【はたらくをはなそう】卸売課 課長 高倉泰

高倉泰
卸売課課長 兼 日本市ブランドユニット

2014年入社
卸売課にて受注・出荷業務、オリジナル商品の企画、催事・展示会開催を担当。
2016年課長着任
300周年博覧会にて会場構成と商品開発コンサルティングを担当。
日本市BUとしてお土産もののコンサルティングも担当しています。

「はたらく」ということが何かを考えると、
なんらかの「価値をつくる」という答えがしっくりきます。
それは誰かのためになるということで、
自分が「はたらく」ことで社会と関わっていると感じます。

自分本位の私ではありましたが、
一緒にはたらく仲間や、仕事を依頼頂いた方々、
商品を作って頂いている方々と、考えや喜びを共有することが、
楽しくて嬉しいものだな、と少しずつ感じるようになってきました。
「はたらく」うえで、関わる人に良い影響を与えたい、
という想いは忘れずにいたいものです。

日々、はたらく上で大切にしているのは「前を向くこと」。
これは中川政七商店で「はたらく」上での行動指針をまとめた、
「中川政七商店のこころば」の中の言葉の一つです。
私の場合もう少し噛み砕くと、「困っても困らないこと」。

正直、はたらいていると困ることばかりです。
困った困ったと下を向いていても解決しないし、楽しくありません。
どんな難題も、真摯に向き合えば解決しない問題はない。
と思い込んで行動できるかどうか。

だから、一緒にはたらく方々と意見を出し合って、
良い案が出た瞬間が最も楽しいかもしれませんね。
曇り空に光が差し込んでくるイメージです。

東京から奈良に来て2年が経ちました。
小さくも大きな変化は、
月曜日を迎えるのが苦ではなくなったことかもしれません(笑)。
と言うと家族に誤解を与えそうですので弁解しますが、日曜日もとても楽しく、
家族の支えがあって「はたらく」を楽しめていることを最後に加えさせて頂きます。

【はたらくをはなそう】中川政七商店デザイナー 渡瀬聡志

渡瀬聡志
(中川政七商店BU デザイナー/ 花園樹斎 ブランドマネージャー)

2014年入社。
中途入社し商品企画課 デザイナーとして勤務。
現在は中川政七商店ブランドのデザイナー、花園樹斎ブランドマネージャーを兼任。

生活に根付いた道具、雑貨が好きで、
2年前に文房具メーカーから中川政七商店に転職しました。

中川政七商店で扱う品は多岐にわたり、
スプーンから歯ブラシ、植物まで、生活にまつわる様々なものを企画できます。
雑貨が大好きな私はそれだけでとても楽しいのですが、
加えてここには、それを練り上げていける感性の近い仲間と、共感して形にしてくれるつくり手がいます。
シンプルながら、これらが揃うものづくりの環境はとても恵まれていると感じています。

多種多様なものと向き合う毎日ですが、
ものを作るときは、最大限に自分ごととして捉えるよう努力しています。
それを誰よりも好きになって、一番詳しくなれるように。
一番のものさしを自分自身にして、本当にこれを欲しいのか、自問自答します。
調べて、考えて、あーだこうだ揉んで、腑に落ちるところまで落とし込む。
ギリギリまでやって出来上がったものが、
自分の家と誰かの家に置いてあったら、それが本懐です。

今年はものづくりに携わって10年目。
次の10年、その先も、好きなものを、好きな人たちと、楽しく作り続けていられたら最高です。

【はたらくをはなそう】日本市店長 新井あずさ

新井あずさ
(日本市 博多デイトス店店長)
2009年、遊 中川 六本木ミッドタウン店スタッフとして入社
2011年 遊 中川 横浜タカシマヤ店店長
2014年 日本市 博多デイトス店店長

私が日々仕事をする上で大切にしているのは「想像力」です。
自分の話した言葉で相手がどう思うのか。
表情を見てどう感じるのか。
ここに並べることでどんな風に手にとってもらえるのか。
ここに置きっ放しにすることで何が起こるのか。
忘れてしまうことで誰にどんな迷惑をかけるのか。
細かいことを言い出したらきりがありません。

楽しい想像や自分に都合のよいことばかりではありませんが
そこから自分のするべきことがさらに想像できます。
必ずその先には結果があります。
楽しくリラックスしてお買い物を楽しんでいただける。
贈られた方が喜んでくださる。
スムーズに作業が進む。
大事な仕事を覚え身につけてもらえる。
もちろん想像通りになることばかりではなく
失敗することもあります。
でも、さらにそこから想像できる範囲がひろがり
同じ失敗をせずにすむようになります。

毎日の自分の小さな仕事一つ一つが
お客様やスタッフ、お取引さまのお役に立てることを想像しながらそれを原動力に、
これからも楽しくはたらきたいと思っています。

【はたらくをはなそう】日本市ブランドマネージャー 吉岡聖貴

吉岡聖貴
(日本市ブランドマネージャー)

