【わたしの好きなもの】家事問屋 ホットパン

結論「何でも美味しく焼ける!」



1年を通して、ほぼ毎日我が家の朝食にはホットサンドが登場します。
季節問わずホカホカのホットサンドを朝からいただくのが、至福の時間です。




今年は、「家事問屋」さんの商品をオンラインショップで取り扱うことになり、
ずっと狙っていた「ホットパン」をいち早く試させていただくことになりました!

電熱式のホットサンドメーカーは持っているのですが、友人にご馳走してもらった
直火で作ったホットサンドが、中身ぎっしり、パンはふんわり、焦げ目が香ばしくと
美味しすぎたことから、ずっと直火式を狙っていたんです。



直火式のホットサンドメーカーを選ぶにあたっては、

1. 具をたくさん入れることができる
2. プレスされてカリカリ部分ができる
3. 分解できる

の3つの野望がありました。


「ホットパン」を狙っていた理由には、この3つすべてを叶えてくれる!ということがあります。

1.具をたくさん入れることができる


これでもかとのせてみました。キャベツ→ベーコン→厚み1cmのトマト→目玉焼き→どっさりチーズ。


余裕でした!









そして、「ホットパン」の最大の特徴でもある内側の二重構造のおかげで、
まったく外側に具がこぼれない!
チーズが外側にたれてしまって、コンロを汚すなんてことはありません。







写真は8枚切りですが、6枚切りで作ってみてもちゃんと挟めました。ボリュームアップするので、しっかり食べたい方は、6枚切りもいいですね。

我が家は買ってきた食パンはすぐ冷凍するのですが、もちろん冷凍食パンをそのまま使っても、8枚切りも6枚切りもふっくら熱々に焼けました。

2.プレスされてカリカリ部分ができる



カリカリは、私にとってホットサンドを作る楽しみの重要ポイントです。

うちの子供が小さいころ、普通の食パンだと耳を食べるのに時間がかかっていましたが、ホットサンドにすると逆にカリカリの縁から食べるほどでした。

これも二重構造のおかげで、しっかりプレスされた耳の内側はカリカリだし、耳も香ばしく焼けました!






3.分解できること


洗いやすく、そのまま放置しても乾きやすいです。「ホットパン」の素材はアルミですが、約1.1kgと重め。これは、厚手のアルミ鋳物素材(側面3mm、底面3~6mm)なため。

そのおかげで、抜群の熱伝導性にくわえて保温性を誇り上手に焼けるのです!
重さにも美味しさの秘密があるのですが。だから洗うときは重さは半分になるし、私はそこまで気になりません。




個人的には、細部の留め部分や上下を合わせている構造部分の美しさが好きです。
ネジなどの金具を使わずに構造だけで上下を合わせたり分解できる機能美は素晴らしい!

2つに分解できるさらなる魅力は、フライパン代わりに使えること!

たとえば、片方でベーコンを焼いて取り出す→目玉焼きを蒸し焼きに→
キッチンペーパーでさっと拭く→パンで具を挟む
という風にすれば、「ホットパン」だけで朝食の完成です。




目玉焼きは、回りの溝に水を入れれば蒸し焼きのようになってふっくらときれいに焼けて、くっつかずペラッと取り出せます。




分解できると、使える幅がぐぐっと増えるんですよね!

こうなると何でも焼けるのでは? と食いしん坊意欲がかきたてられます。

試しに肉まんを焼いてみたところ、お好み焼きのようにふっくらカリカリに。

これは本当に子供が喜ぶ食べ物ですよ!






調子にのって、チキンソテーにも挑戦。

こちらは水を入れずに焼きましたが、中はジューシーに、皮目はカリカリになって、人生で一番上手に鶏肉が焼けたと思います。波板状になっているので、焼き目がついて美味しそうなこと!

