
おすすめ理由:朝のお弁当づくりには「小」、夕飯には「大」と、食材やシーンにあわせて両方のまな板を使いわけています。4年以上使っていますが、黒カビは生えていません。薄くて軽く、食洗機にも余裕で入るのでとても重宝しています。
おすすめ理由:今まで使ってきたスポンジの中で、圧倒的に最強。ずっと使っていてもへたったりボロボロになる気配がありません。買い替え時がわかりません。
おすすめ理由:ゴミを減らす目的で購入。使い捨ての紙のフィルターと異なり何度も使え、お手入れが簡単なのもうれしいポイント。段々とコーヒー色に染まっていき、経年変化も楽しめます。
中川政七商店では、一緒に働く仲間を募集しています。
詳しくは、採用サイトをご覧ください。
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