【工芸うんちく旅】愛知県瀬戸市「瀬戸焼・招き猫」

こんにちは。
中川政七商店ラヂオのお時間です。

「工芸うんちく旅」は、工芸好き男子ふたりが、日本の工芸産地をめぐり、職人さんや地元の方々から聞いてきたうんちくや小ネタ、地域の風習、食文化などを紹介する番組です。

愛知県瀬戸市/瀬戸焼・招き猫

明けましておめでとうございます!今年も工芸好きアラフォー男子ふたりによる工芸うんちく収集に、ぜひお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます!

さて、新年早々ということもあり、今回ピックアップするのは縁起の良い置物として日本人に親しまれてきた人形、「招き猫」です。お話を伺ったのは愛知県瀬戸市で招き猫や干支置物、雛人形などを手がける中外陶園の若き社長、鈴木康浩さんです。

日本六古窯(にほんろっこよう)のひとつに数えられる「瀬戸焼」。そして「瀬戸物(せともの)」という言葉は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?招き猫の取材のはずが、日本屈指の焼き物の里、瀬戸市の魅力に引き込まれたナビゲーターのふたり。

まず今回は、そんな瀬戸市の類稀なる歴史とオリジナリティに関してお話していきます。いわゆる「瀬戸物」ってなんだ?そして世界を魅了した「セトノベルティ」とは?有田焼の回でもお話しした磁器の歴史との接点、などなど。焼き物の面白さを改めて実感する回になりました。ぜひお聴きください。

プラットフォーム

ラヂオは7つのプラットフォームで配信しています。
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ナビゲータープロフィール

高倉泰(たかくらたいら)

中川政七商店による産地支援事業「合同展示会 大日本市」のディレクター・バイヤー。
大学卒業後、店舗デザイン・設計の会社を経て、2014年に中川政七商店に入社。日本各地のつくり手と共に展示会やイベントを開催し、商品の仕入れ・販売・プロモーションに携わる。
古いものや世界の民芸品が好きで、ならまちで築150年の古民家を改築し、 妻と2人の子どもと暮らす。山形県出身。日本酒ナビゲーター認定。ほとけ部主催。
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引地海(ひきじかい)

Pomalo 株式会社 クリエイティブ・ディレクター。大学卒業後、広告代理店を経てフリーの編集者に。雑誌やWEBサイト、イベントの企画・制作・プロデュースを手がけ、2019年よりコンテンツ・エンジニアリング・カンパニー Pomalo(ポマーロ)に参加。11歳から17歳までをアメリカ・サンディエゴで過ごした帰国子女。2児のパパで、趣味はお弁当づくりとキャンプ。
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ご質問・ご感想を募集しております

パーソナリティへの質問や、ご視聴の感想、ここに行ってほしい!といったリクエストなど、お聞きしたいこと、お伝えしたいことがあれば、お気軽にコメントをお寄せください。

皆さまからのお便りをお待ちしております。

次回予告

次回「工芸うんちく旅」は、1月13日(金)配信を予定しています。

「中川政七商店ラヂオ」では、別番組「季節の手ざわり」も配信中です。
こちらは、月に一度、季節ごとの風習や、暮らしに取り入れたい日本の文化についてお届けしています。
次回は2月3日(金)配信予定です。

お楽しみに。

中川政七商店ラヂオのエピソード一覧はこちら

【わたしの好きなもの】手織り麻の木目込み雛飾り

毎年飾りたくなる、お雛様

ちょうど娘が生まれて、次の年に初節句を迎えるというタイミングで、手織り麻の木目込み雛人形と出会いました。

もう1年半くらい前になるのですが、自身もお母さんであるデザイナーの羽田さんが、社内向けの商品お披露目の際、
「周りのお母さん達と話す中で、雛人形は出すのが中々大変という声をよく聞いていて、親が毎年出したくなるようなテンション上がるものを作りたいと思いました」
と話していたのを今でもよく覚えています。
聞きながら、本当にそうやな、と共感。帰宅後、妻にも写真を見てもらって購入を決めました。

