京都の「おふき」は京友禅のメガネ拭き。お土産になるSOO (ソマル)の一枚

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ソマルのおふき千鳥柄

わたしたちが全国各地で出会った “ちょっといいもの” をご紹介する「さんちのお土産」。

今回は京都の伝統工芸品である京友禅のブランド、SOO (ソマル) が手がけるメガネ拭き「おふき」をお届けします。

京都でしか買えない、京都らしさの詰まったお土産

薄手で柔らかく、手に馴染む触感。鮮やかな色と大胆な柄が目を引く、こちらの布。

京友禅のメガネ拭き「おふき」
京友禅のメガネ拭き「おふき」

実は京友禅で作られたメガネ拭きなんです。

作っているのは、2016年に誕生した京友禅のブランド、SOO (ソマル) 。着物の需要が低下する中、「京友禅を手軽に手にとってもらいたい」との思いから、京友禅に携わる若手経営者4人が、会社の垣根を越えて立ち上げました。

*ブランド誕生の道のりやものづくり現場を取材した「京友禅の職人が作ったメガネ拭き ヒットの裏側。かわいい顔した、ほんまもん。」もぜひ合わせてお読みください。

現在SOOでは、メガネ拭き「おふき」とスマホ拭き「おふきmini」を京都限定で販売しています。

京友禅のメガネ拭き「おふき」(税抜1500円)。「おふき」のデザインは通年販売される通常柄が36柄と、四季ごとに登場する季節限定柄が各6柄。いずれも伝統的な柄を用いながら、現代風にアレンジされています。同じ柄で染めていても、下地となる引染めの柄が異なるため、全く同じ製品は2つとないそう
京友禅のメガネ拭き「おふき」(税抜1500円)。「おふき」のデザインは通年販売される通常柄が36柄と、四季ごとに登場する季節限定柄が各6柄。いずれも伝統的な柄を用いながら、現代風にアレンジされています
スマホ拭きの「おふきmini」(税抜750円)は、京都の名所がモチーフの全15柄
スマホ拭きの「おふきmini」(税抜750円)は、京都の名所がモチーフの全15柄

本物の京友禅を気軽に、身近に

かわらしい見た目とお土産として買いやすい値段でありながら、「おふき」と「おふきmini」はいずれも京友禅の着物と全く同じ工程で染められています。

図案の制作から仕上げまで20以上もの工程を経て完成する京友禅は、本来とても高価なもの。SOOの商品は着物用の生地と一緒に「おふき」用の下地を染め、その生地を使うことで、「本物の京友禅」でありながらもコストダウンをはかっているのだそう。

着物用の生地と一緒に下染めされた生地を使って、「おふき」を作ります
着物用の生地と一緒に下染めされた生地を使って、「おふき」を作ります
同じ柄で染めていても、下染めの着物の柄が異なるため、全く同じものは2つとありません
同じ柄で染めていても、下染めの着物の柄が異なるため、全く同じものは2つとありません

着物生地ならではの使い勝手のよさ

もちろん生地も着物と同じ正絹。目が細かく静電気が起きにくいため、メガネ拭きとしての性能もお墨付きです。繰り返し使ううちに汚れが落ちにくくなってきても、手洗いすればまた拭きやすくなるとのこと。

絹の特性を生かし、メガネ拭きとしての性能もバッチリ
絹の特性を生かし、メガネ拭きとしての性能もバッチリ
着物を保管しておく際に使う「たとう紙」を使用した、こだわりのパッケージ
着物を保管しておく際に使う「たとう紙」を使用した、こだわりのパッケージ

今回編集部が持ち帰ったのは、千鳥柄。ドットの空を千鳥が飛ぶ様子が愛らしい、人気の柄です。

薄桃色の着物の柄が下染めされた上に、濃い紫色で千鳥柄が染められています
薄桃色の着物の柄が下染めされた上に、濃い紫色で千鳥柄が染められています

本物の京友禅を気軽に、身近に。高級な素材と職人の技が込められたメガネ拭きは、使うたびにちょっと贅沢な気分に浸れそうです。

ここで買いました。

SOO(ソマル) オフィス
京都市上京区元誓願寺通東堀川東入西町454 (株)日根野勝治郎商店内
075-417-0131
https://soo-kyoto-soo.amebaownd.com/

「おふき」取扱店
https://soo-kyoto-soo.amebaownd.com/pages/1334237/page_201710100047

文・写真:竹島千遥

*こちらは、2018年9月21日公開の記事を再編集して掲載しました。高価なイメージの京友禅を、気軽に手に入れることができるのは驚きです。贈りものとしても、年代問わず喜ばれそうですね。