【わたしの好きなもの】手織り麻を使ったフリルシャツ

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長い間、着心地のいいシャツを探していました。

暑がりで、かちっとした形が少し苦手なこともあって、シャツを着る機会が少なかった私。 でも心の中では、パリッとした印象が必要なシーンに着ていきたくなるような、お気に入りのシャツがあったらなあと思っていました。

そんな願望を叶えてくれたのが、「手織り麻を使ったフリルシャツ」。 まず驚いたのが着心地の軽さです。

シャツといえば綿でタイトというイメージですが、素材が麻だと着用感がこんなに変わるのかと、不思議なほどに軽やか。

羽織れるくらいのゆったり具合で窮屈な感じがなく、風通しがよい、というシャツに求める条件が揃っていて「これは長く着ていても肩がこりにくい!」とうれしくなりました。

アクセントになっている前立てと襟、袖口の切替部分には手績み手織りの麻生地が使われています。

この手織り麻は10日でようやく約24mが織りあがるという、糸から手作業で撚られた貴重な生地。
手織り麻を使った洋服はとても珍しく、つくられた過程を知るとより贅沢な気持ちになります。 素材の上品さのおかげで一枚で着ても様になるところも気に入っています。

また縦糸と横糸の表情がある生地はハリがありながらもしなやかで、やさしい肌あたり。
はじめはパリッとしていて、洗いをかけるごとに少しずつやわらかい風合いになっていきます。 時間とともに変化が楽しめる、麻ならではの魅力がぎゅっとつまったシャツです。

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