【デザイナーが話したくなる】日本の手花火

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デザイナーおすすめのお家花火プログラム

毎年、夏の風物詩「花火」を手掛けている村垣さん。
日本の花火の素晴らしさをいつも熱く語ってくれるのが印象的なんです。 花火職人さんと膝を突き合わせながら、みなさんに日本の花火文化を伝えつつも 楽しんでいただける手花火を試行錯誤しながら作っています。

日本には、伝統的な夏の行事がたくさんありますが、その中でも夏を感じるイベントと言えば「花火大会」は、 はずせません。日本の花火は世界一ともいわれるほど、高い技術力を誇ります。
しかしながら、今年は花火大会は中止になってしまった現状。 とはいえ、夏を満喫したいですよね、そこでおすすめなのが、「日本の手花火」。

花火には火の種類や形の種類など違いがたくさんあり、 その美しい火花には、日本の花火文化を絶やすまいと今も伝統的な製法を守る花火職人の熱い思いが宿っています。 どれもおすすめですが、今回は花火大会のプログラムように楽しめるよう、村垣さんにおすすめの順番を 聞いてみました。



●花火大会の始まりにおすすめ!わくわくする花火
1.大輪菊:菊の花のような華やかで、繊細な火花の花火。燃焼時間が長いので、いつまでも楽しみが続きます。


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2.星ススキ:流れ星があふれ出てくるような、キラキラと輝く可愛らしい花火。



●中盤の盛り上がりに!華やかな花火
3.三色柳:それぞれ異なる火花が激しく降り注ぐその姿はまるでナイアガラのようです。



●フィナーレに向けてジーンとする、芸術的な花火
4.錦糸和火:日本ではじめて作られたといわれる元祖花火。「和火」と呼ばれる赤橙色の火花は息をのむ美しさです。



5.藍色涼火:青色の火花は難しいとされる中、最後の一瞬まで美しく、目の覚める藍色の火花を散らす希少な花火。


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●しめといえば!いつまでも心に残る花火
6.大江戸牡丹(線香花火):点火から燃え尽きるまでの様々な表情は起承転結に例えられる、情緒的な花火。


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「それぞれの違いを1本1本見ていただきたいのはもちろんですが、国産花火ならではの繊細で美しい火花が 夏の思い出になったら、もっと嬉しいです。」と村垣さん。


毎年、村垣さんは花火を企画する際にたくさんの花火のサンプルを参考にしています。
今頃になると、そのサンプルを持って「夏の幸せ配ります~」と、にこにこしながらスタッフに 花火のおすそ分けをくれます。
その姿を見ると「夏本番ですね」と思わせてくれる、社内の夏の風物詩になっています。

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*こちらは、2020年8月6日の記事を再編集して公開しました

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