【わたしの好きなもの】子どもと一緒にくたくたになるまで使いたい「二重織刺し子の掛敷布」

今回は、「くらしの工藝布」の敷布を使っている、小さなお子さんがいるスタッフの家にお邪魔してきました。
私もお気に入りの「二重織刺し子の掛敷布」ですが、「お子さんがいる暮らしではどうだろう?」と気になったので、違う環境での使い方を教えてもらいました。さらに、同シリーズの「二重織刺し子の長座布団」と「織刺し子 角座布団」のサンプルも持ち込んで試してもらったので、その様子とあわせて紹介したいと思います。

ソファーを置いていないというスタッフの家。広々と使えるリビングの敷布の上で、もうすぐ1歳になるお子さんが遊んでいました。
ベースになる敷布があり、その上に「二重織刺し子の掛敷布」を重ねて使ってるそうです。サイズが違うことでベースの敷布が見えていますが、それはそれで肌触りの違いや、色合わせを楽んでいるとのこと。
じつは我が家も同じ使い方。厚みはあるものの、布でクッション性はないため、もともと使っているカーペットの上に重ねています。(※1枚でも使えるように敷物用滑り止め下敷きも販売しています。)

「”二重織刺し子の掛敷布”は、布でありながらしっかり厚みを感じるので、ふんわりやわらかい肌あたりが気持ちよくて、子どもと一緒にごろごろしてます。」
ぽこぽこして見える表情の豊かさが織物ならでは。見れば見るほど触れば触るほど、なんともいえない充実感が増すそうです。

そしてこの「二重織刺し子の掛敷布」、なんと裏表使えるんです。
色合いが全く違うので、季節に合わせて楽しめます。
スタッフも、裏の水色が春らしくて、部屋の雰囲気がガラリと変わって面白いと使い分けていました。

裏は、見た目も刺し子らしさが表れていて、表側とは違う表情。ぜひ触れてみてください。

敷布の醍醐味は気軽に畳んで片付けたり、干したり、洗えるところ。
ちょっとした汚れだったら、さっと手洗いして干せばいいし、女性1人で畳んで運べるから収納も簡単です。

「布と考えると少し思いきりのいる価格でしたが、子どもが汚しても洗えるし、洗うことでクタクタになってどんどん味わい深いものになる。それが子供と共に育っていって、10年、20年後にヨレヨレになったら、それはそれで幸せだなと思っています」

小さいお子さんがいるので、汚したりすることは日常茶飯事だそうですが、洗うごとに風合いがやわらかく変化するので、ガシガシ使っているようです。


サンプルで試してもらった長座布団と角座布団

「長座布団は、ほんとにふかふかの布団!自分の昼寝にも気持ちよさそうだし、子どもの遊び場として使ってもよさそう。」
確かに、子どもにとっては大きな長座布団を乗り越えるだけでも、ひと仕事感あって楽しそうでした。

幅が狭く見えますが、寝転がると不思議と大人でもしっくりくるサイズ。敷布と同じ二重織刺し子の布なので、肌触りもやわらかくて気持ちいいんです。
子ども布団の横で添い寝するのにも便利そう」と、スタッフも吟味していました。


「我が家はソファを置いていないのですが、角座布団は好きな場所に移動して一人がけのソファみたいに使えて便利ですね。床に座って、テーブルのようにも使えるし。
・・・子どもには大きな背もたれになってますね(笑)」

片付けている横でちょこんと座っているお子さんのサイズ感に笑ってしまいました。
角座布団は、ふかふかというより、しっかり支えてくれる硬さがあります。沈み込みにくいので立ったり座ったりもしやすいです。


