【わたしの好きなもの】 中川政七商店 花ふきん

梅雨時期のおうちふきん、臭ってませんか?


空気が乾燥していた秋口や冬場には感じなかった梅雨時期ならではの悩み事。それは「ふきんの臭い問題」です。

食器やシンク周り、台拭きと使い所の多いふきんは、毎日濡れては乾いての繰り返し。おうちのふきん掛けで干しているだけだと乾きが悪く、3~4日後にはあのいや~な臭いがふいに漂ってきてしまいます。


我が家では台拭きと食器拭きを別々のふきんで使い分けているのですが、いつも臭うのは台拭きの方で、食器拭きは1週間経ってもまったく臭わないのです!その違いは、台拭きはよくある普通の長方形のふきん、食器拭きは「花ふきん」を使っているところ。


台拭きの方は生地が何枚も重ねられていて、吸水性はいいのですが、梅雨時期は乾きづらいのに比べ、花ふきんは目の粗い蚊帳生地が2枚重ねになっているため、1日で乾きます。部屋の向こうが透けて見えるこの目の粗さが乾きやすさのポイントなんです。


「じゃあすぐにベチャベチャになって、水が滴るのでは?」と心配になりますが、大丈夫です。水気の多いところを拭くときは、花ふきんを何回か畳んで厚みをもたせれば、十分な吸水性があり、乾かすときはさっと広げておけばあっという間に乾いてしまいます。

そんなわけで、我が家では食器拭きに台拭き、台所のお手拭きにも花ふきんを使うほどに。今度は洗面所やお手洗いのお手拭きにも導入しようかと考えています。

編集担当 今井

【わたしの好きなもの】 THE POCKET T-SHIRTS

夏だけじゃない、ずっと使えるTHEのTシャツ


夏の定番着と言えば「Tシャツ」ですが、だいたい1~2年も着れば首周りや裾が広がってヨレヨレということもしばしば。毎年新しいものを買っているような気がします。

カラフルだったり、トレンド感があったり、その年のTシャツを楽しむのもいいのですが 、「これ!」というベストなものが色違いで3枚くらいあれば十分なのに、とも思うのが大人のTシャツ選びのジレンマです。


そんな折、会社の知人のススメで「THE POCKET T-SHIRTS」を夫用に買ってみることに 。 色はベーシックに白を選びました。夏ですしね。


さっそく試着してもらうと「肌触りが全然違う!」と嬉しそう。 袖や身頃をさすりながら、「生地に厚みがあるね。ちょっと光沢があるけどこれ綿100%なの?」と興味津津でした。

それもそのはず、今回来てもらった「THE POCKET T-SHIRTS」の原料は、超長綿(ちょうちょうめん)、別名スーピマコットンと言われるもので、シルクのような光沢や上質な 風合いを持っており、通常のコットンとは一線を画すのだそう。


触ってわかる肉厚の生地は、THEのオリジナル生地で、通常アウターなど厚手の生地製造に使われる「ダブルニット機械」をあえて使うことで、ふっくらとした上質な生地に仕立てられています。洗濯をしても、へたったり、毛羽立ったりがなく、型崩れしにくいので手間いらず。生地自体が丈夫なので、これから何年も着続けられそうなTシャツです。


夏だけではなく、パーカーやジャケットを羽織って秋口にも使えそうな生地感なので、きっと出番が多くなるだろうと、色違いで黒も買ってみました。ようやく出会えたベストTシャツ。調子に乗って私も夫のLサイズを試着。


案外そこまでダボダボになることもなく 、着丈も一般的なものより1~2cmほど短いので、女性でもオーバーサイズで今っぽく着ることができます!


袖は2回折ると可愛くなって良い感じ。今度借りるね、と夫に夫婦共用のお願いをしにいきました。

<掲載商品>
THE POCKET T-SHIRT

編集担当 今井


▼こちらの特集でTHEの他アイテムもご紹介しています
定番として持っていたいTHEの服特集

【わたしの好きなもの】 保存の器

おかえりデザートに保存の器


保存容器といえばプラスチックのものを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、今回は、新たに購入した“磁器”の「保存の器」について紹介したいと思います。


この器、ラップをするのではなく、付属のフタをして使います。保存したときに、臭いが漏れ出るのでは?と不安でしたが、翌朝冷蔵庫を開けても入れていたおかずの臭いは気になりませんでした。

