【堺のお土産】 奥野晴明堂のお香「利休」

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こんにちは、さんち編集部の井上麻那巳です。
わたしたちが全国各地で出会った “ちょっといいもの” をご紹介する “さんちのお土産”。第3回目は戦国時代に貿易港として栄えた商いの街、大阪は堺のお土産です。

堺は戦国時代に対明貿易や南蛮貿易など海外との交流拠点として発展、堺の職人・商人が多くのものを全国各地に広げていったと言われており、なんでも堺がはじまりだというのが堺の人たちは自慢だったそうです。その時代、堺はものだけでなく多くの文化も生み、わび茶も堺の地で完成されたとされています。わび茶の父として知られる千利休は、もとは堺の商家の生まれ。小学校の教科書にも載っているその名は、「茶の湯」という言葉とともに誰もが知る名となりました。今回のお土産はその利休の名を冠したお香を選びました。

堺が貿易港として栄えた戦国時代、各国からの珍しい香木も、例にもれず堺の港へやってきました。そうしてお香の文化はお茶文化とともに堺の商人たちにもてはやされ、発展したと言われています。実際に、現在の堺では線香が刃物に次ぐ伝統産業として特産品に。

この「利休」のお香は享保元年(1716年)創業の奥野晴明堂によるもの。堺の地で創業300年を迎えた老舗と、堺の茶人、商人である千利休。沈香の上品で控えめな香りとともに歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
さて、今日はゆっくりお茶でも点ててみましょうかね。

ここで買いました

奥野晴明堂
大阪府堺市堺区市之町東6-2-15
072-232-0405
www.osenkou.com

文・写真:井上麻那巳

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