<掲載商品>
くらしの工藝布 二重織刺し子の掛敷布 Lサイズ
くらしの工藝布 二重織刺し子の長座布団
くらしの工藝布 織刺し子角座布団カバー
角座布団 白

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春からはじめる布と小家具

編集担当
平井

【わたしの好きなもの】はっぴコート

最近多くなってきた「ちょっと貸して」

春めいてきて、服装が軽くなってくると同時に、朝晩はまだ冷える季節の変わり目。
ダウンコートはもう脱ぎたいしと、春用のコートに衣替えしていくなかで、最近お気に入りの新作の「はっぴコート」は、登場回数が多めで着倒しています。
会社の通勤にはもちろん、休日のお出かけから、ちょっとコンビニまでと、ついつい手にとってしまうのです。
私は窮屈な感じが好きではないので、服装もゆるりと着たいタイプで、はっぴコートの軽さと生地の柔らかさはとても着心地がよくてお気に入り。
脱いだときもかさ張らなくて軽いので、手に持っていても平気だし、トートバッグくらいならすっぽり入ります。

パンツでもスカートでも合わせやすい丈感。

ポケットは手がすっぽり入る大きさで、財布と携帯電話、畳んだエコバッグを入れて、手ぶらで散歩に出かけます。
身長が163cmあるので、Lサイズを選んでゆるりと着たり、袖を折って春らしくちょっと手首を出したりして楽しんでいます。

そして最近多くなってきたのが、息子の「ちょっと貸して」。
私が着ているのを見て「それいいなー・・」と言ってるなと思っていたら、「ちょっと着ていくから」と気づいたらもう羽織っている。。
私の!と思いながら、しょうがない貸すだけだぞと出かける姿を見ていると、身長172cmの大学生の息子が着ても、いい意味で「普通に着ている!」と気づいたのです。
会社で男性社員が着ているのは見かけるのですが、18歳の学生も着こなしているのがなんだか新鮮で、あらためて誰でも似合うデザインの幅の広さに感心してしまいました。

勝手にいろんな服装に合わせては出かけていきます・・

しかし、多いのです「ちょっと貸して」が・・・
このままでは私がいつか「ちょっと貸して」と立場が逆転しそうなので、早々に迷っていた墨を買い足そうかと考えております。

(※こちらの記事は2022年に掲載したものを再編集して掲載しています。掲載の色は現在販売しておりません。)

<掲載商品>
はっぴコート

担当編集者 平井

ocasi シルクチーズケーキ 試食してみました

これはご褒美です

今回は、ocasiのチーズケーキを取り扱いをはじめるにあたって、社内で試食した感想をご紹介します。
(※こちらは1本分のサイズのレビューになります)

きれいなギフトボックスを開けると、整然とチーズケーキとジャムが並んでいる。
この箱から出す儀式が、今から特別なお茶の時間を過ごすんだという期待で、思わず顔がほころびます。

1本は多いなと思っていましたが、半分を半解凍で、残りを次の日まで冷蔵庫で保存して全解凍の状態で食べると、異なる味わいを2日かけて楽しめます!
(ジャムは届いたタイミングで、冷蔵庫で保管して解凍しておきました。)

冷凍で届くため、解凍時間が必要になります。
とはいえ、4~6時間で半解凍になるため、今日食べよう!と思い立ったら朝から冷蔵庫に移動しておけば、お茶の時間にはいただくことができました。

5時間経ったものを箱から出したら「まだ硬い?」という感触でした。
熱めのお湯で温めた包丁を水分を拭いてから、いざ切り分け!
ocasiのスタッフに教えてもらった切り方で挑戦です。
硬いと思っていたけど、意外とスッと刃が入りました。ゆっくり刃をおろしていく感じで下まで切ったら、そっと自分側に包丁を引いてスライドさせて抜きます。
思わず「おーー」というスタッフたちの声。一切れ目は、なんだか緊張します。

1回切ってしまえば、慣れたもので切り分けていけるのですが、ここでも綺麗に切り分けるコツがあるんです。一切れずつ包丁についたクリームを拭き取ると、次のカットも綺麗に切り分けることができます。今回は一切れずつ、熱めのお湯でさっとクリームを流して拭いては、カットするという方法でやってみました。

