スープ作家・有賀薫さんに聞いた推しの逸品。第三話 伊賀焼のスープボウル

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一流シェフが愛用する調理道具や、長年お店で道具と向き合ってきた店主が「これは」と手に取るもの。
道具を使うことに長けている各分野のプロフェッショナルが選ぶものには、どんな秘密があるのでしょうか。
中川政七商店が扱う暮らしの道具の中から、「語りたくなる推しの逸品」を教えていただきました。

今回ご紹介するのは、スープ作家として365日、毎日スープをつくっている有賀薫さん。
5つの商品を推し認定していただきました。

今日は、おひとりさまにちょうどいい、具だくさんを味わう「伊賀焼のスープボウル」についてのお話です。

具だくさんのスープを熱々で食べたい時はもちろん、ちょっとした一人鍋にも使えて、手に取りやすい「ちょうどいい」小ぶりな鍋がキッチンにあるととても便利。
今回はそんなニーズを叶えてくれる「伊賀焼のスープボウル」の使い心地や、おすすめの料理を、お伺いしてきました。

スープ作家。1964年生まれ、東京出身。
ライター業のかたわら、家族の朝食に作りはじめて10年間3,500日以上続いたスープをもとに、現代家庭に合うスープレシピを発信。
著書に『スープ・レッスン』『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』『朝10分でできる スープ弁当』など。レシピ提供、コラム執筆、イベントなどを通じて、現代家庭の料理改革を推進中。

しっかり深さがあるから具沢山なスープにぴったり

ころんとした丸みのあるシルエットの「伊賀焼のスープボウル」。容量がたっぷりで深さもあるので、ボリューム感のあるシチューや純豆腐にはぴったりだと思います。

そして直接火にかけることができるのが最高にいいですよね。お出汁を入れて豆腐やネギ、卵を入れてコンロで火にかければ一人分の純豆腐があっという間に完成。そのまま直接スープボウルにごはんを入れてもいいですね。

そしてオーブントースターが使えるのも便利なポイント。たとえば「伊賀焼のスープボウル」にごはんを入れて、2日目などに残ったクリームシチューやビーフシチューをかけてチーズを散らしてトースターへ。ドリア風にアレンジすることもできると思います。

具材を煮込んで簡単「ひとり鍋」にも

一人暮らしの方であれば、小鍋として使うものいいですね。スープボウルにお出汁とカット野菜を入れてそのままコンロで煮て、完成。いまはひとり分の鍋の素も販売されているので、ちょうど一食分をつくることができて便利です。白菜と豚肉重ねてミルフィーユ鍋にするのもいいと思います。

数年前に発刊した書籍の中で「ひとり分の鍋」を紹介するページがあったのですが、もしその時に出会っていたら「伊賀焼のスープボウル」をおすすめしていたと思います!

ひとり分の鍋って意外と難しいんですよね。最低でも水が200〜300ml入って、具材がひたるまでしっかり煮込むことを考えると400mlぐらいの容量がないとなかなか厳しいんです。でもこのスープボウルはたっぷり550mlあるので安心。

直火で素材を炒めてからスープ作りもできるし、スープかけごはんにも使える。おひとりさまにちょうどいいサイズ感です。

次回は「家事問屋のお玉とスプーン」についてお話いただきます。
お楽しみに。

<掲載商品>
伊賀焼のスープボウル

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文:アズマヒロエ

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