去年の初節句では、実際に届いたものを見て、
「親しみやすくて可愛いけれど、上品で格式高い感じもあって、完璧だね」と妻も喜んでくれました。

羽田さんに伝えると、
「顔は今回私が新たに描き起こしたもので、作り手の真多呂人形さんからは、ニコニコ面相って呼ばれてるんですよ。従来のお雛様はこんなに笑顔ではなかったみたいで。それが親しみやすい印象に感じるのかもしれないですね」
と、新たなエピソードが発覚。

なるほど、ニコニコ面相。たしかに上品な微笑みをたたえています。
この話を聞いてから一層愛着が沸いたので、購入される皆さんにもぜひ伝えたいと思っていたエピソードです。

木目込みの雛人形は付属品や衣裳の色などを選べます。我が家は熟考の末、十人飾り、衣裳は緋色、台は塗り台、背景は金屏風を選びました。

衣裳の色は、緋色、中紫、桜染と3種あるのですが、どの色味も日本の伝統的な色を重んじながらも、どこか現代的で華やか。子どもが親しみやすい色だと感じます。
それもそのはず、色の組み合わせについては、子どもがよく目にするものを参考に熟考を重ねたそうです。

1番悩んだのは、五人飾りにするか十人飾りにするかというところ。最終的には、なるべく「うれしいひなまつり」の歌に添うようにしたいねと妻と話し、十人飾りを迎えることに決めました。

サイズが心配でしたが、元々家にあった棚にジャストサイズで収まりました。十人飾りでコンパクトというのは、マンション住まいの我が家には嬉しい限りです。
収納時もコンパクトなので、クローゼットにきちんと収まってくれます。
繊細な人形なので、取り扱いは緊張しますが、説明書が入っているのでスムーズに片付けれました。

初節句の際は、妻も、出して並べるのがすごく楽しいね!と喜んでくれました。
妻の実家では毎年、母娘で出して並べていたそうです。
娘は、今2歳になる前で、まだちょっと繊細なものを扱うのは心配な年齢ですが、もう少し大きくなったら、妻の実家のように娘と一緒に並べたいと思います。

こうして娘と一緒に過ごすと、改めて年中行事の記憶は特別なものだと感じます。意味は分かっていなくても、どこかいつもより厳かだったり特別だったり。子どもの頃に親にしてもらったことを覚えていて、家族の特別なイベントとして記憶に刻まれています。
親になった今、なるべく娘にも家族の思い出として残したいので、娘の成長とともに実践しながら、自分たちも楽しんでいきたいと思っています。

親である僕らが進んで出したくなる、愛着の沸く雛飾りを購入できて本当によかったです。もう少し成長した娘と一緒に飾る日を楽しみにしています。

編集担当 大倉


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【わたしの好きなもの】四葉紋のジャケット

大切な日に着る、私の一張羅

四葉紋のジャケットは、中川政七商店に入社する前から愛用しています(中川政七商店には昨年入社したばかりです)。
以前は監査法人で働いていたので、日々法人のお客様を訪問する際にジャケットを着ていました。じつはこちらも、仕事での着用をメインに考えて購入したものです。

中川政七商店でジャケットを着用している社員は少ないですが、私は今も銀行の方などスーツをお召しのお客様と打ち合わせする機会があるので、しばしば着ています。

Aラインのスカートやグレーのパンツに合わせて、普段からジャケットを愛用しています

クラシックなフォーマルらしい形なので、仕事で着用?と驚かれるかもしれませんが、素材に麻が含まれているからか、意外にもカジュアルダウンしやすいのです。

紺色を愛用中。同色の糸で織られる、奥ゆかしい見え方の文様がお気に入りポイントです

仕事となると毎日のこと。ジャケットは羽織っておきたいけど、堅くなりすぎずやわらかな印象にしたい日もあります。
品格がありつつ、どこか温かみもある。気負っていない感じがして、オフィスシーンでの着用は本当におすすめです。

仕事中はパソコンの前に座る時間も長く、万年肩こり気味のため、ジャケットを購入する際、軽さは非常に重視しているポイント。その点、このジャケットは申し分ない軽さです。
初めて着用した時は感動して、周りの人におすすめして回っていました。気になっている方がいたら、ぜひ一度お店で羽織ってみていただきたいです。
軽くて涼やかなので、初夏にジャケットが必要なタイミングでは特に重宝します。

