のごみ人形工房
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佐賀県鹿島市の郷土玩具「のごみ人形」を手掛ける工房。1945年 (昭和20年) の終戦後、染色家の鈴田照次 (すずた てるじ) さんが「人々の心を少しでも明るくしたい」という思いから、のごみ人形を作り始めた。誕生から数年後には、日本三大稲荷の一つで同市内にある祐徳稲荷神社の境内でも、魔除け・開運の人形として売られるように。
ぽってりとした丸みのある造形と鮮やかな彩りが特徴。「カラコロ」という素朴な土鈴の響きにも心癒される。干支の土鈴をはじめ、動物、七福神、佐賀にちなんだ祭りや行事などをモチーフにした約50種類がそろう。1963年 (昭和38年) 、1991年 (平成3年) 、2014年 (平成26年) と、これまでに3度も年賀切手のデザインに採用され、日本全国で広く愛されてきた。