ただ鶏肉を美味しく食べたいだけでも、「ホットパン」を使う意味があるのではと思うほどでした。




鶏肉でも、ハンバーグを焼いたとしても、ホットサンドの具として余裕で挟めるので、ボリュームランチによさそうです。

密閉性があるわけではないので、油が出るとひっくり返すときに隙間から垂れることがあるのですが、そもそも肉を焼く際の油の飛び散りを考えたら、少し落ちたものをさっと拭くくらいなので楽勝です。


勢いで、パイも焼いてみたんです(笑)

冷凍パイシートを食パン大にカットして、簡単にジャムとクリームチーズを挟んだところ、オーブンじゃないとサクサクにならないと思っていたものが、見事ふんわりふくらんでサクサクに。

これも二重構造の恩恵を受けて、端がぶわっとふくらんでいました。




本格的にりんごを煮てアップルパイにしてもいいし、ハムや目玉焼きなどおかずパイにしても美味しそう。
簡単に手作りおやつができてしまいます。

今回「ホットパン」を試してみて、言いたいことは、「何でも焼ける!」

私の食いしん坊欲を満たしてくれる頼もしい道具として、毎日が楽しみで仕方がありません。

<掲載商品>
「IH使用可」家事問屋 ホットパン



編集担当 宮浦


節分に食べれば福を呼ぶ、豆以外の食べ物

こんにちは。細萱久美です。

歳時記にちなんだ日本の暮らしの豆知識の連載が一巡しましたが、知ってるようで知らない日本の歳時記がまだまだあることを実感しました。

ちなみに、2月3日と言えば節分の日。誰もが知る歳時記の一つだと思います。私は物心ついた頃から「鬼は外、福は内」の掛け声と共に豆を撒く日、とは思っていましたが、それ以上は深掘りすることもなく大人になってしまいました。

大豆

そもそも「歳時記」と「節分」って?

日本には四季がありますが、それを更に細かく割った二十四節気という暦があります。季節の移り変わりの拠り所として、昔の農業の目安には大変便利だったようです。

中でも立春、立夏、立秋、立冬など、春夏秋冬の季節の変わり目は特に重要な日とされており、季節が変わる最終日を節分と呼んでいたので、昔は年に4回節分の日がありました。

江戸時代あたりから一年の始まりである立春(旧暦のお正月)を迎える前日だけを「節分」と呼ぶようになったようです。

キンモクセイ

日本人は季節の変わり目に鬼(邪気)が生じると考えており、その鬼払いとして節分に「鬼は外(邪を払い)、福は内(幸せを呼び込む)」と声を掛ける厄払いが定着しました。季節の変わり目は、体の不調が出やすい時期ですが、昔の人はこういったところにも鬼を感じていたのでしょうか。

多くの地域では炒った大豆を撒きますが、北海道や東北では落花生を撒くそうです。豆以外にも様々な邪気払いの風習があり、柊鰯(柊の小枝に鰯の頭を刺したもの)という魔除けのお守りを門口に立てるところもあります。

鰯の頭を刺したヒイラギ

関西の風習だった、太巻きをその年の良い方角(恵方)を向いて静かに食べて福を招く恵方巻きは、今では全国区の人気イベントとなっています。

鬼を払い邪気を払う節分は、厄を払うのにも最適な日。全国では福豆や福餅を撒く節分祭(寺の場合は節分会・せつぶんえ)が行われる神社やお寺も多くあります。

厄年の人もそうでない人も、この期に厄を払って一年の幸福を祈りましょう。

「ぜんざい」を食べると厄払いになる?

