本家菊屋 本店

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豊臣秀吉が褒めて「鶯餅」と名付けた餅菓子が有名な「本家菊屋」。天下人とのゆかりは豊臣秀吉の弟・豊臣秀長が大和郡山一帯を治め、秀吉をもてなすお茶会に出すお菓子作りを命じたことから。そのお城から町人街に入る1軒目に位置していたために、いつしか「御城之口餅」と呼ばれ、土地の子守唄にもその名が登場するそう。長く愛されてきた秘訣は、「時代の中で変わる味の好みに、柔軟に対応してきたから」と語るのは26代目当主の菊岡洋之さん。丹波大納言の粒餡を餅米からついた餅で包みきな粉をまぶした「御城之口餅」は、ほど良い甘さでついつい次の一口が進む。近くには大和郡山城址公園やそのかつての城主・秀長が奨励した赤膚焼の窯元もある。散策の折にはこの甘いお供を連れて帰りたい。

子守唄にも唄い込まれるほど大和郡山を代表する銘菓「御城之口餅」。6個入り700円(税込)から63個入りまでありご進物需要も
子守唄にも唄い込まれるほど大和郡山を代表する銘菓「御城之口餅」。6個入り700円(税込)から63個入りまでありご進物需要も
上品な中に可愛らしさのあるパッケージ
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天井には使われてきたお菓子の木型がずらり
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写真:木村正史

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