年始のご挨拶。日本の工芸を、世界へ、そして未来へ。

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は中川政七商店をご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。

2025年の幕開け、本日より中川政七商店はロゴデザインを一新いたします。

今回のリニューアルは、ぱっと見では気がつかないかもしれません。

でも、よくよく見ればすべて進化しています。

たおやかな線を太く引き直し、鹿は力強く安定感を増して。

その背景には、私たちのビジョンとこれからの挑戦が込められています。

日本の工芸を、世界へ、そして未来へ。

中川政七商店は300余年、日本の工芸に根差した暮らしの道具を作り、日本全国へお届けしてきました。

「工芸は暮らしとともにあるものだから、まずは日本全国へ。」

その想いで60を超える店舗を展開し、地域の暮らしに寄り添ってきました。

しかし、私たちが掲げる「日本の工芸を元気にする!」というビジョンは、もっと遠く、もっと広がる未来を目指します。その道は決して平坦ではありません。

それでも、日本の工芸を次の時代に繋ぐため、いま新たな挑戦へ。

2025年、私たちは日本の工芸を「世界へ」広げていきます。

まずは17年間親しんできたロゴを漸新し、日本の工芸を世界中の暮らしの中へ届ける第一歩を踏み出します。

この変化は、私たちの新しい一歩の象徴です。

ロゴに込めたのは、日本の工芸を未来へ繋ぎ、世界中の暮らしに届けるという決意。見慣れた中にも新しい力を感じられるデザインを目指しました。

例えば、海外の方にも読んでいただけるよう、上部にアルファベットで「NAKAGAWA MASASHICHI」を、下部には創業を示す「SINCE 1716 NARA JAPAN」を描いています。

漢字部分についてもフォントを見直し、より力強さや伝統を感じるものに変更しました。

さらに、「七」の周囲には「日本 工芸」の文字を入れました。これまで以上に覚悟を持ち、改めて「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを背負っていく意思を込めています。

そのほか、鹿の描写や麻の葉マークの表現、ロゴ自体の比率など、細かな調整を重ねて、新たなロゴマークが完成しました。

本日以降、順次新しいロゴを使用していきますので、少しずつ皆さまの目に触れる機会も増えてくるかと思います。

新たなデザインへの想い

中川政七商店のクリエイティブディレクションを手掛ける、good design company 水野学氏より、ロゴリニューアルについてメッセージをいただきました。

江戸時代から続く老舗「中川政七商店」に相応しいマークは何かと、
様々な文献を読み漁り、試行錯誤を繰り返し、制作したマーク。
あれから約17年。
成長し続ける中川政七商店と、日本の工芸を元気にするというその志、
そして300年以上も真摯に商いを続けてきた先人の皆様の偉業に
敬意を表しながら、日本の工芸とともに世界へと進出し続ける
中川政七商店に相応しいマークを再編集しデザインを完成させました。

水野学

これまでのロゴに親しんでいただいた皆さまには、見慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、日本の工芸を世界へ、未来へ届けるために私たちも一歩一歩進んでいきますので、ぜひ、変わらずご愛顧いただけますと幸いです。

どうぞ2025年も中川政七商店をよろしくお願いいたします。

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