【わたしの好きなもの】夏の暮らしに涼しさとワクワクを。「硝子の涼菓皿」

気が付けば今年も夏本番が目の前に。ついこの間まで朝晩の冷え込みに悩まされていたような気がするのですが、季節の移ろいは早いものだなとつくづく感じます。

「過ごしやすい期間がもう少し長くてもいいのに…」

そんな風に先回りしてげんなりする大人を横目に、子ども達は「プール楽しみ!」「夏休みはどこ行く?」などと元気そのもの。

その姿勢を見習いつつ、大人らしくあれこれ工夫も凝らしつつ、夏の暮らしを楽しんでいきたいと思う今日この頃です。

夏を快適に過ごすための方法は多々ある中で、今回おすすめしたいのが、見た目にも涼やかなガラスのうつわを取り入れるということ。

足つきで特別感があり、夏の時間を豊かにしてくれる「硝子の涼菓皿」をご紹介します。

好きな果物を載せるだけで、デザートの時間が少し特別なものに

夏を乗り切るうえで、きちんと食事をして十分な栄養を取ることは必須です。でも、暑くてなかなか食欲が出ない時もありますよね。

そんな時に食器やカトラリーに少しだけ変化を加えてみると、日々の食卓に季節感や彩りが増して、メニューを考えることが楽しくなったり、気分が上がって食欲が出てきたり、良い効果があるなと感じています。

この「硝子の涼菓皿」はその名前にもある通り、涼を感じる冷たいデザートに合わせやすいうつわです。ガラスならではの透明感があり、足つきで高さもあるので、シンプルに果物を載せるだけで美しく見栄えがします。

初夏に美味しいビワ

我が家では食後になにかしらの果物を食べることが多く、この季節はみんな大好きなスイカや、旬を迎えるアメリカンチェリーなどが定番。スイカは食べやすくカットして、アメリカンチェリーは洗って載せるだけですが、どちらもガラスのうつわとの相性は抜群です。

好きな果物はあっという間に食べてしまうので、美しさを楽しむ時間は一瞬。食べ終わった後、次はこんな果物も載せてみたいなと、うつわとの相性で色々と考えるのもまた楽しい時間です。

ヨーグルトやプリンなど、いろいろと試してみたくなる。5歳の娘曰く「足の部分を左手で持つと食べやすい!」とのこと

食卓や家の中に涼やかな季節感を

夏野菜のサラダなど、おかずの一品を盛り付ける際に使用すると、それだけでぐっと季節感が出るのもこのお皿の魅力。高さがあることで平皿などとのバランスも良く、食卓が華やぎます。

食事以外の場面でも、たとえば薄く水を張ることでお花や実ものを生ける花器としても存在感を発揮します。

季節の花を浮かべて

買ってきた当初は丈の長い切り花も、茎を少しずつ切っていくうちにだんだんと短くなっていきます。普段はそれに合わせて小さな花器に入れ替えるようにしていますが、花びらが散りはじめたタイミングでこのお皿に移し替えてあげると、さらにしばらくの間、季節のお花の風情を楽しむことが可能です。

透明なガラスはどんなお花とも相性が良く、その魅力を引き立ててくれます。

切り花が散りはじめたら、花びらを浮かべてみる

そのほか、肉厚で丈夫な仕上がりのため、小物置きとして使うのもおすすめ。高さがあることと、インテリアとしては家の中にあまりないガラスの異素材感も相まって、どこに置いたか忘れがちな鍵などの定位置として活躍します。

「これ作ったから飾っておいて!」と、突然やってくる娘の作品置きとしても優秀。特別感があるのか、娘も満足げ。

とりとめもなく「硝子の涼菓皿」の魅力をお伝えしてきましたが、これひとつあるだけで、これからの季節を過ごす心持ちがずいぶん変わってきました。シンプルでさまざまな用途に使える一方で、透明なガラスならではの美しさ、手仕事によるゆらぎと涼やかな存在感を持った少し特別なお皿です。

また季節が変わる頃には「気が付けばもう冬か」と、相変わらずその早さに驚いている自分が想像できますが、その時に「もう少し夏が長くてもいいのに…」と名残惜しく思えるように、夏の暮らしを楽しんでいきたいと思います。

<紹介した商品>
硝子の涼菓皿

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文:白石雄太

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