【はたらくをはなそう】コンサルティング事業部 部長 島田智子

2018年1月入社。2019年3月コンサルティング事業部部長に就任。
全国の工芸メーカー、小売店、飲食店等の事業者向けコンサルティングと、
中小企業やデザイナー向けに開催している「経営とブランディング講座」の
コンテンツ開発及び講師を担当。



「仕事の報酬は仕事」。

社会人一年目の時に、先輩が楽しそうに私に話してくれた言葉です。
その当時は、実はあまりピンと来ていませんでしたが(笑)、ずっと心に残っていた言葉。
そして10年以上仕事を続けてきた今、この言葉が私の仕事のスタンスになっているなと改めて感じています。

仕事は、選ぶ基準も、感じるやりがいも、成し遂げたいことも人それぞれ。

でも、最初から自分がやりたい仕事を任されたり、成し遂げたりすることはあまりないと思うんです。
最初に任された仕事が、自分の希望と違っていたり、希望の仕事だったとしてもうまく進まなかったり、仕事は楽しいだけでなく、苦しい場面もたくさんある。

でも、その時その時で、その仕事に目をそらさずに精一杯取り組めるかどうか、それが一番大切だと思っています。それを繰り返していくと、ある日突然、今までよりお客さまを喜ばせられるようになっていたり、人から信頼されて新しい仕事を任されるようになったり、その時感じた苦しみをはるかに超える喜びや、やりがいを感じられるようになる。その繰り返し。

長い仕事人生、コツコツとそんなことを繰り返しながら、少しずつ成果を残しながら、それぞれがありたい方向にたどり着くものなのかなと思っています。

なので私は、後輩にも進んで挑戦と苦しみを経験してもらいたいと思っています。ちょっとこう言うと、ひどい上司だと思われてしまうかもしれませんが(笑)、仕事で失敗をしたり、困難な状況に陥ったとしても、逃げずに立ち向かい乗り越える、そんな経験をした人にしか見えない景色があると思うからです。

私の今の仕事は、日本の工芸メーカーに対するコンサルティングや教育。

経営者一人一人と対峙して、その企業の今後を担う責任重大な仕事です。正直、かなりのプレッシャーですし、
本気になればなるほど、経営者と喧嘩をすることもあります。日々、自分自身の力が足りないことを突き付けられるので、悔しい想いをすることも多いです。

でも、モノづくりや地域への愛情があり、その事業を残したいという想いを持った経営者の方と議論しながら、
難しい課題を一緒に考えながら、最後にはブランドや商品が世の中に発信できたり、お客さまから反響があったり、それを経営者が喜んでいたり…そんな瞬間が一番のやりがいです。

 

<愛用している商品>
●「塩をさらさらに保つ」塩壷 常滑
古くから台所用品として使われてきた陶器の塩壺ですが、こちらは更に、粗い土を釉薬をかけず焼きしめることで、陶器の吸水・放湿性を高めています。古くからあるものの良さを大切にしながら、少し工夫を加えて現代へ、という中川政七商店のものづくりの姿勢が感じられる大好きな商品です。

●ポーチ 真田紐(深紫)
中川政七商店は創業当時から300年以上「麻」を扱ってきた歴史がありますが、個人的にも、麻生地の凛とした佇まいが昔から好きで、こちらのポーチも毎日持ち歩いている愛用品です。麻生地の凛とした佇まいに、使う度に自分自身の背筋も伸びる、そんなアイテムだと思います。

●茶論 茶筅 真数穂 白竹
奈良県の高山という、室町時代から続く茶筅の一大産地で一本一本丁寧に作られた茶筅。こちらの茶筅を使って、自宅でもお茶を点てています。忙しい毎日の中でも、朝、お茶を点てる時間は、自分自身と向き合えるひと時になっています。

●HASAMI ブロックマグ
中川政七商店がコンサルティングしたブランド第一弾のHASAMI。当時、波佐見焼はあまり知られていませんでしたが、HASAMIブランドのヒットを機に現在では人気の産地となりました。そんなブランドストーリーとともに、カラフルな色の組み合わせを日々の生活で楽しんでいます。


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