【わたしの好きなもの】家族と団らんしたくなる、お茶を囲む道具たち

秋を感じる日が少しずつ増えてきました。

毎日の飲みものも、冷えた麦茶が最高!だったのがいつのまにか、あたたかい番茶でほっとしたいな、なんて思うように‥‥。

これまでお茶の時間は、あり合わせのマグカップや耐熱ガラスのコップなどで済ませていました。ところが(私事で恐縮ですが)先日入籍し、お互いの家族を家に招くことが以前より増えたこともあり、これを機に湯呑を揃えることにしました。

来客用に茶托のついた、きちんとした湯呑を5脚ほど揃えようかなとも考えたのですが、お客さんといえどほとんどの場合が家族や友人だし‥‥。
肩ひじ張らないほっこりとしたおもてなしができたらいいな。
それにせっかくなら普段から気軽に使ってあげられるものがいいな。

そんな想いから、個性豊かな5つの湯呑を迎え入れました。

それからすぐに夫の家族が遊びに来てくれたので、さっそくみんなでお茶を囲む時間に。

土瓶は直接火にかけられる大きめのものを。陶器の土瓶でお湯を沸かすとまろやかな口あたりになり、お茶がさらに美味しくいただけます。

今回は簡単にパックの番茶を使いました。土瓶の内側に茶葉が漉せる穴が空いているので、茶葉でも楽に淹れることができます

お湯が沸いたらそのまま食卓に運ぶことで、お茶を出している間も家族と過ごすことができます。

新しい湯呑をお披露目すると、自然と「私これが好き」「これかわいい」と、好きな湯呑を選ぶ流れに。なんだか素敵な時間だなぁと嬉しくなりながら、まずは一杯どうぞ、とお茶を注ぎます。

鉄製のウォーマーの上に乗せておくと60度くらいをキープしてくれるので、あたたかいお茶をゆっくりたのしむことができます。たっぷりの容量のおかげもあり、はじめに沸かした後は立ったり座ったりを繰り返すこともなく、ホストである私もいつもよりのんびり(おやつも多めに)楽しめました。

湯呑が空になったらみんな自分で気兼ねなくおかわりしたり、ついでにどうですか?と注ぎあったり。いつも通りの他愛ないおしゃべりだけど、いつもより穏やかな空気が流れているような、とても心温まる時間を過ごせました。

義母のお気に入りはこちら。段があることで持ちやすい形状と、手で包んだ時のやさしい肌あたりがポイントだそうです
日本茶が大好きな義父は、一杯でたっぷり飲めるものを選びました。柄がいいねと褒めてくれ、何度もおかわりをしながら会話を楽しんでくれていました
やわらかい八角形の足が特徴的なこちらが私のお気に入りです。小ぶりな湯呑だと途中でお茶が冷めてしまうことなく、あたたかいうちに飲み切れる!という点が新しい発見でした

湯呑をお迎えしてから、来客時以外にも夫婦でお茶をのむ時間がちょっとした楽しみになっています。

その日の気持ちにあわせて、湯呑を選んで。
手に持ったときに感じる豊かな素材感にほっと安心して。

毎日の何気ない時間がますますあたたかいものになりました。
今回は悩んだ末に5つの湯呑を選びましたが、これから少しずつ増やしていくのもいいなと、いつかの楽しみにしています。

全9種類の湯呑シリーズ。素材も色もサイズも異なりますが、並べたときには不思議と統一感があります。ぜひお好みの組み合わせを選んでくださいね

<掲載商品>
ころ湯呑 瀬戸焼 口紐黄
ころ湯呑 有田焼 白磁ろくろ
ふくら湯呑 益子焼 白泥掻き
萬古焼の直火土瓶 籐 白釉
南部鉄器の土瓶ウォーマ―

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編集担当:岩井

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