令和のブライダルに受け継がれて欲しい、これからの嫁入り道具
気付けばジューンブライドの季節。昔は嫁入り道具といえば、桐たんすや鏡台などが一般的でしたが、現代では「新生活に必要なもの全般」と幅広いものになってきました。そんな中でも今回は、伝統を受け継ぎながら現代にもマッチする嫁入り道具をご紹介。贈る側も贈られる側も、ぜひ参考にしてみてください。
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平成の歌姫に沖縄県が贈ったもの。それは世界でただ一人の職人が生み出す「永遠の約束」
安室奈美恵さんの引退に、出身地である沖縄県は「県民栄誉賞」にあるものを贈りました。それは美しい純銀のリング「房指輪」と髪飾り「ジーファー」でした。
産地:沖縄
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金婚式まで一緒にいたい。50年使えるお掃除道具「鹿沼箒」
いま改めて注目されている“ほうき”。年間25本ほどしか生産できない貴重な「鹿沼ほうき」は、最高にめでたい嫁入り道具とされて重宝されています。その理由とは?
産地:益子
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一生ものの嫁入り道具、名入りつづら
「一生、大切にします」。家紋と名前が入ったつづらを嫁入り道具に。軽くて丈夫、通気性も良く、防虫効果の高いこちらのつづら、世代を超えて大切なものをずっと守ってくれそうです。
産地:東京/em>
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香川のふわふわ嫁入り菓子「おいり」
まるで花嫁さんのように華やかな色合いのお菓子は、香川県・西部地方のお嫁入りに欠かせない「おいり」と呼ばれるお菓子。名前の由来は、400年前の丸亀藩主の姫君のお輿入れの頃に始まったものだと言われています。
産地:丸亀・琴平
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もっと知りたい人に
これからの嫁入り道具
嫁入り道具というと、豪華絢爛なものが良しとされた時代もありましたが、現代のライフスタイルにあった“一生もの”にできる生活工芸品を選んでみてはいかがでしょうか。今、あげたい、もらいたい、買いたい嫁入り道具を3つご紹介します。
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それでは、次回もお楽しみに。