大小の2サイズがある「保存の器」。我が家では、おかずには大サイズをよく使い、小サイズはちょっとしたデザートを作るのにも使っています。


最近は「牛乳寒天」にはまっていて、一人分を作るのに小サイズがぴったりなんです。1回に2~3個ほど作って冷やしておいて、仕事から帰ってきてキンキンに冷えた牛乳寒天を食べるのが至福の時間です。この時間を私は「おかえりデザート」と呼んでいます。


小サイズは他にも素麺のめんつゆ・薬味セットの器として使ったりします。そもそも中鉢と小皿を合わせたような形になっているので、中鉢部分にめんつゆ、小皿部分には食べるときに薬味を盛り付けてテーブルへ。見た目はもはや外食で食べる蕎麦屋さんのよう。夏ならではのお気に入りの使い方です。


<特集>
おいしく保てる保存容器はこちら


編集担当 今井

【わたしの好きなもの】かもしか道具店 陶の飯びつ

炊きたてに戻る陶器のおひつ

わが家のごはんは、土鍋で炊いています。
朝は高校生の息子のお弁当用、夜は晩ごはん用、というタイミングで炊いて、 残ったごはんはすぐに冷凍庫へ。実は、この冷凍するということに、 なんだかずっともやもやした気持ちを持っていました。

たとえば夜に炊いたごはんは翌日の朝のお弁当用にすぐ解凍します。風味を保つためとはいえ、 数時間後に温め直すものをその都度冷凍するのはちょっと残念かも。

そんな風に感じていたとき、この「陶の飯びつ」に出会いました。



それまで、保存といえばプラスチックの容器を使うのが当たり前だった私は、「そんなに違うものなの?」と半信半疑で試してみたのですが・・・「そんなに違いました!!!」


プラスチックのものでごはんを保存した場合、温め直したら内側に水分がびっしり。
蓋を開けたら水滴が落ちてくるほどでした。
ほかほかになるまで温めると素手で持てないくらい熱くなるし、底部分のごはんはベタッとしてしまう。


それに比べて「陶の飯びつ」を使ってみたら、蓋を開けた瞬間ほかほかの湯気が立ち上がり、
まるで炊きたてのような粒のたったごはんが出来上がるのです。



温めの目安は、500Wで3分間。
これで中はしっかりと熱くなっていて、一方で外側はちょうどあったかいくらいの温度になっているのにも 驚きました。
内側に水滴も付かず、ごはんがこびりつくこともなく、抜群の状態を保っています。



「陶器ってすごい!!」しみじみと感動したものです。

サイズは2種類。約1合用の「こぶり」と1.5合用の「ふつう」があり、どちらも持っていて使い分けています。



夜炊いた時は「こぶり」サイズにお弁当用のごはんを入れたり、朝炊いた時は「ふつう」サイズに晩ごはん用を入れたりといった具合。


できれば炊きたてをお弁当に入れてあげたいけど、ちょっと明日は起きるのがつらいなと思った時も、飯びつのおかげで美味しいごはんを用意できるという、心強い朝の味方ができました。


編集担当 宮浦

【わたしの好きなもの】こてぬぐい

ちょうどいい、暮らしに馴染むこてぬぐい

古くから日本人に親しまれてきたてぬぐいは、僕にとっても馴染み深いもの。

小さい頃、てぬぐいを頭に巻いてせっせと畑仕事をする祖母に向かって、「なんで帽子を被らんの?」と思わず言ってしまったことがありました。
帽子を被らずにてぬぐいを頭に巻く姿が不思議に見えたのです。そんな僕に、「てぬぐいは、汗をよく吸うのにすぐ乾くからええんやで」と、祖母が笑顔で教えてくれたのを覚えています。
高齢で体に堪えるからと、数年前に畑仕事を引退してしまいましたが、家でてぬぐいを使って顔や手を拭く姿を今でも見かけます。

てぬぐいの良さを知っている祖母のように、僕もてぬぐいを使おうとするのですが、持って行くのは畑ではなく会社。
ハンカチのように持ち運ぶには大きく感じてしまい、気づけば遠い存在になっていました。



あるとき耳にしたのが、少し小さめの「こてぬぐい」登場のお知らせ。

“てぬぐいのよさを残したまま、今の暮らしにちょうどいいサイズにした「こてぬぐい」をつくりました。”

