ocasi シルクチーズケーキ 試食してみました

これはご褒美です

今回は、ocasiのチーズケーキを取り扱いをはじめるにあたって、社内で試食した感想をご紹介します。
(※こちらは1本分のサイズのレビューになります)

きれいなギフトボックスを開けると、整然とチーズケーキとジャムが並んでいる。
この箱から出す儀式が、今から特別なお茶の時間を過ごすんだという期待で、思わず顔がほころびます。

1本は多いなと思っていましたが、半分を半解凍で、残りを次の日まで冷蔵庫で保存して全解凍の状態で食べると、異なる味わいを2日かけて楽しめます!
(ジャムは届いたタイミングで、冷蔵庫で保管して解凍しておきました。)

冷凍で届くため、解凍時間が必要になります。
とはいえ、4~6時間で半解凍になるため、今日食べよう!と思い立ったら朝から冷蔵庫に移動しておけば、お茶の時間にはいただくことができました。

5時間経ったものを箱から出したら「まだ硬い?」という感触でした。
熱めのお湯で温めた包丁を水分を拭いてから、いざ切り分け!
ocasiのスタッフに教えてもらった切り方で挑戦です。
硬いと思っていたけど、意外とスッと刃が入りました。ゆっくり刃をおろしていく感じで下まで切ったら、そっと自分側に包丁を引いてスライドさせて抜きます。
思わず「おーー」というスタッフたちの声。一切れ目は、なんだか緊張します。

1回切ってしまえば、慣れたもので切り分けていけるのですが、ここでも綺麗に切り分けるコツがあるんです。一切れずつ包丁についたクリームを拭き取ると、次のカットも綺麗に切り分けることができます。今回は一切れずつ、熱めのお湯でさっとクリームを流して拭いては、カットするという方法でやってみました。

自宅で食べる分で、クリームが次のカット分に付いたりするのが気にならない場合は、そのまま連続してカットしてもらっても問題はないんです。せっかくご褒美ケーキだし、カフェのように綺麗に盛り付けたい!という時には、上記のような切り方を参考にしてみてください。

さて、半解凍をみんなで試食。
ペアリングのジャムをティースプーン1杯ほど添えて、いただきました。
まずはチーズケーキだけを味見してみました。
凍っている感じはなく、口溶けよくさっぱりとした味わい。濃厚なはずなのに後味もさっぱりとしています。大和橘のジャムを付けていただくと、ジャムの苦味がケーキの甘みを引き立てる感じに柑橘の香りがふわっと口に広がって爽やか!
2種類の味わいを楽しめるペアリングジャムの役目に思わず納得です。

次の日は、全解凍を試食です。
半解凍のさっぱり感から、一気に濃厚なチーズケーキに。見た目もしっとりしています。
滑らかな舌触りで、口の中にしばらく留まるコクがありながら、ジャムの爽やかさで後味は軽やかです。

昨日は1cm幅で切り分けやのですが、2日目は豪華に2cmほどで切り分けたら、スタッフのにやにやがとまりません。冷茶と一緒にいただいたのですが、この時期にはピッタリでした。

気軽に頼める価格ではないかもしれませんが、この美味しさは自分へのご褒美です!
そして、自分へのご褒美にしたいデザートは、大切な人にも食べてもらいたいという気持ちがむくむくと。冷凍しておけるので、相手の都合のいいタイミングで食べてもらえるのも、いいですよね。
甥っ子や姪っ子の節句、母の日・父の日、結婚記念日など、いろんな候補が思い浮かびます。

なにはともあれ、試食ではなくたっぷり食べたいので、まずは自分ご褒美として自分へ贈ろうと思っています。


編集担当 岩井

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特集 奈良御菓子製造所 ocasi シルクチーズケーキ 大和橘ジャムセット

梅雨時の体調を整える道具

気持ちの良い晴れの日もあれば、雨が降ったりやんだりの日もあって、この時期から梅雨の終わりに向けて、気圧の変化で体調が優れない日があります。湿気で体が重く感じたり、頭痛に気持ちが浮かない日もちらほら。
しかし、毎年やってくる体調不良に負けるわけにはいかない!と、自分なりに気持ちを切り替える生活を心がけるようにしています。

めまいや頭痛がでそうな雰囲気を察知したら、耳のまわりの血行をよくすると良いと聞いたので、ゆっくり耳を上下や横に引っ張ったり回したり。
温めるのも気持ちがよいので、小豆のネックピローも活躍します。首元から耳の下あたりまであたるようにすると、じんわり気持ちがいいのです。

もう一つ気に入っている温めグッズが「お顔の蒸しタオル」です。
すっぽり顔を覆うサイズ感で、耳付近まで覆ってくれるので「ほわぁー」っと声が漏れる気持ちよさです。

パイル地とガーゼの両面どちらでを顔に当ててもよいのですが、私は断然ガーゼ派です!ふかふかしていて、やわらかく包まれている感じがリラックスさせてくれるんです。
もちろん、マスク生活でなんだかガサガサしているお肌の調子は整うし、夏のお風呂上がりは冷蔵庫で冷やしておいて、冷感マスクを楽しんでいます。

体全体も重く感じる日は、首、肩から、ふくらはぎなどマッサージしてあげたり、ストレッチしたり。

毎日バタバタと忙しくできるのも、元気だからこそ!と思って、こういう季節は、いつもより少しだけ自分へ時間をかけるようにしています。

関連商品はこちら

お顔の蒸しタオル
小豆の温熱ネックピロー
そろばん屋のほぐしローラー

【わたしの好きなもの】シャンブレー生地のもんぺパンツ

今年も語ります、もんぺ愛!

