心も体も温まるホットドリンク「奈良の森のシロップ」を使ったレシピ

「飲む、奈良の森林浴。」をテーマに、奈良の森に育つ草木を蒸留・加工した「奈良の森のシロップ」。日本の里山に眠る可食植物を蒐集し、新たな価値を見出す「日本草木研究所」さんとのコラボレーションで生まれた商品です。

口いっぱいに広がる自然の香りが好みで、暑い時期は毎日のように冷たい炭酸で割ってサイダーにして飲んでいました。

季節が変わり、ホットアレンジも楽しみたいなと思っていたところ、草木研究所さんにおすすめレシピを3つ教えていただきました。

これはどれも気になる…!と思い、さっそく全て試してみました。

やさしい風味でリラックス「就寝前の森林浴」

<材料(2杯分)>
りんご…100g
皮付きしょうが…3g(スライスで約2枚分)
ゆずの皮…適宜
奈良の森のシロップ…35ml
水…250ml

<つくりかた>

りんご、しょうがはスライスする。
お好みでゆずの皮も切っておく。

鍋にすべての材料を入れて沸騰させる。

沸騰したら火を止めて2分置く。
茶漉しで漉したら完成。
※2分以降置くと素材の苦味が出やすいので、なるべく2分前後で漉すのがおすすめです。


味の想像がつかずに、どきどきしながらひと口。
思わず「やさしい…」という声が漏れました。

しっかりシロップの味はするけれど、りんごや生姜、好みで入れた柚子がほんのり香り、バランスが取れています。

シロップ自体が少し癖のある味ですが、サイダーにした時よりも全体的にやさしく飲みやすい印象。

なるほど。確かにこれはおやすみ前のリラックスタイムにぴったりです。

おはようのひとときに「ホットレモネード」

<材料(2杯分)>
レモンのスライス…2枚(約30g)
レモン汁…10ml
奈良の森のシロップ…50ml
水…250ml

<つくりかた>

鍋にすべての材料を入れて沸騰させる。

レモン汁をたっぷり
奈良の森のシロップも一緒に入れます

レモンのスライスをカップに浮かべながら、レモンティーのように飲むのがおすすめ。


こちらはすっきり飲みやすい!

レモンがメインのシンプルなドリンク。酸味が強いのかな?と思っていましたが、シロップの甘さと中和して、とても飲みやすいレモネードに仕上がっています。

カップに浮かべたレモンも可愛らしく、癒されながら体の芯から温まる、冬の朝に元気をくれるようなドリンクです。

大人な甘さと香り「森のショコラショー」

<材料(2杯分)>
チョコレート(ブラック)…50g
奈良の森のシロップ…40ml
牛乳…250ml

<つくりかた>

ブラックチョコレートを細かく刻み、牛乳と一緒に鍋に入れる。

焦げないようにゆっくり加熱して、チョコレートが完全に溶けたら「奈良の森のシロップ」を加える。
よくかき混ぜたら完成


今回教えてもらったレシピの中で一番気になっていたのがこちら。
奈良の森シロップがチョコレートに合うの?という疑念を少々持ちながらつくっていましたが、
いざ溶けたチョコにシロップを加えるとなんとも言えないいい香りがふんわり。

ひと口飲んでおいしさにびっくり。ブラックチョコレートを使ったことで甘すぎず、シロップは調和しつつもしっかりアクセントになっていて、想像以上に飲みやすかったです。

もちろんショコラショーだけでも美味しいけれど、そこに植物の風味が加わると今まで飲んだことのない清涼感を楽しめました。


今回の3つのレシピはどれも初めての味わいで、奈良の森のシロップの新しい使いかたを発見できました。

寒い日が続き、体調も不安定になることの多い今、植物の力にも支えてもらい、心身ともにほっと温まる習慣を持とうと思います。

<掲載商品>
日本草木研究所コラボ シロップ 奈良の森

【わたしの好きなもの】家族と団らんしたくなる、お茶を囲む道具たち

秋を感じる日が少しずつ増えてきました。

毎日の飲みものも、冷えた麦茶が最高!だったのがいつのまにか、あたたかい番茶でほっとしたいな、なんて思うように‥‥。

これまでお茶の時間は、あり合わせのマグカップや耐熱ガラスのコップなどで済ませていました。ところが(私事で恐縮ですが)先日入籍し、お互いの家族を家に招くことが以前より増えたこともあり、これを機に湯呑を揃えることにしました。