普段から着用するとなると、シワのお手入れなども気になりますが、生地が立体的な凹凸の模様になっているので、着用時のシワは目立ちにくいと思います。
また、ジャケットに付き物の腕回りのシワも、シルエットがゆったりしているので付きにくいのです。

クローゼットで保管する際、圧迫しすぎないようにだけ気を遣っていますが、お手入れはシーズンの終わりにクリーニングに出すだけで使えています。

動きが制限されず、ぐるぐる肩を回せます

肩の動きが制限される感じもまったくありません。子どもと一緒にいる時は、動きやすいことも重要です。
息子がこれから入学式を迎えるので、お気に入りのジャケットを羽織っての参加が今から楽しみです。

式のようなフォーマルシーンにも、日常の中にあるちょっと大切にしたい日にも。色んなシーンで寄り添ってくれるこのジャケットは、いつの間にか私の一張羅になっています。

<掲載商品>
四葉紋 ジャケット

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中川政七商店のセミフォーマルについて、デザイナーに聞いてみました「年を重ねたいま、自分に自信をもたせてくれる、ハレの日の服」
【身長別着用レビュー】セミフォーマル「四葉紋のワンピース」

編集担当 亀元

年を重ねたいま、自分に自信をもたせてくれる、ハレの日の服

自分らしい服ってなんだろう。年を重ねるごとに、似合うものも自分の好みも少しずつ変わってきました。
シルエット重視だった20代、何を着ればいいか迷走した30代前半。30代後半のいまでは、素材や質感など布自体が気になるようになりました。
着心地のよさはもちろん、年相応の服を着ているという安心感を求めているのかもしれません。日常の服はもちろん、特別な日となると、その安心感は一層大切です。

その場にも、年を重ねた自分にもふさわしい服。
中川政七商店のセミフォーマルシリーズは、そんな思いに応えてくれる一着です。デザイナーの山口さんに、どんな風に考えて作ったのか、話を聞いてみました。

尾州ウールシリーズ、刺繍のかさねブラウスを手がける山口さん

「私は30代後半で出産して、上の子はこれから卒園式入学式を迎えます。
この年でそういった式に出ると、周りのお母さん達は年下の方も多いんです。20代の方と同じ服を着ても似合わないし、それなりに年を重ねてる分似合うものを着ていたいと感じます。
ものづくりに信頼を置ける服を身に着けていると、背筋が伸びてそれが自信にも繋がると感じました」

自身の経験を糧にしながら作り進めていった、中川政七商店のセミフォーマル。
2019年からさまざまな型を発売し、それぞれにデザインのテイストが異なりますが、そこには共通する一つのコンセプトがあると言います。

「中川政七商店のセミフォーマルを貫くものは、“世界に誇る日本の技術”です。
テイストの好みは人それぞれですが、普段着ではなく特別な日に着る服なので、身に着けると自信に繋がるものを作りたいと考えました。そこで、技術も世界に誇れるようなものを採用しています」

ものづくりを知ることが自信に繋がるということで、一つずつ、どんなものづくりの背景があるのか、お話したいと思います。

ウールの世界三大産地が作る「尾州ウールシリーズ」

左のワンピースは今年新たに発売する商品

今年新たなラインナップを加える尾州ウールシリーズ。
愛知県一宮市を中心にした尾州地域は、イギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラと並ぶ世界三大毛織物産地。海外のメゾンブランドも買い付けに訪れるような日本が誇るものづくりの産地です。

今回採用したワッシャー加工を施した凹凸のある生地はシワができにくく、目立ちにくいのが特徴です。

「保育園の式では、ヒールの高い靴はまずはけません。抱っこをしたり、子どもと目線を合わせる為に低い位置で動いたり…子どもがぎゅっと掴んでくることもあります。動きにくいのはいやなので、ゆとりのあるシルエットにして、シワが目立ちにくい加工を採用しました」

また、ウールと麻を織り交ぜた生地を採用した為、清涼感のある肌触りで長いシーズン活躍します。

「安いものではないので、たまにしか着れないのはもったいないと思い、長いシーズン楽しめる質感を目指しました。また、デザインもシンプルなので、色んなシーンで着やすいものになっていると思います」

装飾を折り目で表現する日本らしさ「重ね襞シリーズ」

今年新たに発売する、重ね襞シリーズ。

「袴や折型など、日本人は装飾を折り目で表現する文化を持っています。技術だけじゃなくて、昔から日本にある表現も含めて取り入れながら展開していきたいという想いで、プリーツを採用したシリーズをつくりました」