社内一番のもんぺ偏愛が今年も登場しました!
毎年何本目?と思いながらも、またまた今年も新作の「シャンブレー生地のもんぺパンツ」を購入。
ついつい新しい生地で作られているのを見ると、履き心地と風合いが持っているものとは異なると欲しくなるんですよね。

ハリが少しあるけれど、柔らかいシャンブレー生地がいい塩梅にふんわりしている感じ。
お気に入りの楊柳や麻千鳥の生地のもんぺより、軽くて動くたびにくしゃっと感がでるのが夏っぽくていいなと思いました。

横糸に色糸を用いているので、平織りだけど表情豊かな生地になっています。

そもそもシャンブレーって何?と思いませんか。
経糸と横糸で違う色の糸を使った平織りの生地とのこと。
このもんぺは、経糸に白、横糸に色糸を使ってムラ染めのような風合いができています。
厚地でしっかりとしたデニム生地は綾織りなんですが、平織りはそれよりも軽い仕上がりになるから、夏にもぴったりなんですね。

強撚糸が自然な皺感を生み出し、こなれ感を出してくれます。

さらにこの生地には、強撚糸を使用しているから、自然な皺の風合いが洗濯しても継続して楽しめるんです。
同じ形のもんぺでも、生地によって雰囲気が異なるのが、毎年面白いなと感心しています。

身長164cmの私は、今年もLサイズを選びました。
なぜかといいますと、大学生の息子がパラシュートパンツという、足首の所で裾がたまってダボッとしたデザインのものを履いていて、それを真似したい!ということで、くしゃっと感と軽い生地感のシャンブレーもんぺで再現。
Lサイズを腰位置で履いて足首あたりでボリュームをもたせると、それっぽい!

ウエストまで引き上げると、足首がちらりと見えて、すっきりシルエットになって、それはそれで涼しげなんです。
その日のトップスに合わせて自由に丈を楽しめるのも、もんぺのいいところ!
またコレクションが1枚増えて、家でも会社でも夏のもんぺ生活を満喫しています。


編集担当 平井

<関連商品>
シャンブレー生地のもんぺパンツ
合わせて着用しているトップス:強撚綿のプルオーバー

【わたしの好きなもの】極薄綿のチュニック

気分も軽くなる涼しげなチュニック

まるで涼しい風を纏っているかのよう。
今までにない着心地に虜になっています。

初めて商品を目にしたとき、「極薄」という、いかにも繊細そうなワードに
透けない?
お手入れが難しいのかな?
そんな疑問が浮かびつつ、手にとってみると、シルクのような滑らかな肌触り。
聞くと、究極の着心地を追求するテキスタイルメーカーと共につくったのだとか。

やわらかなドレープが、より美しく感じたチュニックを選んで着てみると、空気を含んだようなゆとりのあるサイズ感で、風通しが良く、とにかく軽くて涼しい!

インナーを近しい色で合わせると、そこまで透け感が気になることはなく、生地には形態安定加工を施しているので、かなりの薄さでありながら、ヨレや縮みが起きにくく、ネットに入れたら洗濯機で気軽に洗うことができました。

着用時も皺が気になりにくく、
上品な生地感は、カジュアルになりすぎないのも嬉しいポイント。
アクセサリーを合わせるときれいめなコーディネートも楽しめます。

サイドに軽くスリットが入っているので、体にまとわりつかず、
ワイドめなボトムスも合わせやすいので、
今は締め付けの少ないボトムスと一緒に、
とことんリラックスしたコーディネートがお気に入りです。

もう少し暑くなったら、
涼しげな透け感をいかしたレイヤードコーデを楽しもうと思います。


編集担当 村田

<掲載商品>
極薄綿のチュニック
合わせて着用しているボトムス:麻のサマーパンツ

【わたしの好きなもの】たっつけパンツ

カジュアルもきれいめも。様々な着こなしが楽しめる

私の中で特にお気に入りのアイテムは「たっつけパンツ」です。

かつて日本の武士たちが使っていた「裁っ着け袴(たっつけはかま)」を現代風にアレンジしてデザインされたパンツで、 綿麻素材の肌触りのよさと深い股上が特徴。カジュアルな印象ですが、生地に程よいハリとコシがあり、光沢もあるため、ジャケットとのバランスも良く、様々な着こなしが楽しめる一着です。

股上が深く太もも周りにゆとりがあるので肌に密着せず、夏に履くととても快適。逆に寒い季節には冬用インナーを下に履くようにしています。元々ゆとりがあるので、着ぶくれを感じることもありません。