来客用に茶托のついた、きちんとした湯呑を5脚ほど揃えようかなとも考えたのですが、お客さんといえどほとんどの場合が家族や友人だし‥‥。
肩ひじ張らないほっこりとしたおもてなしができたらいいな。
それにせっかくなら普段から気軽に使ってあげられるものがいいな。

そんな想いから、個性豊かな5つの湯呑を迎え入れました。

それからすぐに夫の家族が遊びに来てくれたので、さっそくみんなでお茶を囲む時間に。

土瓶は直接火にかけられる大きめのものを。陶器の土瓶でお湯を沸かすとまろやかな口あたりになり、お茶がさらに美味しくいただけます。

今回は簡単にパックの番茶を使いました。土瓶の内側に茶葉が漉せる穴が空いているので、茶葉でも楽に淹れることができます

お湯が沸いたらそのまま食卓に運ぶことで、お茶を出している間も家族と過ごすことができます。

新しい湯呑をお披露目すると、自然と「私これが好き」「これかわいい」と、好きな湯呑を選ぶ流れに。なんだか素敵な時間だなぁと嬉しくなりながら、まずは一杯どうぞ、とお茶を注ぎます。

鉄製のウォーマーの上に乗せておくと60度くらいをキープしてくれるので、あたたかいお茶をゆっくりたのしむことができます。たっぷりの容量のおかげもあり、はじめに沸かした後は立ったり座ったりを繰り返すこともなく、ホストである私もいつもよりのんびり(おやつも多めに)楽しめました。

湯呑が空になったらみんな自分で気兼ねなくおかわりしたり、ついでにどうですか?と注ぎあったり。いつも通りの他愛ないおしゃべりだけど、いつもより穏やかな空気が流れているような、とても心温まる時間を過ごせました。

義母のお気に入りはこちら。段があることで持ちやすい形状と、手で包んだ時のやさしい肌あたりがポイントだそうです
日本茶が大好きな義父は、一杯でたっぷり飲めるものを選びました。柄がいいねと褒めてくれ、何度もおかわりをしながら会話を楽しんでくれていました
やわらかい八角形の足が特徴的なこちらが私のお気に入りです。小ぶりな湯呑だと途中でお茶が冷めてしまうことなく、あたたかいうちに飲み切れる!という点が新しい発見でした

湯呑をお迎えしてから、来客時以外にも夫婦でお茶をのむ時間がちょっとした楽しみになっています。

その日の気持ちにあわせて、湯呑を選んで。
手に持ったときに感じる豊かな素材感にほっと安心して。

毎日の何気ない時間がますますあたたかいものになりました。
今回は悩んだ末に5つの湯呑を選びましたが、これから少しずつ増やしていくのもいいなと、いつかの楽しみにしています。

全9種類の湯呑シリーズ。素材も色もサイズも異なりますが、並べたときには不思議と統一感があります。ぜひお好みの組み合わせを選んでくださいね

<掲載商品>
ころ湯呑 瀬戸焼 口紐黄
ころ湯呑 有田焼 白磁ろくろ
ふくら湯呑 益子焼 白泥掻き
萬古焼の直火土瓶 籐 白釉
南部鉄器の土瓶ウォーマ―

<関連特集>
湯呑・土瓶の一覧はこちらから↓

編集担当:岩井

【わたしの好きなもの】キッチンでも食卓でも大活躍中「波佐見焼の保存の器」

数ある台所道具の中で、「なくては困る」と感じているもののひとつが「波佐見焼の保存の器」です。
はじめは「あったら便利かな」と軽い気持ちで買ってみたのですが、今では毎日手放せないほどお気に入りになりました。

「保存の器」と名のついたこちらは、余ったおかずなどを入れて冷蔵庫で保存ができ、直接電子レンジにかけられ、そのまま器として使うこともできる、という優れもの。

大きい順に「中鉢」「小鉢」「ちょこ鉢」の3つのサイズがあり、主菜やつくり置きには「中鉢」、副菜や1人分の料理には「小鉢」、少し余ってしまったおかずや漬物は「ちょこ鉢」、という風に使い分けることができます。

