新年をむかえる支度。一年の節目を大切に過ごすお正月の道具
あっという間に2021年も残りひと月ほどですね。
年末はどう過ごすの?なんて会話もちらほら交わすようになってきました。
季節の節目に行われることが多い年中行事ですが、中でもお正月は、様々な風習が根付いていますよね。
次に来る季節に備えて暮らしを整え、元気に乗り切るための知恵が詰まった大切にしたい風習です。
こうした準備は、毎日の慌ただしい家仕事とは違い、ちょっと立ち止まって一呼吸置くことにもつながっているように思います。周囲を見渡し季節の変化を感じたり、自分の1年を振り返ることにつながったり。準備をする中で、自然と気持ちが健やかに前向きになっていくのを感じます。
年末年始は、一呼吸置くのにもぴったりのタイミング。
年中走り続けて息切れしてしまわないように、今年も、お正月を迎える準備をはじめたいと思います。
今日は、お正月をともに過ごしたい、暮らしの道具をご紹介します。
お正月の食卓に。おせちを豆皿に盛り付ける。
小さくてかわいく、縁起もよい「豆皿」。
デザインや形、産地のことなどさまざまな切り口で選ぶのも楽しいものです。
昨年は帰省できなかったので、いつもより食卓を囲む人数が少ないお正月でした。お重のおせちは食べきれないかも、と思い、豆皿におせちを盛って新年を迎えることに。
思っていた以上にハレの日にふさわしい、おめでたい食卓をつくることができました。
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お正月のしつらいに。干支の置物を飾る。
干支は昔から無病息災や厄除祈念などの縁起物として担がれてきました。2022年の干支は「寅」。千里を走るのみならず戻ってくることから福をとってきてくれる縁起の良い動物といわれています。
毎年ひとつずつ、干支の意味とともに集まっていくのもなんだか嬉しいですよね。まだまだ道半ば。十二支揃う日を愉しみに、今年も寅をひとつ。干支の置物とともに、大切に年を重ねていきたいと思います。
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お正月のしつらいに。しめ飾りをつくる。
この時期になるとスーパーの店頭などでも売られているのを目にするしめ飾り。お正月に年神様を迎える準備のひとつとして飾ります。
飾るだけで、いよいよお正月、という気分が高まりますが、今年は自分でつくってみることに。つくる間の稲わらの香りが心地好く、素材の束を手にする高揚感が愉しい時間でした。
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お年賀に。「ポン!」という音で盛り上げるぽち袋を。
人が集まるお正月。今年は久しぶりに親戚で集まる、なんてご家庭も多いのではないでしょうか。久々に会う大切な家族や親戚に、おもてなしやお年賀の準備も張り切ってしまいますね。
喜ぶ顔を見るだけで嬉しいものですが、更なるおめでたさとちょっとした驚きを添える、お年賀におすすめのぽち袋をご紹介します。
来年は健やかなよい年になりますようにと願いながら。お正月をむかえる支度をはじめます。