ところで厄年の方の厄払いも各地でさまざまな行事があるようです。

親しい人たちを招いて、酒肴でもてなし、自分の厄を持ち帰ってもらうなど、厄を分担してもらう風習も結構あるみたいです。

たとえば大阪では、厄除け大祭に行ったあとに宴会をしたり、ぜんざいをつくって近所や親類、道行く人たちに食べてもらうことが今でも行われてるとか。

これはぜんざいが大事というよりも、 小豆の赤色が福をもたらす陽の色であり、邪気を払い厄を除けてくれる力があるとされ、赤が重要なポイントと考えられます。

紅白もちのぜんざい
紅白もちを使ったぜんざい。見た目にも可愛いらしいですね

自分の厄もいっしょに平らげてもらい、また他人に振る舞うことで徳を積み、厄を祓うという意味合いがあります。

厄を分担してもらう発想には少し驚きますが、福の意味がある赤いものの力を借りて徳を積むというポジティブな意味合いなら積極的に行えそうですね。

なかなかぜんざいを振る舞うのも物理的に難しい気もしますので、赤いものをさりげなく贈るのはいかがでしょう。

小豆の和菓子や、紅白のお餅など食べるものなら贈る方も贈られる方も気軽にできそうな気がします。

紅白もちのぜんざい

細萱久美 ほそがやくみ
東京出身。お茶の商社を経て、工芸の業界に。
お茶も工芸も、好きがきっかけです。
好きで言えば、旅先で地元のものづくり、
美味しい食事、美味しいパン屋、猫に出会えると幸せです。
断捨離をしつつ、買物もする今日この頃。
素敵な工芸を紹介したいと思います。

文:細萱久美
photoAC

※こちらは2018年2月3日の記事を再編集して公開しました。

世界の倉敷ガラス。その始まりはクリスマスツリーのオーナメントだった

クリスマスイブですね、街はイルミネーションやクリスマスツリーで華やいでいます。

今年はいくつクリスマスツリーを見かけましたか?この後もきっと街で見かけると思いますが、その時はぜひ、ツリーのオーナメントに注目してみてください。赤や青など色鮮やかに装飾された「ガラス玉」を見つけることができるはず。

今日はその「ガラス玉」と、そこにまつわる「倉敷ガラス」のお話をお届けします。

世界に誇るの倉敷ガラス。始まりの小さな工房を訪ねる

倉敷駅から車で揺られることおよそ15分、粒江 (つぶえ) という地域の小高い山の上に、その小さな工房は佇んでいます。

ここは、小谷真三さんと長男の栄次さんによる口吹きガラスの工房。日々の暮らしに馴染む程よい厚みと重さ、飾り気のない気取らぬデザイン、そして独特の色合い。

ここでつくられるガラスは「倉敷ガラス」と呼ばれ、日本や世界で高い評価を得てきました。

工房に迎え入れてくれたのは、この道30年のガラス職人・小谷栄次さん。その傍らでは、小さな工房に似合う小さな溶解炉が、ゴウゴウと火を燃やしています。

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「これは『だるま』って呼んでて。ガラスを熔かすための高温炉、ゆっくり冷やすための徐冷炉が1つになってるんだよ」と、吹き竿の準備をしながら教えてくれます。必要な炉が1つにまとめられた「だるま」は、全てを1人で作業する倉敷ガラスにちょうど良い小ぶりなつくりです。

「まずはそこで見ていて」ということで、早速ガラスを吹いていただきました。その仕事ぶりは息をのむ美しさです。

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「まぁこんな感じで」と、汗を拭く英次さん。流れるようなその仕事は真面目な人柄が表れるように、丁寧で正確で誠実。この倉敷ガラスの技術は、英次さんのお父様である真三さんが独学で磨き上げてきたものです。

「もう60年も前になるかな。元々父はグラスではなくて、クリスマスツリーのガラス玉をつくってて。10年以上、1日2,000個もガラス玉を吹いていたみたい」

今でこそプラスチック等の素材でつくられるようになりましたが、昔はその多くがガラスでつくられていました。真三さんにより息を吹き込まれたガラス玉は、海を渡り欧米のクリスマスツリーに飾られ、たくさんの家族のクリスマスを彩ってきました。

しかし、それだけ多くの数のガラス玉を吹かざるを得なかった背景には、他の素材の台頭や機械化によりガラス玉自体の単価が年々安くなっていたということがあります。将来ガラス職人として何をつくっていくべきかを考えながらも、生活を守るためにガラス玉を吹き続ける日々が続いたそうです。