温めるときも簡単で、蓋をずらしてレンジにかけるだけ。毎回ラップを使わなくていいのも嬉しいポイントです。

そしてそのまま食卓に並べるだけなので、別の器に移し替える手間も洗い物も減って、食事の準備が楽になりました。

シンプルな形と上品な色は、器としても素敵な佇まい。さらに、蓋は小皿としても使えるというおまけつき。
自社製品ながら、「よく考えられているなぁ」と使うたびに感心してしまいます。

わが家では、おかずの保存以外にも様々に活躍中。こんな使い方もできる!という発見がいくつかあったので、紹介させてください。

スープのつくり置きに

1人分の汁物には「小鉢」がちょうど良いサイズ。具材だくさんのスープやたっぷり飲みたい場合はワンサイズ大きい「中鉢」がおすすめです

寒いこの時期に特におすすめなのが、スープやお味噌汁の保存に使うことです。
以前はお鍋で作ったらそのまま冷蔵庫に入れていたのですが、食べるときに火にかけて温めてお玉でよそって、食べきったら鍋を洗って‥‥と、忙しい朝にはてんやわんやになることも。

粗熱が取れたら「保存の器」に1杯分ずつ分けて冷蔵庫に入れておくと、食べたいときにレンジで温めるだけで済み、洗い物もこの器とスプーンやお箸だけ。さらに食べる直前まで蓋をしておけるので、冬でも冷めにくいんです!
朝のバタバタの中でも、温かい汁物でひと息つく時間を取れることが多くなりました。

取っ手のついたお鍋と違って冷蔵庫の中でコンパクトに収まるところにも助けられています。

※液体を入れてレンジで温める場合は吹きこぼれにご注意ください。満杯より少なめに入れることをおすすめします。

半端な食材・ドレッシングやソースの保存にも

調理中に少し余ってしまった薬味や、翌朝使うために細かく切った野菜など、半端な食材が出たときは一番小さい「ちょこ鉢」に入れておくと便利です。
使いきれなくて保存に困ることの多いツナ缶やトマト缶も、こちらの器に移し替えると、臭いが漏れにくく、使った後もさっと洗えます。

※完全密封ではないので早めに使い切るようにしています。

ツナ缶 (70g) 1/2~1缶には「ちょこ鉢」、トマト缶(400g) 1/2缶には「小鉢」がぴったりです

蓋をして重ねて置けるので作業台の上でも場所を取らず、さらにそのまま小さなボウルとして調理にも使えるので重宝しています。

また、手づくりのドレッシングやソースをストックしておくのにもおすすめ。
そのまま食卓に出せて、残りはまた保存しておけます。

わが家ではパスタ用のミートソースやトマトソースを多めに作り、翌日以降の朝食としてトーストやバゲットに塗ってチーズを乗せて食べるのが定番です。

お弁当づくりの強い味方

あまり料理が得意ではない私の、お弁当づくりを助けてくれるのも「保存の器」です。
毎朝一から調理するのは大変なので、前日に作ったおかずと組み合わせて、何とかお弁当を完成させています。
多めに作った分を保存の器に入れておくと、あとは翌朝の作業の合間にお弁当箱に詰めていくだけ。
こうすることで毎日の調理は1〜2品くらいで済んでいます。

わが家のお弁当セット。家事問屋の「スリムバット」は、「保存の器 小鉢」を2つ並べるのにぴったりです。※2段重ねて運ぶ場合は器が滑らないようお気をつけください

冷蔵庫の中でトレーにまとめておいて、すぐにキッチンに運べるようにしています。
前日の夜ごはんの残りをお弁当に使うことも多いのですが、一緒に重ねておけば迷わず取り出すことができます。

卵が半分浸かる程度のたれを入れておいて、途中で卵を回転させると均等に味が染み込みます。

特に重宝しているのが、味付け卵の漬け置きです。
めんつゆに漬けるだけでも作れる味付け卵は、お弁当の見栄えと隙間埋めに欠かせません。
卵の個体差によって若干異なりますが、「小鉢」にMサイズのゆで卵3つがぴったり入るくらいのサイズ感です。
チャック付きの保存袋よりも出し入れが楽で、また器の丸い形が卵にフィットして漬けだれが少量で済むのでおすすめです。

調味料入れにも使っています

食材やおかずの保存とは異なりますが、わが家では「ちょこ鉢」を粗塩入れとしても使っています。
口が広がった形は指が入れやすく、片手で持ちやすいので調理中もさっと使えます。そのまま卓上に出せるのも便利なんです。

