こんなに軽やかで、薄い木の器があったなんて。山中温泉で触れる漆器の奥深い世界

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我戸幹男商店

漆器は茶托や菓子鉢だけじゃない

木地がきれいで強く、薄挽きができる。輪切りなので背の高い商品も作ることができる。この特徴を生かして現代のライフスタイルに合う漆器をつくろうと、正幸さんが家業を継いで新たな舵を切りました。

それでは、『我戸幹男商店』が生み出した、数々の商品を紹介しましょう。

素材の美しさを活かした「SAIBI」シリーズのカップとトレイ。デンマークのデザイナーLars Vejenがデザインした。
「TSUMUGI 汁椀。駒型」。古来から縁起が良いとされる形状。
繊細な筋目模様と美しい木目が目を引く茶筒「KARMI(かるみ)」。2010年グッドデザイン賞中小企業長官賞を受賞した商品です。
蓋と入れ物の木目をピタリと合わせた茶筒「KISEN(きせん)」。1本の木から作るのは大変難しいそうです。
目を見張るほど細い脚の酒器「TOHKA(とうか) Champagne」は、ワインや日本酒を飲むのにピッタリです。
「TOHKA 杯」は山中が誇る技術、加飾挽きのさまざまな技が際立っています。こちらは渦模様の「乱筋」。
こちらはほとばしるような破線の「稲穂筋」を施した「TOHKA 杯」。
山中温泉出身のジュエリーデザイナーとコラボした木のアクセサリーなども並んでいます。

好みの色や形を選んで、マイ椀をオーダーできます。

実は、冒頭で紹介した、我戸幹男商店の直営店である『GATO MIKIO/1』に来ないと手に入れられないシリーズがあります。

それが、「GATOMIKIO individual」。これは2145パターンの中からお椀をセミオーダーできるシリーズで、店内に設置されたiPadから、色の組み合わせや素材、塗りを選べます。

『GATO MIKIO/1』

ケヤキ椀が3500円からと、お土産にもちょうど良い価格です。壁にディスプレイされたお椀を見ていると、迷ってなかなか決められなさそうです。

『GATO MIKIO/1』

漆器のイメージを変える 『我戸幹男商店』の商品。もちろん見た目だけでなく丈夫で耐久性があり、使うほどに色や手触りが生活になじんでいくのも木ならではの魅力。

『GATO MIKIO/1』

この器で何を食べよう? 何を飲もう? と想像するのが楽しくなりますね。「そろそろ違う漆器も欲しくなったから、また山中温泉へ出掛けてみよう」。そんな旅のきっかけをくれそうなお店です。

『GATO MIKIO/1』

<取材協力>
GATO MIKIO/1
石川県加賀市山中温泉こおろぎ町ニ−3−7
0761-75-7244
9時〜17時
木曜休
http://www.gatomikio.jp/1/

文:猫田しげる
写真:長谷川賢人

住所
石川県加賀市山中温泉こおろぎ町ニ3−7
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