【あの人の贈りかた】いつもより少し特別な気持ちに、おまけを添えるつもりで(スタッフ奈部)

贈りもの。どんな風に、何を選んでいますか?

誕生日や何かの記念に、またふとした時に気持ちを込めて。何かを贈りたいけれど、どんな視点で何を選ぶかは意外と迷うものです。

そんな悩みの助けになればと、中川政七商店ではたらくスタッフたちに、おすすめの贈りものを聞いてみました。

今回は商品企画・デザイナーの奈部がお届けします。

気軽に贈れる、くつろぐ時間のお供「番茶 小袋」

久しぶりに友達と会えるとき、「ありがとう」や「お疲れさま」を伝えたいとき、いつもよりちょっとだけ特別な気持ちに、おまけを添えるつもりで渡したくなるのが小さな贈りもの。

ポケットからポケットへ、ちょっと取り出して渡せるような、贈る側にとっても、受け取る側にとっても気軽なものを選びたいと思っています。

そんなとき大活躍するのが、「番茶 小袋」。本当によく利用しているので、もしもこの記事を読んでくれたなら、「ああ、確かに私も貰ったことがあるな!」と思い返してくれる友人が何人もいるはずです。

カフェインが入っていないうえに、ティーバッグになっているので飲みやすく、「番茶」という日常の風景をイメージする、気を使わせない存在がちょうど良いのです。

茶畑の景色や素材のイラストが描かれた薄くて軽い紙のパッケージは、まるで手紙のようにそのまま手渡せて、受け取ったらポシェットに入るぐらいのサイズなので荷物になりません。手紙に添えて郵送しやすいところも花丸です。

贈る際は、奈良本社の皆で茶畑に行き、茶摘みから番茶づくりまでを体験したときの話をしながら渡すことも。その日の思い出や、残したい風景を思う気持ちのお裾分けでもあり、「お茶を囲んで、安心してくつろぐ時間を過ごしてもらえたらいいなあ」と思いながら贈っています。

<贈りもの>
・中川政七商店「番茶 小袋」

ふかふかの気持ちよさと、愉快な気分がお気に入り「お顔の蒸しタオル」

初めてこの蒸しタオルを使ったとき、ふかふか気持ちいいタオルに包まれて、全身が緩む感覚になりました。

温かいタオルが気持ちいいのは知っていたけれど、期待以上の使い心地だったのです。

この中川政七商店の「お顔の蒸しタオル」はフェイスマスク専用で、息がしやすいように切れ込みが入っています。お多福のお面のような形になっているところも、なんだか愉快な気分になれるのでお気に入り。これはぜひ、みんなに味わってもらいたい!そう思って、すぐに家族へ贈りました。

タオルは贈りものの定番ですが、たくさん持っていることも多いため、普段はあまり選びません。けれど形や素材が変わるだけで、こんなにもいい気持ちになれるのならば贈りたい!と思わせられる、改めてデザインのちからを感じるアイテムとの出会いでした。価格も、一般的なタオルを一枚贈る程度でちょうどいいです。

一日の終わりにホッと一息、緩める時間。今度は、誰に贈ろうかな?

<贈りもの>
中川政七商店「お顔の蒸しタオル」

しみじみ旨味を噛みしめながら、ゆっくりおしゃべり「ほたるいか素干し(醤油漬け)」

ふるさと・富山のお土産として帰省のたびに買っているのが、「ほたるいか素干し(醤油漬け)」。海のまちである富山県氷見市で、江戸時代から150年以上商いを営んできた釣屋魚問屋さんが作る保存食です。身が大きくて味もしっかり食べ応えがあるので、個人的ほたるいか素干しランキングでは1位に光ります。

アウトドアで過ごす日や、持ち寄りごはん会の手土産にもピッタリで、お酒の好きな人にはもちろん、飲まない人にも好評です。少しだけ火に炙ると香ばしく、中がジュワァっとなってなおおいしい!そんな裏技もおすすめです。

贈りものらしい華やかさはないけれど、誰かと一緒にほたるいかをひとつずつ摘まみ、しみじみと旨味を噛みしめながら、ゆっくりおしゃべりして過ごす。そんな幸せな時間のお供になる一品です。

<贈りもの>
・つりや「ほたるいか素干し(醤油漬け)」
・公式サイト:https://tsuriya-iwase.com/

贈りかたを紹介した人:

中川政七商店 商品企画・デザイナー 奈部遥佳

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