贈りもの。どんな風に、何を選んでいますか?
誕生日や何かの記念に、またふとした時に気持ちを込めて。何かを贈りたいけれど、どんな視点で何を選ぶかは意外と迷うものです。
そんな悩みの助けになればと、中川政七商店ではたらくスタッフたちに、おすすめの贈りものを聞いてみました。
今回は大日本市課の藤田がお届けします。
新しい香りに出会える「薫玉堂 試香」
知人からお香を贈られたことがきっかけで、お香集めにハマり、香りを提案される楽しさを知りました。
自分で選ぶ香りはどうしても好みが偏りがち。新しい香りとの出会いを逃している気もするので、人から頂く、普段とは違う香りにわくわくします。
贈りものを選ぶとき、その経験を思い出して選んでいるのが薫玉堂の試香です。
全11種類の香りのなかから6種類が詰め合わされたお香のセットで、少量ずつ香りを試すことができるので、相手の好みがわからなくても贈りやすいなと思います。
「どの香りがよかった?」と、話ができるのも楽しみの一つですね。
京都の西本願寺前で1594年に創業し、日本最古の御香調進所である薫玉堂さん。歴史の重みを感じつつも現代的で洗練された印象があり、香りはもちろんデザインも大好きです。
「音羽の滝」「宇治の抹茶」など、京都を思わせるネーミングも素敵。私は「北野の紅梅」と「祇園の舞子」の香りが好きなので、2種類が含まれた「朱」を迷いなくセレクトしています。
贈った相手と好みが同じだったら嬉しいな、なんて思いながら贈ります。
<贈りもの>
・薫玉堂「試香」
相手をイメージしたオリジナルのデザインに「motta」
相手のイニシャル入りアイテムも、よく選ぶ贈りものの一つ。
贈りものをいただいた時に嬉しいと感じるのは、ものそのものよりも、相手が自分のために考えて選んでくれた、という気持ちが伝わるから。イニシャル入りのアイテムは、その人のためだけに用意した特別なものとして、自分の心を伝えやすいと思うのです。
mottaのハンカチには、アルファベットやモチーフを組み合わせて刺繍を入れられます。アルファベットはフォントを選べるので、相手のイメージに合わせられますし、モチーフは中川政七商店の各店舗限定のものや、季節限定のものもあって、組み合わせを考えるのも楽しいです。
以前、友人が奈良まで遊びに来てくれた時に、motta037のピンクのハンカチに金字で刺繍を入れたものを贈りました。
その組み合わせがとにかくかわいくて‥‥自分も欲しくなってしまいました(笑)。
<贈りもの>
・中川政七商店「motta」
地元の美味しいを届けるお菓子「多々楽達屋 至福のひととき」
転職を機に奈良に越してきてから、日本全国のさまざまな地域に知見を持つ方々とたくさん出会うようになりました。
職場や社外の方と、出身地や好きな地域について話すことが多く、日本全国のものづくりに焦点を当てている中川政七商店らしいなと思います。
そんな中川政七商店を通じて出会った方々には、私の地元についても知ってもらいたいと思い、地元の岐阜県土岐市でドライフルーツ・ナッツの製造販売をしている「多々楽達屋(たたらちや)」さんのギフトをよく贈っています。
多々楽達屋さんのドライフルーツに使用される果実やナッツは、産地に赴いて現場を確認し、直接買い付けているため、素材の良さに安心感があります。また、余計な砂糖や塩を使わずに加工されていて、素材そのものの味が楽しめるのも魅力です。
私は多々楽達屋さんに出会ってから、ほかのものが食べられなくなりました。
それくらい、一度食べたら虜になる味わいです。
「至福のひととき」は食べきりサイズで個包装になっているので、贈りものにぴったり。
贈り先の人数がわかっているときは、人数分購入してギフトラッピングしてもらうこともできます。
ギフトボックスもあるのでフォーマルなシーンでも使いやすく、全国の百貨店を中心に16店舗を展開しているので、出先でも購入しやすいのも嬉しいポイントです。
<贈りもの>
・多々楽達屋「至福のひととき」 ※中川政七商店での販売はありません
贈りかたを紹介した人:
中川政七商店 大日本市課・藤田愛実