信楽のお土産なら、冬限定の「でっちようかん」を。地元民おすすめの若狭屋さんへ

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信楽 若狭屋 丁稚羊羹

さんち編集部が全国各地で出会った “ちょっといいもの” をご紹介する “さんちのお土産”。

今回は滋賀・信楽にある若狭屋の「でっちようかん」です。

地元の人に聞いた、信楽おすすめのお土産とは?

NHKの連続テレビ小説「スカーレット」に沸く信楽。

信楽 スカーレット

地元の方に「信楽でおすすめのお土産といえば、ここ」と教えてもらったのが、信楽高原鐵道・雲井駅近くの若狭屋さんです。

信楽 若狭屋 丁稚羊羹
終点・信楽駅から3つ手前の雲井駅で途中下車。若狭屋さんまでは徒歩5分ほどです
信楽 若狭屋 丁稚羊羹
お店の前にはやっぱりタヌキ

お店の看板と並んで大きく掲げられていたものこそ、本日のお目当て、信楽名物の「でっちようかん」です。

信楽 若狭屋 丁稚羊羹
お店の入り口に大きく「でっちようかん」の文字
信楽 若狭屋 丁稚羊羹

信楽・若狭屋さんの「でっちようかん」

でっちようかんとは、主に関西でつくられる蒸し羊かんの一種。名前の由来は諸説ありますが、丁稚さん (お店に奉公する小僧さん) が里帰りの際に買い求めたからとも。

信楽でも何軒かの和菓子屋さんが手がけていますが、地元の方からまず挙がったのが若狭屋さんの名前でした。つくっている年数も50年と、信楽で一番古いのだそう。

信楽 若狭屋 丁稚羊羹
信楽 若狭屋 丁稚羊羹
伺った際もご近所の方が20本入りをさっと買われていきました

要冷蔵で、冷やしていただきます。

信楽 若狭屋 丁稚羊羹
信楽焼の豆皿に載せていただきました

ひとつ口に運ぶとやわらかで瑞々しく、最後にはさっぱりとした口当たり。控えめな甘さで、つるりと何本でもいただけてしまいそうです。

実はこの姿は冬限定。夏場は水ようかんに変わります。

暑い時期にのどを潤すにも、寒い時期のお茶請けにもぴったりの信楽の味です。

ここで買いました。

若狭屋
滋賀県甲賀市信楽町牧686
0748-83-0164

文:尾島可奈子
写真:太田未希子

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