もちろん、その技術も特別なものです。
手がけるのは、プリーツを専門に新技術の開発を行うオザキプリーツ株式会社。こちらには特許技術である「MAX PLEATS」を採用しています。

元来、プリーツがかからないと言われてきた天然素材。MAX PLEATSは、そんな天然素材にプリーツをかけることを可能にした特許技術です。
今回も表地は麻54% 綿46%の天然素材ですが、水洗いしてもプリーツ性を損なうことはありません。

古い織機でしか出せない細やかなレース「刺繍のかさねブラウス」

こちらも今年新たに発売となる、刺繍のかさねブラウス。手がけるのは、刺繍レースを専門とするフロリア株式会社です。

「レースというと海外のイメージを持たれる方も多いと思いますが、じつは日本で独自に進化を遂げ、いいものを作っているんです。中でもフロリアさんは歴史をもち、海外からも注目されている企業さんです」

あえて古い機械でゆっくり織ることで、ふんわりと⽴体的なふくらみや、繊細な模様を表現しています。

「フォーマルなシーンでは、基本的にはジャケットを羽織っていることが多いと思いますが、長時間過ごす中で温度調整したいタイミングもあります。
でも、ジャケットを脱ぐと急に質素な印象になってしまったり、透けてしまったり…脱ぐのをためらうことがあって。そういう不安がなく、脱いでも華やかさが損なわれないものにできたらと思って、前面を二重にして刺繍を刺しました」

立体的な文様で華やかさを演出する「四葉紋シリーズ」

2019年から発売している四葉紋シリーズを手がけるのは、株式会社ミタショーさん。

「桐生は日本のシルクロードとも言われ、絹を織っていた産地。つまり、着物や帯を作ってきた産地です。表現が複雑な着物や帯を織ることで、様々な技術が生まれ磨かれてきた歴史を持ち、複雑で細やかな表現を得意としています」

今回も、太さの違う麻とポリエステルの糸を織ることで、繊細でありながら立体的な表現になっています。

文様が立体的に浮かびあがっているので、品がありつつも華やかな印象になります。
また、ポリエステルも混ぜたことで非常に軽く仕上がっている為、長時間着ていても肩に負担がありません。
仕事など、長時間ジャケットを羽織っているようなタイミングにも活躍してくれそうです。

最後に、中川政七商店のセミフォーマル、どんな風に着てほしいですか?と聞くと、
「ハレの日にはもちろん、ちょっとしたお出かけにも、普段からたくさん着てもらえると嬉しいです」
とのこと。

中川政七商店のセミフォーマルは、シリーズを通して天然素材をベースに作っているため、素材感がマットで落ち着きがあります。きちんと感や品はありつつも、確かにちょっとしたお出かけなど、日常のシーンでも使いやすい質感です。

ものづくりについて語りたくなる、特別な日に自信をもたせてくれる服。フォーマルシーンにも、ちょっとしたお出かけにも、様々な場で一緒にお出かけしていただけたら嬉しく思います。

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【身長別着用レビュー】セミフォーマル「四葉紋のワンピース」

特別な日のための服。自分に似合うものを購入して、長く着たいですよね。
そこで今回、少しでも参考になればという思いで、身長別のスタッフの着用レビューをお届けします。

今回取り上げるのは、四葉紋のワンピースです。

商品ページのモデルさんは身長167cm。美しく着こなしてくれましたが、もう少し低めの身長の人が着るとどう見えるのでしょうか。
今回は、162cm、157cm、152cmのスタッフがそれぞれ着用してみました。履いている靴のヒールは6cmです。
ご参考になれば幸いです。

身長162cmのスタッフが着用

ジャケット着用
ワンピースのみ着用

「ふくらはぎが見える丈感なので、実際に着る際は、黒タイツを履いてすっきりと見せたいです。
普段、あまり足を出すことがないので個人的には少し短く感じますが、丈感含めセレモニー感があり、すごくきちんとして見えると思います。
生地自体にも華やかさがあります」

