【わたしの好きなもの】ろうけつ染めの巾着バッグ
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最近、持ち物のサイズを一新しました。
気が付けばキャッシュレス決済が進み、長財布を持ち歩く意味が薄れていました。
変えようと思いつつ後回しにしていたのを、春の年度切り替わりのタイミングでようやく変更。荷物のサイズも重さもコンパクトになり、思った以上にすっきりしました。
それに伴い探していたのが、ちょうどいいサイズのバッグ。
これまでは大きめのものを使用することが多かったのですが、財布の購入を機に考えてみると、結構すかすかな状態で使っていることに気付きました。
最近は、お買いものの際にエコバッグを使うこともあり、大きめバッグ×エコバッグは、見た目としても持ち物が多い印象に。肩掛けの小さめバッグ×エコバッグが、持ちやすくて佇まいとしてもスマートだなぁと思っていました。
色々考えて吟味している中で、この夏の相棒に私が選んだのが、「ろうけつ染めの巾着バッグ」です。
このバッグの、ここがいい!と思うポイントを4つご紹介いたします(愛があふれて長くなってしまいました…)。
①夏らしく、程よくアクセントになる柄
条件は色々あれど、バッグは見た目の印象が何より大切ですよね。
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このバッグ、黄色と藍色の2色あります。黄色は晴れやかで藍色は涼やか。どちらも夏らしく迷いましたが、私は藍色のバッグを選びました。
柄があるので、服を選ぶんじゃない?と思われるかもしれませんが、思った以上にいろんな服との相性がいいんです。
鮮やかな服にあわせると、夏らしさが一層増します。
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シンプルな服にあわせると、いい感じにアクセントに。
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柄があるものにあわせても、程よくまとまってくれます。
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ふだん無地の服を着ることが多いので、購入前は、いつも通り無難に無地がいいんじゃないか、と熟考しました。
でも夏だし…バッグは通年同じもの持ってしまいがちだけど、夏はバッグにも少し季節感を加えたい…。そんな思いで実際に持ってみると、思った以上にいろんな服に馴染んでくれました。
いつも通りの服も、より夏らしく華やかな印象にしてくれるので、バッグまで合わせてコーディネートを楽しんでいる自分がいます。
②肩掛けも手持ちもできる2wayの皮紐
初めて見た時は、手持ちのバッグかと思ったのですが、実は2wayになっていて、紐を片側に寄せて肩掛けにすることができます。
そして、これが求めていた理想の形。エコバッグと一緒に持っても、スマートな印象です。
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また、紐が皮でできているので、程よいきちんと感があるの嬉しいポイントです。カジュアルな服にも、きれいめな服にも相性よく使いまわすことができます。
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③必要なものがきちんと入る絶妙なサイズ感
夏のお出かけの際、バッグに必ず入れたいのが、
スマホ、財布、ハンカチ、ポーチ、飲み物、エコバッグ。
小さいとは言っても、これらが入るのは必須条件です。
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一般的なペットボトルサイズのタンブラーが入るのか心配していたのですが、そこは計算されていて、しっかり収まってくれます。絶妙なサイズ感で、過不足がないので、手に取る頻度が増えそうです。
④ろうけつ染めならではの唯一無二の表情
そして最後に、ろうけつ染めならではのものづくりの背景を知ると、愛着をもたずにはいられません。
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ろうけつ染めは、染めたくない部分を蝋で防いで、それ以外の部分を染める技法です。いわゆる防染と呼ばれる技術なのですが、防染自体は、板ではさんだり、紐で縛ったり、糊で防いだり、色々な手法があります。
そんな中、このヒビ割れのような表情が、ろうけつ染めならではの独特の表情になっているんです。
蝋という素材だからこそできる、有機的なヒビ割れを活かして作られる表情。これが、見ていて飽きなくて。服だとちょっと取り入れづらさがある柄物も、小物であれば、コーディネートのちょうどよいスパイスになってくれます。
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程よくアクセントになりながらも、やわらかい色調で染められており、思っていた以上にいろんな服に馴染む包容力。あれと組み合わせても素敵そう、とコーディネートを考えるのが楽しい日々です。
このバッグを機に、柄物にハマりかけていて…
扇子もこれまで無地のものを使っていたのですが、セット使いを思案中です。
編集担当 上田