裾幅がキュッと絞られているため、すっきりとしたスタイルに見えて、スニーカーや革靴のどちらでも気にせず合わせやすいです。

たっつけパンツは、一枚の布をできるだけ無駄なく使い切れるようにパターンを工夫して、たった3枚の布から作られています。そのため縫い目が非常に少なく、カジュアルな生地でもきれいめな印象に。

腰位置を下げて履くとサルエルのように見えてカジュアルに
高めの位置で履くとスッキリしたシルエットに

着こなしのポイントは、股上の深さを活かして履く位置を調整すること。
やや腰履きにするとサルエル風のカジュアルな印象になり、高めの位置で履けばスラックスのようなすっきりしたシルエットになります。
ウエストがゴム仕様なので、位置の調整もしやすいです。

カラーバリエーションも豊富で、最近とても気になっているのはWEB限定の緑色。 緑と言ってもオリーブ色に近く、きれいめなカーゴパンツのように履けるのではと思っています。
どんなスタイルにも合わせやすく、快適さとおしゃれさを両立させる便利な一着です。


編集担当 中田

<掲載商品>
たっつけパンツ

【わたしの好きなもの】更麻 ペチパンツ

あったらいいのにと思い続けていた「ペチパンツ」

更麻に出会って以来、あったらいいのにと思い続けていた「ペチパンツ」がとうとう出来ました!!
これは待ちに待った、作ってくれてありがとうとデザイナーに伝えに行ったほどのアイテムでした。

更麻の生地は麻100%だけどチクチクしないし、さらさらの肌ざわりだけど、柔らかくて優しくて軽い着心地。
タンクトップを着て過ごす日は、途中で「今日インナー忘れてたかな?」と確かめるくらい、肌に馴染むストレスフリー。ふわっと身体を包んでくれている第2の肌みたいな感じなんです。
汗をかくような暑い日や蒸し暑い湿度の高い日でも、更麻に守られている肌はさらっと気持ちいいままで、ベタつきやじとっとする感覚がないのでまさに「ちょうどいい肌」を保ってくれます。

黒と生成で揃えたタンクトップとペチパンツ

この生地を使ったペチパンツがあれば、快適に日本の夏が過ごせるはずと思っていた「待ってました!」のアイテムです。(何回もすみません。。)
みなさん、じとっと暑くなってきたら椅子に座った時の太ももの裏の汗って気になりませんか?立ち上がる度に、べたっと服が肌にまとわりつく感じが不快で、ワイドパンツやスカートなどはレギンスをはくと、やっぱりちょっと暑い。。
これを更麻の生地が解消してくれるのです!
ふわっと肌に添いながら、汗を吸収してくれるけど、窮屈さもないしべたつかない。立ち上がった時も肌はさらさら。
ツルツルした生地ではないので、座った時に肌がすべらないのもお気に入り。
これからどんどん暑くなるので、もっと本領発揮してくれると期待しています!

ぴったりしたパンツをもともと持っていないので、手持ちのボトムスにはパンツもスカートもペチパンツを合わせることができます。
ワンピースにもタンクトップとペチパンツで私はいけています。

服の色に合わせて使い分けしてます

私が夏の定番着にしているもんぺは裏地が晒なので、それだけでも快適なのですが、汗ばむ季節はもんぺにもあわせると、さらにさらっと快適です。

もんぺヘビーユーザーの私の今年のお気に入り楊柳のもんぺパンツに合わせています

決して私には買いやすい価格ではないのですが、だからこそ丁寧に取り扱おうという気持ちがうまれて、優しく手洗いで洗濯しています。
繊細そうに見えて、実は生地自体はしっかりしているので、ネットに入れて洗濯機で洗っても平気なのですが、ペチパンツは登場頻度が高いので押し洗いしてやさしく絞って干す洗濯方法にしています。
確実にこれから暑くなると毎日使いたいので、まずは2枚用意。1年使っているタンクトップは特にダメージもなく、どんどん柔らかく肌に馴染むようになっています。ほんとはペチパンツは3枚は欲しいのですが、追加は自分ご褒美でまたの機会に。

そもそも人生でこういう思い入れのあるインナーに出会うことがなかったのですが、使いやすさの他に愛おしく思えるポイントがあるんです。それが、生地を編める季節が夏限定ということ。いつでもどんどん作れる生地ではないんです。
素材の麻が空気の湿度によって強度が変わるそうで、乾燥している冬だと糸が切れて編めなくなるのだとか。それを聞いたとき、もう生きてる植物と同じように思えて「大切にしてあげなければ」と思ったんですよね。

「そろそろ桜の季節ですね」というように、GWが過ぎた頃になると「そろそろ更麻の生地が作れる季節だよね」という声が社内でちらほら聞かれるのが、中川政七商店らしいなと微笑ましくなるんです。
梅雨の湿気や猛暑の夏は過ごしにくいですが、こういう時期に生き生きと編み機が動いてるのかなと思うと、嬉しい気持ちになるんですよね。

<掲載商品>
更麻 ペチパンツ レース

担当編集者 平井