「座っても膝はしっかり隠れるので、電車の中や食事会などでも安心して座っていられそうです」

身長157cmのスタッフが着用

ジャケット着用
ワンピースのみ着用

「形はクラシックですが、柄が華やかで他の方と被らなさそうですし、きちんとしています。フォーマルな場で着ると自信を持てそうです」

膝下までしっかり隠れる丈感です

身長152cmのスタッフが着用

ジャケット着用

「フォーマルらしい丈感ですよね。低身長の方もすっきり着こなせると思います。
生地も軽くて涼しげなので、春から夏にかけてよさそうです。私は入学式に着ていくなら、これを選ぶかなと思いました」

座ってもふくらはぎあたりまで隠れる丈感です

身長によって見え方の印象も変わりますが、四葉紋のワンピースは中川政七商店のセミフォーマルの中で最もクラシックな形と着丈です。フォーマルな場でも安心して着用いただけると思いますので、特別な日の一着に選んでいただけたら幸いです。

セミフォーマルは他のシリーズも、身長別の着用レビューをご用意いたしました。
よろしければこちらもご覧ください。

尾州ウールと麻のパンツ
尾州ウールと麻のワンピース
重ね襞のワンピース

フォーマルらしいということは、反対に日常では手にしづらい印象を持たれるかもしれませんが、社内に日常で愛用しているスタッフがいたので、その愛を思う存分話してもらいました。
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【身長別着用レビュー】セミフォーマル「重ね襞のワンピース」

特別な日のための服。自分に似合うものを購入して、長く着たいですよね。
そこで今回、少しでも参考になればという思いで、身長別のスタッフの着用レビューをお届けします。

今回取り上げるのは、重ね襞のワンピースです。

商品ページのモデルさんは身長167cm。美しく着こなしてくれましたが、もう少し低めの身長の人が着るとどう見えるのでしょうか。
今回は、162cm、157cm、152cmのスタッフがそれぞれ着用してみました。履いている靴のヒールは6cmです。
ご参考になれば幸いです。

身長162cmのスタッフが着用

ジャケット着用
ワンピースのみ着用

「ひだもそうですが、生地も上品な光沢があって、特別感があります。長さはたっぷりありますが、重さはあまり感じずに着心地が良く、生地のほどよい厚みも安心感を感じます」

「すっきりとした女性らしいシルエットですが、かがんでも窮屈じゃないし、子どもと一緒のときも動きやすそうなのが嬉しいです」

身長157cmのスタッフが着用

ジャケット着用
ワンピースのみ着用

「生地に安心感があります。厚手というほどでもないのですが、しっかりしているので、着ていて布が泳ぐ感じがしなかったです。生地感的に冬にも着られそうと感じた、尾州ウールシリーズよりも厚みがあります。こちらも長いシーズンで着られそうです」

身長152cmのスタッフが着用

セミフォーマルの中で、最も総丈が長いワンピースですが、小柄な方が着用してもフルレングス丈のワンピースとして着用できます。

「この身長だとまずは丈が合うかどうかが毎回気になるところです。着る前は長いかなと思ったのですが、意外にも着れて嬉しかったです。上品でありつつ華やかさもあるので、ちょっとしたパーティなどでも活躍してくれそうです」

「靴によっては、階段を上る時や座る時などに、後ろを少し気遣った方がいいかもしれません」

「同じ身長の方と比べても少し腕は短めなのですが、ジャケットは手の甲にかぶってしまいました。ワンピースだけで着た方がすっきりと着られそうです」


お手入れについて

⼿洗い(部分洗い)または、ドライクリーニングをおすすめします。
洗った後に形を整えて、雑誌などで重りを乗せたりなどの⼿⼊れが必要になりますので、ご⾃宅の⼿⼊れは部分洗い程度にとどめていただき、全体を洗う時はクリーニング店へ依頼される⽅が、⻑くきれいに着ていただけます。


中川政七商店のセミフォーマルの中でも最も着丈の長いワンピース。身長によって見え方の印象は変わりますが、幅広い身長の方に着用いただけそうです。
動く度に裾のプリーツがしなやかに揺れ、大切なシーンに華を添えてくれます。特別な日の一着に選んでいただけたら幸いです。

セミフォーマルは他のシリーズも、身長別の着用レビューをご用意いたしました。

尾州ウールと麻のパンツ
尾州ウールと麻のワンピース
四葉紋のワンピース

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