ものの5分で、当時のままのガラス玉を吹いてくださいました。
ものの5分で、当時のままのガラス玉を吹いてくださいました。

倉敷ガラスを代表する「小谷ブルー」の誕生秘話

そんな時間を過ごしていた真三さんに50年ほど前、このガラス玉が大きな転機をもたらします。当時の倉敷の民藝館館長だった外村吉之介さんが、真三さんのガラス玉を見てある日、工房を訪ねてきました。

「突然メキシコのグラスを持ってきて、『こんなのつくって』って頼んできたようで」

当時の倉敷では暮らしの道具に「用の美」を見出す民藝(みんげい)運動の盛り上がりを背景に、民藝で街を盛り上げようという機運がありました。

その流れで、メキシコグラスの美しさに目をつけた外村さんが、これを倉敷でつくることができる職人はいないかと、白羽の矢を立てたのが真三さんだったのです。

歪みがなく均一な大きさでガラス玉を生み出す、腕の良いガラス職人として大役を託されます。

そんな突然の依頼を受け、グラスをつくるための試行錯誤の日々がはじまりました。今のようにネットも本もなかったので、全て自分で考えてつくらなければいけません。

渡されたたった1つのメキシコグラスからつくりかたを想像して、手探りで実験を繰り返します。低温でも吹くことができるガラスを使ったガラス玉と違い、メキシコグラスは高温で成形する必要があるため、炉から新しくつくったそうです。

コップ底の吹き竿との丸い接合部の跡も、最初はこれってなんだろうねと考えるところからのスタート。
コップ底の吹き竿との丸い接合部の跡も、最初はこれってなんだろうねと考えるところからのスタート。

特に苦労したのが、今でこそ「小谷ブルー」と呼ばれ、倉敷ガラスの象徴となった色の出し方でした。

「最初につくったブルーは青が鮮やかすぎて、外村さんにプラスチックの色だなんて言われてしまって。そんなこと言われても、こっちはもう業者に『安くする』って言われたから青色のガラスをいっぱい買っているし。余らせたらどうしようかと焦ったみたい」と、笑う英次さん。

このままでは赤字になってしまうという不安な気持ちを、決して得意では無いお酒に慰めてもらう日々。そんな時に真三さんの目に留まったのが当時の高級ウィスキー、サントリーの瓶でした。

その少しくすんだモスグリーンの瓶を、青色のガラスに砕いて混ぜてつくってみたそうです。

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「そしたら、『これこれ!この色が良い!』って外村さんが凄い喜んでくれたみたいで。それで、そっからはこの色ばかりつくるようになったんだよ」

このブルーが、ブランドカラー「小谷ブルー」として定着していくことに。

こうして、小谷親子にしか出すことができないとまで言われる、倉敷ガラスならではの特別な色を持つグラスが完成しました。

今では「あさぎ」という名前のブルーにグリーンを掛け合わせ、小谷ブルーはつくられます。
今では「あさぎ」という名前のブルーにグリーンを掛け合わせ、小谷ブルーはつくられます。

倉敷ガラスは世界の舞台へ。しごくあたりまえ、だからいい

小谷さんのつくるガラスは、倉敷を代表する民藝として「倉敷ガラス」と呼ばれるようになりました。

この倉敷ガラスを広めようと、民藝運動で勢いのあったガラス関係者が一丸となって後押ししてくれたそうです。

「当時は民藝がまだまだ元気で、みんなが国内外問わずどこに行く時にも倉敷ガラスを持って行って紹介してくれてさ。それで小谷の名前は知らなくても、倉敷で1人でグラスをつくってる面白いやつがいるって有名だったみたいで」

そんなガラス関係者からの地道なサポートにより国内に広がっていった倉敷ガラスは、ついには世界からも注目を集めるようになります。

「30数年前に京都でWCC(世界工芸会議)が開催されて、それが世界のガラス関係者の集まりで。日本のガラス協会の会長が父をそこに引っ張っていって、『この男は小さい窯で1人でガラスづくりをしてるんだ』と世界中のガラス関係者に紹介したそう」