自宅で食べる分で、クリームが次のカット分に付いたりするのが気にならない場合は、そのまま連続してカットしてもらっても問題はないんです。せっかくご褒美ケーキだし、カフェのように綺麗に盛り付けたい!という時には、上記のような切り方を参考にしてみてください。

さて、半解凍をみんなで試食。
ペアリングのジャムをティースプーン1杯ほど添えて、いただきました。
まずはチーズケーキだけを味見してみました。
凍っている感じはなく、口溶けよくさっぱりとした味わい。濃厚なはずなのに後味もさっぱりとしています。大和橘のジャムを付けていただくと、ジャムの苦味がケーキの甘みを引き立てる感じに柑橘の香りがふわっと口に広がって爽やか!
2種類の味わいを楽しめるペアリングジャムの役目に思わず納得です。

次の日は、全解凍を試食です。
半解凍のさっぱり感から、一気に濃厚なチーズケーキに。見た目もしっとりしています。
滑らかな舌触りで、口の中にしばらく留まるコクがありながら、ジャムの爽やかさで後味は軽やかです。

昨日は1cm幅で切り分けやのですが、2日目は豪華に2cmほどで切り分けたら、スタッフのにやにやがとまりません。冷茶と一緒にいただいたのですが、この時期にはピッタリでした。

気軽に頼める価格ではないかもしれませんが、この美味しさは自分へのご褒美です!
そして、自分へのご褒美にしたいデザートは、大切な人にも食べてもらいたいという気持ちがむくむくと。冷凍しておけるので、相手の都合のいいタイミングで食べてもらえるのも、いいですよね。
甥っ子や姪っ子の節句、母の日・父の日、結婚記念日など、いろんな候補が思い浮かびます。

なにはともあれ、試食ではなくたっぷり食べたいので、まずは自分ご褒美として自分へ贈ろうと思っています。


編集担当 岩井

<関連商品>
特集 奈良御菓子製造所 ocasi シルクチーズケーキ 大和橘ジャムセット

梅雨時の体調を整える道具

気持ちの良い晴れの日もあれば、雨が降ったりやんだりの日もあって、この時期から梅雨の終わりに向けて、気圧の変化で体調が優れない日があります。湿気で体が重く感じたり、頭痛に気持ちが浮かない日もちらほら。
しかし、毎年やってくる体調不良に負けるわけにはいかない!と、自分なりに気持ちを切り替える生活を心がけるようにしています。

めまいや頭痛がでそうな雰囲気を察知したら、耳のまわりの血行をよくすると良いと聞いたので、ゆっくり耳を上下や横に引っ張ったり回したり。
温めるのも気持ちがよいので、小豆のネックピローも活躍します。首元から耳の下あたりまであたるようにすると、じんわり気持ちがいいのです。

もう一つ気に入っている温めグッズが「お顔の蒸しタオル」です。
すっぽり顔を覆うサイズ感で、耳付近まで覆ってくれるので「ほわぁー」っと声が漏れる気持ちよさです。

パイル地とガーゼの両面どちらでを顔に当ててもよいのですが、私は断然ガーゼ派です!ふかふかしていて、やわらかく包まれている感じがリラックスさせてくれるんです。
もちろん、マスク生活でなんだかガサガサしているお肌の調子は整うし、夏のお風呂上がりは冷蔵庫で冷やしておいて、冷感マスクを楽しんでいます。

体全体も重く感じる日は、首、肩から、ふくらはぎなどマッサージしてあげたり、ストレッチしたり。

毎日バタバタと忙しくできるのも、元気だからこそ!と思って、こういう季節は、いつもより少しだけ自分へ時間をかけるようにしています。

関連商品はこちら

お顔の蒸しタオル
小豆の温熱ネックピロー
そろばん屋のほぐしローラー

【わたしの好きなもの】シャンブレー生地のもんぺパンツ

今年も語ります、もんぺ愛!

