食卓を彩る手のひらサイズの金属製品、燕市でつくられたプチカトラリー

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こんにちは。ライターの小俣荘子です。

—— なにもなにも ちひさきものは みなうつくし

清少納言『枕草子』の151段、「うつくしきもの」の一節です。

小さな木の実、ぷにぷにの赤ちゃんの手、ころっころの小犬。

そう、小さいものはなんでもみんな、かわいらしいのです。

日本で丁寧につくられた、小さくてかわいいものをご紹介する連載、第9回は新潟県燕市でつくられている「プチカトラリー」です。

手のひらにすっぽりと収まる、まるまるとしたカトラリー

フルーツやアイスクリームをほおばる時、お弁当と一緒に持ち出す時、手のひらサイズのカトラリーを用意するとなんだか心が躍りませんか?

食べる楽しみに不思議なワクワクを加えてくれるミニサイズのカトラリー。大きさだけでなく、フォルムも可愛らしいものを見つけました。

金属洋食器の生産地として有名な新潟県燕市。その技術は世界にも認められ、ノーベル賞の晩餐会で使われるカトラリーも燕市の企業が作っています。そんな燕の技術で作られたまんまるで愛らしいカトラリーです。

普通サイズのカトラリーと並べると親子のようになりました

ミニスプーン作り体験

カトラリーはどんな風に作られているのでしょうか?こちらのカトラリーの製作現場は公開されていませんでしたが、一般の人も気軽にスプーンづくりを見学・模擬体験できる場所を見つけました。燕市にある「燕市産業史料館」です。さっそく伺って、ミニスプーンづくりを体験してきました。

スプーンの製造工程の動画の展示も

燕市の産業について展示している燕市産業史料館。カトラリーについても、その歴史や生産方法など、詳しい解説と展示がされています。ここでは、手動の機械を使ったスプーンづくりが体験できます。

スプーンができるまで
いざ体験へ!
まずは、金型でスプーンの形を切り出します
スプーンの形に切り出された板が出てきました!
いくつかのプレス機にかけて徐々に形を整えていきます
柄の先に同史料館の英語名の頭文字を取った「TIMM」を刻印
最後はスプーンの皿のへこみを作ります
できあがりました!

長さ5㎝ほどの可愛らしいスプーンの完成です!

ストラップにして持って帰ることも

よくよく考えるとカトラリーの形って不思議です。スプーンを作りながら改めてそのフォルムを見ていて、先人たちが考えてきた食べやすさの工夫を感じました。
毎日訪れる「食べる」時間。その時々に合わせたお気に入りを用意して楽しみたいものですね。

<掲載商品>

プチ スプーン(ミニスプーン)(やまに)

プチ フォーク(ミニフォーク)(やまに)

プチ アイススプーン(ミニスプーン)(やまに)

プチ キャディスプーン(茶さじ)(やまに)

プチ バターナイフ(ミニバターナイフ)(やまに)

<取材協力>

燕市産業史料館

新潟県燕市大曲4330-1

0256-63-7666

文・写真:小俣荘子