長野県のユースカルチャーを発信するフリーペーパー “日和”
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こんにちは。さんち編集部の井上麻那巳です。
旅をするなら、よい旅にしたい。
じゃあ、よい旅をするコツってなんだろう。その答えのひとつが、地元の人に案内してもらうこと。観光のために用意された場所ではなくて、その土地の中で愛されている場所を訪れること。そんな旅がしてみたくて、全国各地から地元愛をもって発信されているローカルマガジンたちを探すことにしました。第1回目は長野県のユースカルチャーを発信するフリーペーパー “日和” です。
フィルムのような質感の写真が印象的な表紙。鞄に入れて持ち歩きやすい小さめのサイズ。ざらっとした紙の質感。現在は編集はひとり(!)で編集されている日和は情報誌の別冊として2002年に創刊され、2005年2月に現在のフリーペーパーの形になり、毎月末に発行されています。
長野県内で月に一つの市町村をピックアップし、その地域のディープで魅力的なお店や人、カルチャーにフォーカスを当てて取材。長野の豊かな自然を生かした季節ごとのアウトドアアクティビティからファッションやカフェまで、長野での休日を楽しむ情報が誌面の中心となっています。今の長野をとらえた巻頭特集の写真は美しく、カメラ片手に行ってみたくなる場所ばかり。
最近は県外から移住して独自の活動、情報発信をしている方も多い長野。その中でも自分たちの志を大切に最小限のスタッフでつくられている紙面からは、長野県内のカルチャーへの愛が溢れています。 地元では「次の休日はどこに出かけよう?」そんな人たちの気軽な町歩きガイドとして使われているという日和。暮らすように旅をするわたしたちにとっても頼りがいのあるガイドになってくれそうです。
ここにあります。
長野県全域の飲食店、アパレルショップ、ヘアサロン、雑貨店から大型商業施設まで、若者が行き交う場所を中心に配布。長野に着いたらまず探してみてください。
全国各地のローカルマガジンを探しています。
旅をもっと楽しむために手に入れたい、全国各地から発信されているローカルマガジンの情報を募集しています。うちの地元にはこんな素敵なローカルマガジンがあるよ、という方、ぜひお問い合わせフォームよりお知らせくださいませ。
※掲載をお約束するものではございません。あらかじめご了承ください。
文・写真:井上麻那巳