【倉敷のお土産・さしあげます】須波亨商店のスイカかご
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こんにちは。さんち編集部の尾島可奈子です。
わたしたちが全国各地で出会った “ちょっといいもの” を読者の皆さんへのお土産にプレゼント、ご紹介する “さんちのお土産”。今回は、先日、連載「日本全国、かご編みめぐり」でそのものづくりをご紹介した倉敷の「スイカかご」をお届けします。待ってました!という方も、多いかも?
「以前、料理家の土井善晴 (どい・よしはる) さんがスイカの持ち歩きに使ってくださっているという話を伺いましたが、今ではスイカを入れて使う人は、中々いないですね」
そう語るのは古くからのい草の産地であった倉敷で、かつては畳表 (たたみおもて) や「花むしろ」を、そして今ではい草の余りを活用した土地独特のかご「いかご」を倉敷で唯一作る、「須浪亨 (すなみとおる) 商店」5代目の須浪隆貴 (すなみ・りゅうき) さん。
もともと暮らしの中で使われていた形を現代でも使いやすいようリメイクした「スイカかご」は、その見た目の可愛さから最近ではお出かけ用のバッグとしても人気を集めています。
全部で10種類作っているという「いかご」の中でも、スイカかごは売る時期が限られるので作る数量はごくわずか。同じい草を使った買い物かごと比べると、年間の製造量は買い物かご「9」:スイカかご「1」程度だそうです。
「お出かけに使うバッグがこれである必要は、本来は全くないわけですけれど、ローカリティみたいなものが受けているんでしょうね。コーヒーを飲みたい時に、スタバに行くんじゃなくて町の喫茶店に行くような」
現代風にリメイクしているとはいえ、どこか素朴な佇まいが人を惹きつけるのかもしれません。もちろん、現役でスイカ入れにも使えます。
「大玉はぴったりすぎるかもしれません。普通サイズか小玉がちょうどいいと思います。他にも果物を入れたり、中に巾着やあずま袋を入れたり。みかんをたくさん入れて、干すために使われる方もいらっしゃいましたよ」
今回は普通サイズのスイカがすっぽり入るスイカかご (小) をプレゼント(すみません、スイカはついてきません)。隆貴さんのアドバイス通り布と合わせれば通年使えるかごバッグに変身。ぜひいろいろな使い方を楽しんでみてくださいね。
ここで買いました。
須波亨商店
http://maruhyaku-design.com/
*通信販売や直営店販売は行っていないため、ご購入の際は公式サイトからお近くのお取扱店をご確認の上、ご利用ください。
さんちのお土産をお届けします
この記事をSNSでシェアしていただいた方の中から抽選で1名さまにさんちのお土産 “スイカかご”をプレゼント。応募期間は、2017年8月29日〜9月12日までの2週間です。
※当選者の発表は、編集部からシェアいただいたアカウントへのご連絡をもってかえさせていただきます。いただきました個人情報は、お土産の発送以外には使用いたしません。ご応募、当選に関するお問い合わせにはお答えできかねますので予めご了承ください。
たくさんのご応募をお待ちしております。
文・写真 : 尾島可奈子