年始のご挨拶「中川政七商店が大切に思うこと2023

新年あけましておめでとうございます。
お正月、いかがお過ごしですか。

奈良本店では、昨年末に門松を飾り歳神様をお迎えする準備をしました。
今年の門松は、「鳥総立て(とぶさたて)」という林業の風習に見立てて表現しています。
鳥総立ては、木を伐採する際、切り落とした枝を切り株に挿すことで、山の神や木に敬意を示すというもの。
奈良の桧を切り株に、松を枝に見立て、日本の伝統や自然への敬意をもって、日本のお正月を表現しました。

日本の伝統や風習を再解釈し、厳かで新しい門松を届けてくださったのは、塩津植物研究所さん

お正月飾りには、本当にさまざまな形がありますよね。
地域ごと、家ごと、作る人ごとに願いや意味が込められていて、それぞれの由来を聞く度に、日本の豊かさを感じます。
元日ということで、今日はお正月の風習にまつわるお話をお届けしたいと思います。

ゆっくりのんびり楽しんでいただければ幸いです。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


お正月のお話の前に、年が改まり、背筋がすっと伸びるようなタイミング。
年始のご挨拶とともに、私たちの抱負を少しだけお話させていただきたいと思います。抱負を伝え合うのもこの時期ならではの風習ですよね。

中川政七商店がいま大切に思うこと

皆さまが暮らしの中で大切にしていること、自分なりのこだわりってどんなことでしょうか?
急に聞かれるとパッと出てこないものですが、お正月の愉しみ方しかり、暮らしの中で育まれる各々の心地好い選択があるように思います。

中川政七商店はというと、「日本の暮らしの心地好さ」をつくる為に、三つのことを大切に、ものづくりを行っています。

一、季節や旬を感じ、その恵みを暮らしに取り入れること。
二、相手を想い気を配る、人間らしい温かみがあること。
三、佇まいと使い勝手がいいものを、愛着を持って長く使うこと。

日本の風土のなかで、人びとが工夫を積み重ね、育んできた工芸。
日本の暮らしに寄り添い、昔からの風景に溶け込んだ手仕事の道具たちは、無理がなく、バランスの取れた、日本の暮らしの心地好さを教えてくれるように思います。

私たちは、そんな工芸とともに、本年も「日本の暮らしの心地好さ」をつくり続けてまいります。

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お正月を、愉しむ。

改まったお話はここまでにして、新年なので、お正月の文化風習にまつわる読みものをお届けします。
ゆっくりのんびり楽しんでいただければ幸いです。

鏡餅はなぜ丸い?お正月に欠かせない「お餅」の歴史と文化

お雑煮

皆さん、お餅は食べましたか?
せっかくの元旦ですから、「お餅」のお話をお届けします。

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全国のお雑煮を食べくらべ。ご当地のお椀でご当地のお雑煮をいただく

日本全国雑煮くらべ ご当地のお椀でご当地のお雑煮をいただく、をやってみました

東西でお雑煮の味付けやお餅の形が違う話は有名ですが、せっかくならご当地のお雑煮はご当地のお椀でいただきたいもの。
そこで、各地の漆器屋さんや作家さんにお願いして、全国のご当地椀でいただくお雑煮企画をやってみました。

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なぜ「お正月には凧あげて独楽をまわして」遊ぶのか?

佐世保独楽

何気なく歌っている唱歌『お正月』の一節、「お正月には凧あげて独楽をまわして遊びましょう」の由来をご存知ですか?
昔からある遊びは、季節もの。まさに冬の情景をそのまま歌詞にしたものなのだそうです。

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【季節の手ざわり】幸を呼び込む、日本のお正月

中川政七商店ラヂオでも、音声でお正月の風習をご紹介しています。耳からのんびりお楽しみいただければ幸いです。

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