「大地の芸術祭」で人気のゲストハウス「ハチャネ」は、地元・十日町の暮らしを体感できる宿だった
エリア
3年に一度開催の「大地の芸術祭」がスタートした越後妻有。
せっかく訪れるなら、宿での時間も楽しみたいもの。今日は、とっておきのゲストハウスを紹介します。
個室に泊まれるゲストハウス
越後妻有エリア (十日町市・津南町) のターミナル駅、十日町駅から徒歩10分ほど。ゲストハウス「ハチャネ」は、地元の人々の通う味自慢の飲食店が立ち並ぶエリアにあります。
地域の交流やリーズナブルな価格が魅力のゲストハウスですが、加えてハチャネは全室個室。ビジネスホテルよりもアットホームでありつつプライベート空間のある安心感は、ドミトリータイプが苦手な旅行客や地元の人にも好評だそうです。
「この町のためになることを何かできればと思った」
「ハチャネ」とは、十日町の言葉で「またね」という意味。地元の人との交流を通して、十日町の仲間になってほしいという思いがこもった名前です。
ハチャネを経営しているのは株式会社YELL (エール) 。地域おこし協力隊がきっかけで十日町に暮らすようになった東京出身の4人 (高木千歩さん、小泉嘉章さん、小泉美智代さん、岩井佳子さん) が設立しました。
「十日町には、豊かな自然があり、芸術祭のように都会では経験できない体験をする機会も沢山あります。地域おこしに積極的で、地元の人はもちろん、市外からもパワフルで面白い人が多く集まっています。
そんな魅力を伝えていける場所を作りたいという思いでこのゲストハウスを作りました」
ゲストハウスの運営のみならず、十日町のおすすめスポットなどの紹介や農業体験などの交流の場作りを積極的に行なっているそうです。
晩御飯には、ぜひ十日町のクラフトビールと、地元食材でつくるシカゴピッツァを
この宿の魅力は食にもあります。
ハチャネの1階にあるピザとクラフトビールのお店 「ALE beer&pizza」。
エールがゲストハウスを始める前に、地元を盛り上げる事業の第一弾として、「十日町の人たちが、地元のモノをおいしく食べ、ワイワイ楽しめる場所を作ろう!」というコンセプトのもと立ち上げたお店です。お店には地元の方のみならず、県外からのお客さんも訪れます。
名物はなんといっても、十日町のクラフトビールと、地元食材で作った具沢山のピッツァ。
宿の一階にあるお店なので、気軽に訪ねられるのも嬉しいですね。地元のビールと料理を楽しみながら、十日町をぐっと身近に感じられそうです。
「十日町の朝」を体験
素泊まりスタイルのハチャネですが、オプションで十日町らしい朝ごはんを味わうことができます。
それは自分で炊いて食べる十日町産魚沼コシヒカリ。チェックイン時に申し込むと、炊飯器と必要な合数のお米を渡してくれます。
地元のお米をふっくらツヤツヤの炊きたてでいただく朝。十日町の人たちは毎日こんな朝を迎えているのでしょうか。なんとも幸せな気持ちになりました。
お味噌汁や簡単なおかずなども販売しています。おかずを買える地元のお店も紹介してもらえるということなので、スタッフの方へぜひ相談してみてください。
十日町での暮らしを身近に感じられる宿、ハチャネ。地元の魅力をたっぷりと味わいたい方におすすめです。
ハチャネ
http://hachane.com/
新潟県十日町市宮下町西267-1
025-755-5777
文:小俣荘子
写真:廣田達也 (一部画像:株式会社エール提供)