※吸水性のない器なので、中で塩が固まる場合があります。わが家では粗い塩は固まらず使えていますが、塩の種類や環境にも左右されるので少量で試してからお使いください。

「ちょこ鉢」はバターや手作りのジャムの保存にも便利で、いつもなにかしらに使っています。




使わない日がないほど活躍中の「保存の器」。

好きなところを挙げると、軽くて取り回しがしやすい、使わないときは重ねて収納できて数が増えても困らない、口が広くて洗いやすい、お手入れが楽で丈夫な素材、臭いやシミがつきにくい‥‥などなど、きりがありません。

レンジ対応の保存容器は他にもありますが、私はやっぱりこれが使いやすいなぁと感じています。
使ったらすぐに洗ってまた使って、を繰り返していて数が足りなくなることも多いので、あとふたつくらい買い足そうかな、と目論んでいます。


<掲載商品>
波佐見焼の保存の器 ちょこ鉢
波佐見焼の保存の器 小鉢
波佐見焼の保存の器 中鉢
家事問屋 スリムバット

編集担当
宮浦

【わたしの好きなもの】“じんわりあたたか”が続く「起毛キルトカバーのステンレス湯たんぽ」

自他ともに認める寒がりの私。

「今年も乗り越えられるだろうか‥‥」。そう身構えるところから、私の冬は始まります。(幸い今年は暖冬で嬉しい限りです)

私の冬の必需品たち。※一部完売商品もございます

寒い季節、そんな私のマストアイテムのひとつになっているのが、「湯たんぽ」です。

末端冷え性なので、どれだけ長い時間お風呂に浸かっても、靴下とルームソックスを重ね履きしても、冷たい布団に潜り込んだら最後、足先があっという間にキンキンに冷えてしまいます。

湯たんぽには子どもの頃から助けられてきました。これさえあれば布団の中で凍えることも、夜中に寒さで目が覚めることもないという信頼から、今でも冬は毎日使っています。

今回はそんな湯たんぽヘビーユーザーの私が特に気に入っている「ステンレス湯たんぽ」の良さをお伝えしたいと思います。


昨年まではプラスチックやゴム製の湯たんぽを使っていました。
取り扱いがしやすく気軽に使えるので便利なのですが、熱くなりすぎないようお湯の温度に気をつける必要があったり、夜中に目が覚めた時には冷めてしまっていたり、私の場合はいくつか気になる点もありました。

そんな中、「これ試してみたい!」と思ったのが「起毛キルトカバーのステンレス湯たんぽ」。
湯たんぽと専用のカバー、お湯を注ぐためのじょうごがセットになっていて、すぐに使い始めることができます。

まず惹かれたのが、ステンレスの美しい見た目です。

表面の凹凸は、熱による変形を防ぐためのものだそう。お湯を捨てるときにこの凹凸が手に引っかかって持ちやすいんです!

小ぶりな丸い形はどこか可愛らしく、シンプルですっきりとしながらも丈夫な「日本の道具」という感じがして。とにかく理想のデザインでした。

カバーは手洗いすることが可能。衛生的に使えるのは嬉しいポイントです。

専用のキルトカバーは起毛素材で温かみがあり、カバーをつけると小さなクッションのよう。
ころんとした姿はインテリアに馴染んでくれて、部屋に置きっぱなしにしていても違和感がありません。

また、この湯たんぽは金物の産地・新潟県燕市で作られています。日本製という安心感や丈夫で長く使い続けられるところも、購入の決め手になりました。

そんなわけで、この冬、ステンレスの湯たんぽデビューを果たしたのです。
そして実際に使ってみると、これを選んでよかったと思えるポイントがいくつかありました。

“じんわりあたたか”が長続き

抱きかかえるのにも丁度良いサイズ感です。

まず実感したのが、ステンレスならではの保温性の高さ。
休みの日には朝一番で湯たんぽにお湯を入れて、共に1日過ごすことも多いのですが、夕方頃まで温かいままだったので驚きました。

※低温やけど防止のために、長時間使用される際はブランケット等の上からお使いください。

もちろん就寝時も大活躍。朝にかけてゆっくりと温度が下がっていくので、寒さで夜中に目が覚めることもありません。
ステンレス素材のおかげか、熱の伝わり方も“じんわり”という感じで、毎日気持ちよく眠りについています。

※カバーをしていても長時間肌に触れていると低温やけどの危険性があります。布団が温まったら取り出すか、肌に当たらない位置にずらして使用しています。


最近は朝起きたらほんのり温かい湯たんぽを抱えてキッチンに向かうのが日課になりました。

中のお湯はシンクの桶に入れてお茶碗をすすいだり、ぞうきんを濡らしてお掃除に使っています。

手に触れるのになんとも心地よい温かさ。
「そういえば子どもの頃、朝は湯たんぽのお湯で家族みんなで手を温めていたなあ」と懐かしい気持ちも相まって、朝の家事がほっとする時間になっています。

熱湯を注ぐときも安心!