社内一番のもんぺ偏愛が今年も登場しました!
毎年何本目?と思いながらも、またまた今年も新作の「シャンブレー生地のもんぺパンツ」を購入。
ついつい新しい生地で作られているのを見ると、履き心地と風合いが持っているものとは異なると欲しくなるんですよね。

ハリが少しあるけれど、柔らかいシャンブレー生地がいい塩梅にふんわりしている感じ。
お気に入りの楊柳や麻千鳥の生地のもんぺより、軽くて動くたびにくしゃっと感がでるのが夏っぽくていいなと思いました。

横糸に色糸を用いているので、平織りだけど表情豊かな生地になっています。

そもそもシャンブレーって何?と思いませんか。
経糸と横糸で違う色の糸を使った平織りの生地とのこと。
このもんぺは、経糸に白、横糸に色糸を使ってムラ染めのような風合いができています。
厚地でしっかりとしたデニム生地は綾織りなんですが、平織りはそれよりも軽い仕上がりになるから、夏にもぴったりなんですね。

強撚糸が自然な皺感を生み出し、こなれ感を出してくれます。

さらにこの生地には、強撚糸を使用しているから、自然な皺の風合いが洗濯しても継続して楽しめるんです。
同じ形のもんぺでも、生地によって雰囲気が異なるのが、毎年面白いなと感心しています。

身長164cmの私は、今年もLサイズを選びました。
なぜかといいますと、大学生の息子がパラシュートパンツという、足首の所で裾がたまってダボッとしたデザインのものを履いていて、それを真似したい!ということで、くしゃっと感と軽い生地感のシャンブレーもんぺで再現。
Lサイズを腰位置で履いて足首あたりでボリュームをもたせると、それっぽい!

ウエストまで引き上げると、足首がちらりと見えて、すっきりシルエットになって、それはそれで涼しげなんです。
その日のトップスに合わせて自由に丈を楽しめるのも、もんぺのいいところ!
またコレクションが1枚増えて、家でも会社でも夏のもんぺ生活を満喫しています。


編集担当 平井

<関連商品>
シャンブレー生地のもんぺパンツ
合わせて着用しているトップス:強撚綿のプルオーバー

【わたしの好きなもの】極薄綿のチュニック

気分も軽くなる涼しげなチュニック

まるで涼しい風を纏っているかのよう。
今までにない着心地に虜になっています。

初めて商品を目にしたとき、「極薄」という、いかにも繊細そうなワードに
透けない?
お手入れが難しいのかな?
そんな疑問が浮かびつつ、手にとってみると、シルクのような滑らかな肌触り。
聞くと、究極の着心地を追求するテキスタイルメーカーと共につくったのだとか。

やわらかなドレープが、より美しく感じたチュニックを選んで着てみると、空気を含んだようなゆとりのあるサイズ感で、風通しが良く、とにかく軽くて涼しい!

インナーを近しい色で合わせると、そこまで透け感が気になることはなく、生地には形態安定加工を施しているので、かなりの薄さでありながら、ヨレや縮みが起きにくく、ネットに入れたら洗濯機で気軽に洗うことができました。

着用時も皺が気になりにくく、
上品な生地感は、カジュアルになりすぎないのも嬉しいポイント。
アクセサリーを合わせるときれいめなコーディネートも楽しめます。

サイドに軽くスリットが入っているので、体にまとわりつかず、
ワイドめなボトムスも合わせやすいので、
今は締め付けの少ないボトムスと一緒に、
とことんリラックスしたコーディネートがお気に入りです。

もう少し暑くなったら、
涼しげな透け感をいかしたレイヤードコーデを楽しもうと思います。


編集担当 村田

<掲載商品>
極薄綿のチュニック
合わせて着用しているボトムス:麻のサマーパンツ