料理家・谷尻直子さんに聞いた推しの逸品。第四話「THE TOOTHGEL」

一流シェフが愛用する調理道具や、長年お店で道具と向き合ってきた店主が「これは」と手に取るもの。
道具を使うことに長けている各分野のプロフェッショナルが選ぶものには、どんな秘密があるのでしょうか。
中川政七商店が扱う暮らしの道具の中から、 「語りたくなる推しの逸品」 を教えていただきました。
今回は料理家の谷尻直子さんにご登場いただきます。

料理家。
「現代の日本の母の料理」をコンセプトとしたレストラン「HITOTEMA」主宰。6年間のベジタリアン経験や8人大家族で生活してきた経験を生かしてお酒に合いつつカラダの事を考えた食の提案を行う。自然食品、スパイス、薬膳を積極的に取り入れた2冊目となる著書「HITOTEMAのひとてま 第二幕」が6月17日主婦の友社より刊行。
使用していただいたのは、“最適”と暮らすを掲げ、定番品を生み出すことを目指すブランド「THE」の「THE TOOTHGEL」。天然由来成分99%の歯磨き剤です。
天然由来成分でつくられていながら殺菌作用を持っているものが市場になかなかないことから、この歯磨き剤は生まれました。
「THE TOOTHGEL」は、ヒバから抽出されるヒノキチオールという成分を配合しています。この成分は殺菌作用と歯茎を引き締める効果を持っており、歯周病や口臭を防ぐのにも役立つのです。

殺菌成分以外は極力配合しない歯みがき剤を目指したため、半透明かつジェル状のテクスチャーをした、少し変わった歯磨き剤です。
料理人にとって舌は商売道具。ケミカルなものには気をつけています

料理人である谷尻さんにとって、味覚はとても大切なものです。そのため口に含むものにとても気を遣っているそう。
「ケミカルなものを食べてしまうと味がわからなくなってしまうので、化学調味料などをできるだけ口に入れないように気をつけています。
なので歯磨き粉の成分もこだわって選びたい。
これは天然由来の成分でつくられているので、安心して使えますね。着色料を使っていない点も、余計な成分が歯に残らず、良いなと思えた点でした」
成分と使い心地、ちょうど良い塩梅を探りたい

成分が天然由来のものも、市場にはだいぶ出回るようになりました。谷尻さんは以前、添加物などが入っていない泥からつくられた歯磨き粉を使用していたそうです。けれど現在は使っていないそう。その理由もお聞きしました。
「友人に勧められて使ってみたんです。確かに成分はシンプルで安心できたのですが、使い心地が少し私には合わないかもなと思いました。
私の場合は泡立ちと、わかりやすいスッキリ感は欲しいんです。THE TOOTHGELは控えめではありますが、適度に泡立ちますね。あと優しいミントの清涼感もあります」

極力環境にも自分自身にも優しいものを使いたいと考えながらも、塩梅を見極めるのも大切なのではないかと、谷尻さんは語ります。
「なるべく『抜く』ことで心地好さが生まれないか、常に考えています。例えば食器や調理道具を洗う時も、そもそも洗剤が必要なのか、洗浄力はどれぐらい必要なのかを一巡り考えるんです。
使わないか、もしくは環境に優しいものを使いたいのですが、どうしても洗浄力が足りない時があるんですね。心地好く暮らして行くためには、清潔であることもとても大切です。
なので場合場合によって使い分け、バランスを取るようにしています」
現在はホワイトニングやむし歯予防など、さまざまな目的の歯磨き粉が出回っています。
「THE TOOTHGEL」は体に良いものを選びたく、かつ使い心地にマイルドでも爽快感を求める方に、ぴったりなのかもしれません。
次回は、「鉄中華鍋」についてお話いただきます。
お楽しみに。
<掲載商品>
THE TOOTHGEL
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文・写真:齋藤萌
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