実用的で使い勝手が良いところも、買ってよかったと思えるポイントのひとつ。
毎日使う中で一番ありがたいのが、お湯を入れやすいところです。

不器用な私は、湯たんぽに熱々のお湯を注ぐ際も、カバーに入れる際もかなり慎重になります。
前に使っていたものは自立しなかったので片手で持ってお湯を入れていました。注ぎ口からこぼれたお湯が手に触れたり、片手で持ったポットの蓋が外れて落ちてしまったり、何度かそんな危ない経験も‥‥。

金属の湯たんぽの保温性の高さを知りながらなんとなく避けてきたのも、カバーに入れる際のやけどが怖いからでした。

こちらの湯たんぽは手で持たなくても、どしっと安定します。さらにキルトカバーをぱたんと半分に折り返すことで、カバーをしたままお湯を注ぐことができるんです!

付属のじょうごを使えば、より安心です。
こちらのじょうごは、湯たんぽに合わせて特注で作ったつくったもの。だから湯たんぽの口にぴったりなんですね。
小さくて可愛らしい見た目も気に入っています。

さらにさらに、蓋には持ち手としてワイヤーがついています。
蓋を閉めるときも持ち上げる時も、この持ち手のおかげで安全に作業できます。

このようなたくさんの工夫によって、以前のような熱い思いをせずに湯たんぽを準備できるようになりました。(デザイナー、生産者さん、本当にありがとうございます)

デザインも実用性も兼ね備えた、お気に入りの「ステンレス湯たんぽ」。
布団の中でじんわり包まれるような温かさが本当に心地よく、早くも手放せない存在になりました。

これからいよいよ寒さ本番ですが、おかげさまで今年も冬を乗り越えられそうです。


<掲載商品>
起毛キルトカバーのステンレス湯たんぽ
ウールキュプラのふんわり軽いブランケット 真鍮のキルトピン付き

編集担当
岩井

【わたしの好きなもの】うるおうのにべたつかない「植物由来の全身用オイル」

やっと出会えた理想のスキンケア

肌のカサつきが気になる季節がやってきました。

私は全身乾燥肌で、冬はお風呂上がりや朝の保湿が欠かせません。中でも特に、日中のハンドケアにずっと悩んできました。

手の乾燥が気になったタイミングでしっかり保湿をしたいのですが、高保湿のハンドクリームは家事や仕事中にベタベタするのが気になるんですよね‥‥。
結局、べたつきが気になりにくい、さらさら系のクリームを何度も塗り直すことになり、毎年のプチストレスでした。

そんな私が近ごろ手放せないのが、「植物由来の全身用オイル」です。

植物由来シリーズ」に全身用オイルが仲間入りすることは耳に入っていたものの、スキンケア用のオイルというものに馴染みがなかった私はあまり気に止めていませんでした。

これは‥‥!と思ったのは、発売前にサンプルを試したとき。

容器を振って手に出した瞬間、ふわっと漂った柚子の香り。思わず「いい香り‥‥!」と声に出すと、周りにいたスタッフたちも「癒される〜」とうっとりしていました。

柚子の果皮から抽出した香りは、まさに「本物の柚子の香り」。ほろ苦さもある落ち着いた甘さの、自然な香りを感じました。

これからの季節にぴったりのほっとする香りに、手のひらに出してからしばらく顔を近づけていたほどです。

この時点で心が惹かれ始めていたのですが、さらに驚いたのがその使用感。
マッサージもできるオイルと聞いてこってりしたテクスチャを想像していましたが、手に取ると意外にもさらさらでした。

「あっ、さらっとしたタイプなんだ、ふーん」と、保湿力を少し疑いながら手の甲に伸ばしてみると‥‥。
その瞬間、しっかり肌に浸透していく感じがしました。そして、想像以上にしっとり。テクスチャがさらっとしているので一度にたくさん必要なのかなと思いましたが、少量でスーッと伸びました。

