【あの人の贈りかた】相手や自分の出身地を、笑顔の頼りに(スタッフ村田)

贈りもの。どんな風に、何を選んでいますか?

誕生日や何かの記念に、またふとした時に気持ちを込めて。何かを贈りたいけれど、どんな視点で何を選ぶかは意外と迷うものです。

そんな悩みの助けになればと、中川政七商店ではたらくスタッフたちに、おすすめの贈りものを聞いてみました。

今回は広報担当の村田がお届けします。

出身地の工芸品を頼りに。「小さな工芸のピンブローチ」

贈り物を開けるときの、あのワクワク感。

期待はそのままに、そのうえでどんなものだと笑ってくれるだろう。
気持ちまでしっかり届けたくて、メッセージやさりげないイラストを添えることもしばしばです。

そんな風に、贈り物は相手の反応と、使っている姿を想像して選んでいます。

ちょこっとお礼がしたいけれど、まだしっかりと好みを把握できているわけではない。
そんな方には、相手の出身地を頼りに選びます。

「小さな工芸のピンブローチ」は、日本の工芸の技術や素材の魅力がぎゅっと凝縮されている小さなアクセサリー。衿元・胸元でさりげないアクセントとなるブローチで、どんなコーディネートにも合わせやすく、女性・男性問わず使っていただけると思います。

佐賀、大阪、三重、愛知、群馬など産地も様々で、お世話になった目上の方へ、相手の出身地の工芸をひとつ選んで贈ったところ、その技法の巧妙さや美しさに「なんだか出身地を“誇り”に思った」と連絡が来ました。それからは「背筋が伸びる気がするから」と、大事なお仕事の時には必ずつけてくださっているそう。

そんなお話に、私まで嬉しくなりました。

<贈りもの>
・中川政七商店「小さな工芸のピンブローチ」

自分も毎日癒されている、お気に入り。
「そろばん屋のほぐしローラー」

「そろばん屋のほぐしローラー」は、文字通りそろばん屋さんと作ったマッサージローラー。私自身も普段の生活に欠かせないもので、出張にも持っていくほど愛用しています。

もう、見た目が面白いですよね。インパクトのある佇まいに、クスッと笑ってもらえたら。そんな想いもあって選んでいます。

でも実はこちら、見た目だけでなく使ってみてこそ思わず表情が緩むアイテムなんです。

そろばん玉のコロコロとなめらかな動きがコリをほぐし、ヘッドや持ち手はツボ押しにも使えて、一本二役。小ぶりだけれど頼りになる存在で、なんといっても木製の質感がやさしく、1日の疲れを癒してくれます。

自分も愛用していて良さがわかるからこそ、気持ちものりやすいもの。

いつも頑張っている後輩に、ささやかながら応援を届けたい時。
毎日を元気に過ごしてほしい友人や身近な人に、想いを伝えたい時。
大切な人へお守りを渡すように贈っています。

<贈りもの>
・中川政七商店「そろばん屋のほぐしローラー」

家族で楽しんでもらえる「ご当地飲料」

取引先の企業さんや友人家族などへ、差し入れや季節のご挨拶を贈る場合には、全員が楽しめるように飲料を選ぶことが多くあります。

こだわりは、私の地元・奈良県のものを選ぶこと。

実は奈良県は清酒発祥の地といわれており、日本酒の蔵元も多くある他、最近はクラフトビールのブランドも増えてきています。

お酒を贈るのも定番なのですが、お子さまのいるご家庭でも楽しめるようにと、奈良県産の果物を使ったジュースのリサーチも欠かせません。

お気に入りは「古都華(ことか)サイダー」。古都華は奈良県生まれのいちごの品種で、その果汁が100%入った贅沢なサイダーはとても喜ばれます。そして「奈良のいちごはおいしい」と知っていただくことにより、「私の住む地域にはこんな飲み物があるよ」と逆に教えてもらうなど、気が付くとお互い地元トークに火がついて盛り上がるなんてことも。

贈り物からどんな会話ができそうか、そのあとの繋がりも大切にしたいですね。

<贈りもの>
・商品名:古都華サイダー
・販売サイト:https://nara-izumiya.co.jp/ ※奈良の酒屋さんのオンラインショップです

贈りかたを紹介した人:

中川政七商店 広報担当 村田あゆみ

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