2013年入社。
小売課スーパーバイザー、オペレーションマネージャーを経て、
2014年日本市ブランドマネージャーに就任。
薫玉堂のコンサルティングアシスタントも担当しています。

生まれ故郷の九州から奈良へ引っ越してきた2年半前、
当時はあんなに関西の食や方言が憂鬱だったのに、
今ではすっかりその暮らしを楽しむ毎日を過ごしているなと
思うと、自分の順応ぶりにびっくりします。

社会人になり、いろんな方と一緒にお仕事をする中で思うのは、
強いチームには沢山の共有知が存在するということです。
それはつまり、改めて口にしなくてもわかっている「何か」を
互いに共有しているということ。

「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、
語り合い、感じ、体験を共有する時間を重ねることで
知らないうちにいろんな暗黙知が生まれていて、
それが仕事の成果に繋がったのかなと感じることが
今までにも幾度となくありました。

なので、私が仕事で大切にしているのは、
一緒に働くみんなとのコンテクスト(共有知)を育むこと。
尊敬する象設計集団の言葉です。

中川政七商店の社員、そして、これまでとこれから関わる
日本全国いろんな地域の皆さんとの繋がりを大切に、
困った時には助け合いながら、
時には美味しいご飯を食べながら(笑)、
10年先も繋がっていられるようなチームでありたいと思います。

【はたらくをはなそう】中川政七商店SV 萩原由起子

萩原由起子
(中川政七商店ブランドユニット)

2007年入社。
粋更kisara梅田店、丸の内店の店長を経て、
2012年直営店スーパーバイザーに就任。
店舗運営指導、新店準備、スタッフ採用教育を担当。
2014年から奈良本社勤務。
現在は中川政七商店ブランドユニットに所属しています。

私は店舗スタッフとして入社した日から、
接客させていただくお客様にとって本当に価値があると思う商品しか、
おすすめしたことがありません。

私だったらお世辞で褒められるよりも、
本心で指摘をしてもらえる方が嬉しい。
人を導く立場になってからも
できるだけ相手に伝わる、本心の言葉を選ぶように心がけています。

私が働くうえで大事にしていることは
「嘘をつかない」ことです。
人として、は当然そうなのですが、
仕事に対して嘘をつかない、嘘のない仕事がしたいと思っています。

そのために、「もし自分が相手の立場だったら」という想像はいつもしていて、
そうすることで相手が受け取りやすいボールを投げることもでき、
相手はまた、私が受け取りやすいようにボールを返してくれるように思います。
その少しずつの気配りが仕事を円滑にし、楽しくしてくれます。

入社から8年目。やりたいことをただ必死にやってきた20代とは違い、
誰かのために私ができることは何か?を考えることが
今の働く基準に変わってきたように思います。

新しい仕事を任せてもらえたときにも、
ただ言われた通りにやるのではなく、
まず納得できるまでゴールを考え抜き、チームの中で自分がやるべきことを描き、動く。
同じ仕事なら、相手にも、自分にも嘘をつかずにまっすぐと向き合いたい。
時々、そんな自分が面倒くさくもなりますが(笑)
その方が仕事はずっと楽しくなると信じています。

自分の心に嘘をつくような仕事は楽しいと感じることができません。
「自分に嘘をつかなくても良いから」 というのが
私が中川政七商店で働く理由かもしれません。

中川政七商店には、この人と一緒に働きたいと思える人がたくさんいます。
そして私も、「またあの人と一緒に働きたい」と思ってもらえることが何よりも嬉し
く、励みになります。そういう人でありたいです。

【はたらくをはなそう】遊中川店長 森美沙

森美沙
(遊 中川 札幌パセオ店 店長)

2011年 直営店スタッフとして入社
同年11月 同店店長となる
現在に至る

オープニングスタッフとして入社し気がつけば5年目になりました。
はたらくうえで私が大切にしていることは常にフラットな状態を維持することです。
いいことも悪いことも受け止める自分次第で変わると思っています。
どんなことでも自分を成長させてくれることに変わりはありません。
そのためには視野をせまくせず、自分にできることを考えて行動していくしかないと思っています。
自分の感情や体調に振り回されて正しい判断ができないことは勿体ないと思います。
そうならないためにも今の自分の状態やクセを把握するように気をつけています。

もちろん常に前向きにいられる時ばかりではありません。
余裕がなくなってしまうこともあります。
そんな時こそ自分の状況や感情によって考えが偏っていないか一度考えるようにしています。
「人生は楽しいこと半分、つらいこと半分」
まだまだ未熟でうまくいかないことも多いですが、そうすることで変化も受け入れられますし広く物事を見られるような気がしています。

お客様はもちろんのこと、一緒にはたらく方々に私と一緒に仕事をしてよかったと思ってもらえると嬉しいです。
一緒にはたらいている方々が褒められているのを聞くのも好きです。
少しでも記憶に残れるような、歯車のひとつのように縁の下でだれかの助けになれるような存在になっていけるよう頑張っていきます。