手を洗いたくなるようなべたべた感はなく、日中に使用してもその後の作業の際に気になることはありませんでした。
香りも、つけたときにはふわっと広がりますが、その後は落ち着いていきます。香りがきつくて使いづらい、という心配もありません。

しっかり保湿してくれるのにべたべたしない、日中でも使いやすい使用感。私が求めていたものはこれだ!
それまでオイルで保湿をする選択肢がなかった私に、新しい出会いが訪れました。

手も足も顔も、カサカサしているところがたくさん。はやく全身に試してみたい!
「これ、いつから買えますか!」と、前のめりで購入に至りました。


「植物由来の全身用オイル」はその名の通り、植物由来の原料で作ったオイル。使用されているトウキ葉エキスには、ビタミンやミネラルなど栄養分が豊富に含まれているのだそうです。

また嬉しいのが、これひとつで髪からつま先まで全身に使えるということ。さらっと伸びてべたつきにくいので、様々な使い方ができます。

お風呂上がりのスキンケアにプラス。落ち着いた香りなので、顔につける際も抵抗がありません。そのままデコルテや手足をマッサージして、むくみを取りながら乾燥対策をしています。

ヘアオイルとしても使えます。濡れた髪に少量なじませてからドライヤーをすると、髪がまとまりやすくなりました。

朝は洗顔後のスキンケアの際に、特に乾燥が気になる頬と目の周りへ、少量をとんとんと伸ばします。植物由来の化粧水クリームも同じ香りで一緒に使いやすいとのことなので、ライン使いもしてみようかと考えています。

べたつかないので、私のような乾燥肌の方以外も、量を調整しながらお顔に使っていただけるのではないかと思います。

そして日中は手の乾燥が気になった時に数滴伸ばします。ネイルオイルとして爪も一緒にマッサージ。広がる香りに癒されて、気分の切り替えにもなっています。

オイルひとつで様々なケアができるのが楽で、これまで続かなかったマッサージなども習慣になりました。


私が柚子の香りを漂わせながら足をマッサージしていると、一緒に住んでいるパートナーが「なにそれ、いい匂い!」と近づいてきました。
そうでしょそうでしょ、と得意げな私。
お気に入りのアイテムを紹介し、今では一緒にスキンケアやマッサージをするようになりました。

パートナーは仕事柄、水をさわる機会が多く、冬は特に手荒れがひどく悩んでいました。さらに乾燥性敏感肌で、肌につけるものはかなり慎重に選ばないといけません。
念のため少量から使い始めましたが問題なく使え、天然成分の肌へのやさしさを実感しました。

使い始めた翌朝から「いつもよりうるおってる気がする‥‥?」と嬉しそう。

これまでは敏感肌向けのハンドクリームでケアしていましたが、塗りたてのべたつきが気になっていたそう。このオイルはべたつきが少なく嬉しいとのことでした。

香りも、市販のハンドケア用品はフローラル系などが多い中、なじみのある落ち着いた柚子の香りが男性でも使いやすく気に入ったようです。


やさしい成分とやさしい香りで、家族や子どもも皆で使えるというのは嬉しいところ。
自分の肌はもちろん、大切な人の肌まで整っていくのが嬉しくて、早くもこの冬の相棒を見つけた気持ちです。

お肌の悩みは尽きないですが、このオイルでほっとひと息つきながらケアを続けたいと思います。


※使用感はすべて、個人によるものです


<掲載商品>
植物由来の全身用オイル
植物由来の保湿化粧水
植物由来の保湿クリーム


編集担当
岩井

秋冬ごはんをもっと愉しむ

食欲が増す季節がやってきました。

ついこの間まで夏のような気候が続いていましたが、今週からぐっと気温が下がりましたね。

私にとってこの季節の楽しみといえば、食卓を囲む時間。寒いのはあまり得意ではありませんが、おいしいものを食べてポカポカしている時は心から幸せを感じます。

とはいえ凝った料理を毎日、というのは難しいもの。便利な道具やインスタントの食品にも日々助けられています。

見た目にも楽しく、手間をかけずにできる。食べるとあたたかくて心が満たされる。今回はそんな、これからの季節に楽しみたい「食べもの」と「道具」をご紹介したいと思います。

