【はたらくをはなそう】中川政七商店 店長 辻尚子

辻 尚子
中川政七商店 ルミネ大宮店

2018年 中川政七商店 ラクエ四条烏丸店 直営店スタッフとして入社
2019年 中川政七商店 ルクアイーレ店
2020年 中川政七商店 LACHIC店
2020年 中川政七商店 タカシマヤゲートタワーモール店 店長
2021年 中川政七商店 ルミネ北千住店 店長
2022年 中川政七商店 ルミネ大宮店 店長



父が歌舞伎や日本舞踊など、伝統芸能の衣装屋を営んでいました。
実家には当たり前のように着物をはじめ鼓や三味線などが置かれており、幼い頃から日本のものづくりが身近にあったように思います。

中川政七商店で働きたいと思ったきっかけは、2014年に放送された「カンブリア宮殿」。
前職の勤務地が店舗に近く、それまでも何度となく足を運んでいたのですが、何の会社で何を志しているのかなどは知りませんでした。

中川政七商店を特集したこの放送をきっかけに、両親から聞いていた業界の後継者問題や、幼い頃から知っている方の廃業などが工芸界全体の問題であると知り、「日本のものづくりのために働きたい」と考え始めました。

入社から数年が経ち、現在は店長として職人さんから受け取ったバトンをお客さまへ繋ぐ仕事をしています。
ただ商品を販売するのではなく、職人さんの思いや産地の思いをお客さまへお伝えするにはどうすれば良いのか、試行錯誤の日々です。

意識しているのは「当たり前のレベルを上げる」こと。
中川政七商店に勤めていると年に何度か聞くこの言葉。
仕事をする上で大切にしている考えの一つです。

自分だけではなく、一緒に働くスタッフさん一人ひとり、また店舗全体として、できなかったことができるようになったり、得意をさらに伸ばしたり。
日々積み重ねることでそれらがいつしか当たり前になっていく。
現状に満足することなく、少しずつでも着実に成長していくお店でありたいと思っています。
そしてそれが「日本の工芸を元気にする!」ことに繋がると信じています。

いま目指しているお店の姿は、

何となく惹かれて手に取ったうつわや織物から、手しごとならではのゆらぎの美しさを知り、お客さまがいつの間にか工芸のとりこになっている
ここに来れば日本の四季の豊かさや日本のものづくりの今を知ることができる
入り口は低く、出口は高く

そんなお店。

幸いお店には志を同じくするとても心強いスタッフの皆さんがいてくださいます。
日々助けられてばかりですが、一人では難しいこともみんなでなら可能だと思わせてくださる皆さんと、100年後の「工芸大国日本」のためにこれからも一つひとつ積み上げていきたいと思います。

<愛用している商品>

麻布Tシャツ
おすすめ理由:Tシャツとワンピースを合わせて購入枚数が10枚になりました。
さらっと心地よく、汗をかいてもすぐに乾く快適さから手放せず、梅雨から夏の時期にかけての必需品です。

うつわになる信楽焼のレンジ蒸し鉢
おすすめ理由:手軽さはもちろん、綺麗な色のまま野菜が蒸しあがる点もお気に入り。
食卓に彩りが足りないと感じた時の救世主です。

季節の置き飾り
おすすめ理由:季節の手拭いや小物とともに、毎月部屋の一角を模様替えしています。
こぢんまりとしたしつらいコーナーですが、暮らしに季節を取り入れることで日々が少し豊かになるように感じられます。



中川政七商店では、一緒に働く仲間を募集しています。
詳しくは、採用サイトをご覧ください。

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