こうして人と人との繋がりが大きな輪になり、極東の国の小さな工房で生み出された倉敷ガラスは、ヨーロッパを中心に名前が知られるようになります。

倉敷ガラスの飾り気の無い色や形は、世界共通の魅力。
倉敷ガラスの飾り気の無い色や形は、世界共通の魅力。

吹きガラスはそもそも複数人でしかつくれないものだったので、1人でつくるスタイルは当時から世界でかなり珍しがられたそうです。

今でこそ「スタジオガラス」というスタイルで呼ばれるようになりましたが、クリスマスのガラス玉の頃から変わらない、1人で最初から最後まで作るという職人の姿勢は、世界のガラス関係者に驚きを持って迎えられました。

「外国の人がうちに泊まりに来たり工房を見に来たりして、『One man Glass Boy!』とか呼ばれてたんだよ」と、教えてくれる英次さん。真三さんの技術や人柄が、国境を越えて愛されていた様子が伝わってきます。

その後、倉敷ガラスは世界的陶芸家・バーナードリーチ氏から評価を得たり、WCCウィーン大会に参加したり、その名を世界へと広めていきます。

バーナードリーチ氏による「いやしくなく、気品があって、しごくあたりまえにできていて、たいへんよろしい」という批評には、倉敷ガラスの魅力が凝縮されているよう。その後もWCC設立の世界的ガラス美術館への出品を要望されるなど、海外との交流を続けていきます。

今や岡山県を最も代表すると言っても過言ではない工芸品「倉敷ガラス」は、そうして世界的な評価を確立していったのです。

若き職人に託す。倉敷ガラスの昔と今、そして未来

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これが、クリスマスツリーのガラス玉が、世界の倉敷ガラスになるまでのお話です。

小さな工房で真三さん1人しかいなかった倉敷の吹きガラス職人は、今や7,80人にまで増えました。世界にも名が知られた倉敷ガラスをつくりたい、という若い職人が増え、大学でガラスづくりを教える機会も多いとのことです。

小さなガラス玉からはじまった倉敷ガラス。その物語は、若い職人に受け継がれ、これからもまた新しく大きな物語を紡いでいきます。

文・写真:庄司賢吾
※こちらは、2016年12月24日の記事を再編集して公開しました

【わたしの好きなもの】NEKO door stopper

思わず撫でたくなるドアストッパー


これを家に置いてると、みんな「かわいい!」と言っては撫でていきます。

もこもこの毛並みと、ちょこんとした佇まいが思わず手を伸ばしたくなるんですよね。





これ、ぬいぐるみの様に見えるんですが、実はドアストッパーなんです。

猫がお座りしてるような、ちょっとかまってほしそうにこっちを見ているような、なんともいえない可愛さがあります。





そして手触りのいい毛並みは、世界唯一の「特殊有毛パイル織物」の産地、和歌山高野口で作られたもの。

実は、国会議事堂や新幹線の椅子張りから、世界的なブランドのドレスやコートにいたるまで、国内外で高野口のパイルファブリックが活躍しているんです。

本当に、本物(我が家の猫)と、変わりない毛並みで、ずっと撫でていたい心地よさがたまりません。





落ち着きのない本物は、ずっと撫でさせてくれないので、ドアストッパーと言いながらも傍に置いて、愛でたり撫でたりしています。(時々、本物が嫉妬してにらんできます。。)