どれどれ、と気になったので、店頭に並ぶと同時に早速買ってみました。
選んだ柄は「千鳥 黄」と「瓢箪 朱」。どちらもどこか懐かしく、明るい色でも落ち着きがあって、一目惚れしました。



ハンカチを持って行く代わりに「こてぬぐい」を持って会社へ。
ほう、たしかにちょうどいいサイズ。
折りたたんでもかさばらず、ポケットに入ります。



さらにうれしいのが、てぬぐいならではの速乾性。
手を拭いた後、デスクの上に広げておけば2時間もかからないくらいで乾くので、いつでも気持ちよく使えています。
乾かしている間はインテリアにもなり、デスク周りが明るく感じます。コースター代わりとしても使ってみたり。
たまに、その柄似合うねと通りすがりのスタッフに褒められたりしてうれしく感じる日も(笑)



部屋干しでもしっかり乾いてくれるので、雨の日も安心。気になる臭いが残りません。
透き通るような薄さの生地なので、窓際に干すと外の光に照らされ、優しい風合いの柄がふんわりと浮かび上がります。
洗濯干しの途中でも、思わず見とれてしまいます。



機能性や温かさを感じるデザインを残したまま、ちょうどいいサイズになった「こてぬぐい」。



通常サイズのてぬぐいと比べると、このくらいの大きさ。
昔から親しまれてきたてぬぐいが、現代の暮らしに寄り添ってくれているようで、うれしく感じます。

使い始めは少し糸くずが出てしまいますが、段々と落ち着いてきます。
育てる、というわけではありませんが、糸くずを切る儀式もなんだか愛おしいもの。



柄が豊富なところも魅力。たくさん持っていれば、今日はこの柄を使おう!と一日のはじまりが楽しくなりそうですね。

そうそう、祖母は水玉柄が好きと言っていました。
可愛いらしい「豆」の柄があるので、近況報告も兼ねて贈ってみようかなと思います。

もしかしたら、小さい、なんて言われるかもしれませんが、きっと喜んでもらえるはず。


編集担当 森田



<掲載商品>
こてぬぐい

【はたらくをはなそう】商品二課 課長 中野鉄也


中野鉄也

2015年入社 生産管理課
2017年 商品二課 課長
メインはアパレル。その他、コスメ・ベビーなどの商品づくりを担当しています。

「打席に立つこと、空振りしてもいいからバットを振ること。」

中川政七商店に入社して間もない頃、奈良市内にある串カツ屋さんで、現会長(中川政七)に言われたことを思い出します。

「何も躊躇する必要はない、やってやるぞ!」と、
その一言で、より強く意識するようになりました。

時には、空振りをして失敗することももちろんありますが、
勇気を出してバットを振ったときの空振りには、間違いなく学ぶべきことがあります。

ですが、空振りだとしてもバットを振ることすらしないと、何も得るものはありません。

「見送り三振するくらいなら、思いっきりフルスイングするぞ!」
そんなスタンスで仕事と向き合っています。


もう一つ、意識していることがあります。


「簡単にあきらめないこと。」

かれこれもう15年ほど前の話ですが、
右も左も分からない社会人1年目の時(前職)に、
当時の上司が教えてくれたことです。

先輩の背中をみて学びなさい!という、やや体育会系な教えで、
目の前の目標や問題に対して、毎日1000本ノックみたいな感じでした。

やり直し、考え直し!やり直し、考え直し!…。
一体、どこがゴールなんだっていうくらい、やり直しを続ける。

でも、最後には納得いく内容になり、そして結果も出るんですよね。

思考をスタートしてから、ゴールをどこに設定するか。
決して、長く時間をかけることが正しいわけではないですが、
納得するまで考えつくせるか。
そしてそれを確実に実行する。

そのスタンスを学ばせて頂いたと思います。
おかげさまでメンタルも強くなったんじゃないかな。
今でも、当時の上司には感謝しています。


中川政七商店には会社の「ビジョン=大きな目標」があります。
そして、本気で達成するという志をもったメンバーが集まっています。

あきらめず、常に前を向いて、挑戦しつづけられる会社、人でありたいと思っています。


中川政七商店では、一緒に働く仲間を募集しています!
詳しくは、採用サイトをご覧ください。



 

<愛用している商品>


●オススメ商品
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うちの課でデビューしたブランド。
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