バレンタインの贈り物は、ハンカチで相手を想う
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贈り物をする口実って、いいなぁと思うのです。
「バレンタインデーに女性から男性へチョコレートをあげるのは、日本だけ」なんて話も耳にしますが、それでも国民的行事になったのには、きっとその「贈る」というタイミングが、誰にも訪れることに良さがあるのではないか、と。
欧米では恋人や友達、家族で互いに贈り物をするともいわれるバレンタインデー。この機会に乗ってみるとしましょう。
mottaのハンカチで、相手を想いながら包んでみる。
「何を贈るか」は人それぞれながら、その人に合わせた「贈り方」として使えるのが、色柄のパターンも豊かなハンカチで贈り物を装うことです。ハンカチは、1枚あればじゅうぶんです。
贈ったハンカチは日常使いができるうえに、プレゼントの雰囲気を高めたり、相手の年齢や趣味にしつらえることもできます。テープやノリがいらないのも気楽です。
“肩ひじはらないハンカチ”がテーマのハンカチブランド「motta」は、麻や綿などの天然素材で、アイロンがけなしでも気軽に使えるのが魅力。包みやすく、色柄も多いので、こんなときにはぴったりです。
たとえば、定番ではありますが、チョコレートを包んでみます。箱がしっかりしたタイプだと、包むのもかんたんでした。
手先の器用さは、それほど心配いらないでしょう。お弁当箱を包むように、さらっとまとめるだけでも様になります。結び目をきれいにつくることだけ、すこし気を払ってもいいかもしれません。
レッドとブルーのチェック柄は、キリッとした印象を感じさせます。チェック柄そのものに長い伝統があるためでしょうか。特に、贈る相手が男性であれば、誰にも似合う色柄で使いやすいはずです。
ホワイトとブルーの淡い配色に、ワンポイントの猫の刺繍が入ったもので包んでみました。清潔感と美しさをプラスしながらも、刺繍が遊び心になって効いています。上品かつユーモア。和風の贈り物にも合うのでは。
「遊び心はほしいけれど、可愛くなってしまうのは、ちょっと‥‥」ということなら、グレーのベースに、同系色の水玉をあしらった一枚を。これをオトナの男性が忍ばせているところを想うと、粋な楽しみとなって光ってくれそうです。
たくさんの方へ贈り物をするときにも、ハンカチで包むのは重宝するでしょう。たとえ中身は同じでも、「あなたのことを想って」の気持ちが出ますから、相手も快く受け取ってくれるはずです。
相手のことを思い浮かべながら、包むハンカチを選ぶ。その時間も、きっと「贈り物」の一つです。すてきなバレンタインデーを。
<掲載商品>
motta
堀内果実園 柿ショコラ 44g(堀内果実園)
文・写真:長谷川賢人
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