猫好きの友人には、猫がいててもいなくても、誕生日プレゼントに贈り物にしたら、誰しもが確実に喜んでくれる猫アイテムです。

帰宅時に思わず「ただいま」と声をかけてしまうそうですよ。







編集担当 宮浦

<掲載商品>
「お留守番をしているような猫型ドアストッパー」Fabrico NEKO door stopper

【わたしの好きなもの】THE Sweat Zip up Hoodie

何十年後も飽きないへたらない、着心地抜群のスウェット


夏以外はずっと活躍してくれるジップアップパーカー。

会社の帰りに寒いと感じた先週から、クローゼットから出してきた。冬はコートの下にも着るし、家でもついつい羽織ったままで過ごすし、春先もやっぱり肌寒いと手放せない。

毎回着るたびに、やわらかさと「ふかふかっ」とした肉厚な生地に包まれる心地よさに感動。

昔ながらの吊り編み機でゆっくり編まれたスウェットは、しっかりとしているのに、ゴワゴワせず、やわらかくてくったりとしている。

最初から何年も付き合ってきたような風合い。







特に着心地の良さを実感できるのが、腕を上げ下げした時。

スウェットって、ちょっと窮屈だなと思うことがあるのですが、この生地は違います。

背中部分が引っ張られる感じがなく、ストレスなく動かすことができます。







このスウェットは、生地を織るための糸を作る段階から、素材を無理に引っ張らずに自然な状態を保つように作っているそうで、パイルが蜜でしっかりしてるのに、やわらかな状態で肉厚という、ふかふかな着心地が味わえる。

これは、フードやポケット部分でも感じることで、ぺたんとならず立体的でふっくらしています。









ジッパーがフード部分まで少しかかっているデザインもお気に入り。

全部閉めると、ちょっと立ち上がった感じになり首元を包み込んでくれます。







あと、注目してほしいのが、生地ではないのですが、ジッパーの形。

ジッパーって、差し込むときにちょっとした気合がいるといいますか、、、「ぐっ」と押し込む感じですよね。

しかし、このジッパーは差し込む方が、スッと入るような形になっているので、引っかかりゼロでスルスルと閉じたり開けたり。

なんて細部まで気を使っているつくりなんだと、気づいた時は小さく感動して思わず奥さんに報告しましたね。







しょっちゅう着るので、もちろん何回も洗濯されますが、へたるどころかどんどん着心地よくなっていきます。

ちなみに、最初の洗濯の時は、遊び毛が落ちるので1枚だけで洗うのがおすすめです。



十年単位でお世話になると確信しておりますので、どうぞよろしく。





着用:Lサイズ 身長:約175cm


<掲載商品>
THE Sweat Zip up Hoodie

編集担当 森田

【わたしの好きなもの】 着けるタートルネック洗えるウール

厚着しない私の防寒術


秋冬の防寒に欠かせないマフラーやストール。

外出するときは自然と身につけることが多いですが、お家ではどうでしょう?


寒いからといって室内でもマフラーを巻いている人は少ないと思います。

でも防寒しないと首元がスッと寒い。 タートルネックの服を重ねるとちょっと暑い。

そんなときにちょうどいいのが「着けるタートルネック」です。



まるでインナーにタートルネックニットを重ねているような見た目。 でも実際に布が重なってる部分は首元だけなので、防寒しながらすっきりとした着こなしになります。







通常のネックウォーマーよりも広い範囲を覆い、首元だけでなく、冷えやすい背中や肩まで温められます。こうやってうつむいたときにも、服と肌の隙間を埋めるように体に沿うので、冷気が入ってくるのを防いでくれます。






お出かけのときに「便利だな」と思ったのは、スタンドカラーのアウターを着ても首元がかさばらないこと。秋冬のアウターは首元の風除けに衿元が立っているデザインが多いですが、その上からさらにマフラーを巻くとごわついて、肩が凝ってしまうことがあります。そうならずに、すっきりとアウターを着られるのでうれしいです。







ハンカチよりも小さいサイズなので、ポケットやいつものかばんに入れておいて、使いたいときにさっと取り出して使える手軽さもうれしいポイント。

私は家にいるときにこちらを使うことが多いですが、家事をするとき、ゴミ捨てに行くとき、寒いベランダで物干しをするときなど欠かさず身につけています。

ウール100%ですが、お家でお手入れができるので、毎日気兼ねなく使えます。 家でも外でも大活躍の「着けるタートルネック」は、おすすめしたい私の防寒術です。



編集担当 今井