炊飯器にポンと入れるだけ!おかずいらずの炊き込みごはん

秋が深まるほど食べたくなる、炊き込みごはん。
味つきのご飯は、それだけでおいしく、おかずの役割も果たしてくれるのでとっても助かるんです。品数が少ない日でも、炊き込みご飯があれば満足度がぐんと上がります。

特にお米と一緒に炊くだけの「炊き込みごはんの素」は本当に便利。味の調整も必要ないので失敗知らず。具材や調味料の準備もいらないので忙しい日の味方です。

中川政七商店の炊き込みごはんの素は、フリーズドライになっています。これがおいしい上に使いやすく、何度もリピートするくらいのお気に入りです。

お鍋や炊飯器にポンと入れて混ぜて炊くだけ!というのが私にとっては画期的でした。
それまで使っていたパウチのものは、慎重に封を切って、最後の一滴まで絞り出して、生ごみ用のビニール袋に捨てて‥‥と、案外手間がかかっていたんですよね。
こちらは手も袋も汚れず、本当に楽ちんです。

そしてフリーズドライには、嬉しい特徴がもうひとつ。本体に水分を含まないので、ふんわりと炊き上がるんです。炊き立てはもちろん冷めてからもおいしく食べられるので、お弁当にも重宝します。

はじめて使った時は、「フリーズドライって具があんまり入ってなさそう」と勝手なイメージがありました。いざとなれば自分で具材を足そうとあれこれ考えていたのですが、実際に食べてみると想像以上に具だくさん!そのままでも十分満足感があります。

ちょうど一膳分が入る曲げわっぱに入れると、見た目にも楽しく豪華に見えます。
おかずがなくても、少しの副菜を添えるだけで様になるのが嬉しいところ。

その日に食べきれなかった分は、焼きおにぎりやお茶漬けにアレンジして、翌朝に楽しんでいます。


左:ゆず香る国産真鯛の鯛めし 右:出汁をきかせた国産豚の豚めし

味は「ゆず香る国産真鯛の鯛めし」「出汁をきかせた国産豚の豚めし」の2種類。

どちらも素材の味がしっかり感じられておいしいのですが、特に私が気に入っているのは豚めしです。主役になってくれるしっかりとした味わいで、おかずが少ないときや、お腹の空いたときに頼りになります。

鯛めしは、あっさりとした中に鯛の旨味と柚子の風味を感じる上品な味。いつもの食事にプラスして華やかさを出したり、少し特別な日にもおすすめです。

ぜひどちらも試してお気に入りを選んでくださいね。

サクサクとろりであたたまる、器ひとつでつくるパイシチュー

突然やってきた冬の気配。かじかんだ手に季節の移ろいを感じ、少しだけ寂しさを覚えるこの頃。そんな時には決まって、あたたかいシチューが食べたくなります。

大きめのお鍋で一度にたくさん作ることもありますが、最近は1人サイズのスープボウルを使うのがマイブーム。直火対応の「伊賀焼のスープボウル」は、コンロの上に乗せて調理をして、そのまま器として食卓に並べることができます。

このスープボウルを使うことで、食べたい分だけ手軽に作れるようになり、後片付けも楽になりました。丸くて小さいスープボウルがコンロに並ぶ姿も可愛くて癒されます。元々大好きなシチューですが、これまで以上に登場回数が増えました。

さらにパイシートをのせてこのままオーブンへ。市販のパイシートを使えばパイシチューも簡単にできると知ってからは、よく作っています。工程ごとに違う器に移さなくていい分、洗い物が少なく済むのも嬉しい点です。

パイが膨らむのを待っているわくわくした時間も、この季節ならではの楽しみのひとつ。

サクッとパイをやぶると、中にはとろりとしたシチューが。

熱々の器でいただく特別感が、心まで満たしてくれます。

簡単なのに見栄えがするので、我が家ではクリスマスなど特別な日にも作っています。ぜひお試しくださいね。




あたたかい食卓が恋しい季節。

お鍋にグラタン‥‥。他にもたくさん“冬の愉しみ”がありますよね。自分なりにお気に入りのレシピや道具を見つけて、季節のおいしさをもっと味わいたいと思います。



<掲載商品>
「フリーズドライで手間なく簡単」産地のごはん 冷めてもおいしい炊き込みご飯の素
ごはん粒のつきにくい一膳曲げわっぱ
伊賀焼のスープボウル
瀬戸焼の小皿
食洗機で洗える木のスプーン スープ用


<掲載特集>